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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2024/05/03)
3月21日(木)の記 親戚同伴

3月21日(木)の記 親戚同伴 (2024/03/26) 親戚同伴
ブラジルにて


日本の知人が、アメリカの大学で研究生活中の彼の友人がブラジルを訪れるのでぜひ紹介したいという。
この知人がパートナーとこちらを訪ねた時には、僕が指し示すものをいちいち喜んでくれて、こちらもまことに楽しかった。

その友人と今日の午後3時にメトロのセー駅で待ち合わせをした。
近くでまずカフェーでも飲みながら彼の関心のほどを聞き、それに沿って時間の許す限りのメフィスト役といったところ。

彼には沖縄がルーツの親戚がサンパウロにいて、そこに滞在する由。
おや。
待ち合わせ場所には、彼の親戚が3人、同伴してきた。
どこか近くでカフェでもと言うと「危ないので」親戚3人も同行するという。
彼氏の年齢は30代か。
ニューヨーク州の大学からの訪問である。

・・・20数年前には、日本からのサッカー留学で、親は小学生の息子をブラジルに送り出していたものだが。

彼との話題、そしてブラジルの親類との話題はかみ合わないが致し方ない。
僕の在サンパウロの沖縄系の友人知人らは、亡くなったり帰国してしまったりして久しいので、こちらのユタ事情など聞いてみるとこれはこれで面白い。

さて彼には近場にミュージアムもいくつかあると伝えてあったが、ぜひ行ってみたいという。
親戚同伴で、ブラジルのアーチストが出版した冊子類という意欲的な展示にお連れする。
訪問者もまばらだが、彼はいたく面白かったようだ。

もう一館ハシゴしようと思うが、彼の親戚がこの建物の上階の展望がいいと聞いたらしく、一同で上にのぼることに。
上階の窓から少しダウンタウンの外が見えた。

もう一館はサンパウロの黒人系・先住民系・周辺住民のヴィジョンという、まさにその前に彼の関心はそのあたりにあると言っていたことの展示中だった。
しかし、夕方5時まで。
すでに閉館だ。

保護者たちの都合もあるので、シンデレラボーイとは護送車の駐車場近くまででお別れ。

さて、この時間に帰るとなると家族の夕食も考慮せねば。
東洋人街のコリアン、チャイニーズ系のスーパーに立ち寄り。
台湾系カフェテラスでヤクルトのライム割りをいただいてから帰宅。




 


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