3月19日(火)の記 僕はどう見るか (2024/03/24)
僕はどう見るか ブラジルにて
宮崎駿さんの『君たちはどう生きるか』をサンパウロで封切り中である。 見ておこう。 パウリスタ大通りに面した映画館へ。 これはシネコンになるのかなと思って検索すると、シネコンとはスクリーンが5以上あるものを指す由。 ここは3幕ぐらいかな。 調べてみると、4幕だった。
チケット売り場で高齢のご婦人3人が手間取っている。 おや、日本語で話しているではないか。 スタッフの言うことが理解できていないようなので、助け舟を出すと「あら、オカムラさん」というリアクション。 うちひとりは旧知の人だった。
さて、映画。 ジブリの作品をスクリーンで見るのは、いつ以来だろう。 『ポニョ』が最後だったかな。 日本で映画館に行くときは過労状態が多くて、あれもそこそこ眠ってしまったような覚えが。
冒頭、空襲の火の粉の描写から目を見張る。 ・・・いかにも宮崎ワールドが展開されるのだが、なにがなんだか。 最後はあっけなく。
ストーリーを簡単に説明してよと言われても、説明しようがない感じ。 ・・・、トトロはよかったなあ。
ずばり岩波文庫の『君たちはどう生きるか』を宮崎さんの映画化が発表される前に読んでいた。 おう、これを映画化するのか!という驚きは肩透かしを食らってしまった。
『パーフェクトデイズ』ならすぐにでもまた見たいけど。 こっちは…、飛行機ででもかかったら。
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