5月27日(月)の記 女帝読後に (2024/06/01)
女帝読後に ブラジルにて
今回、羽田空港で出国後に3冊の本を無税で購入。 10パーセントは少なくない。
うち一冊は石井妙子さん著の『女帝 小池百合子』文庫版。 ブラジル到着後に読み始めたが、一気に読んでしまった。 ジャーナリズムのお手本というべき力作だ。
単行本の出版は西暦2020年5月、文庫版は今年4月。 単行本では仮名となっていた小池現東京都知事のカイロ時代のクラスメートが、文庫では本名となった。 この人の勇気に敬服、拍手。
それにしても、これだけの本が出版された後で彼女が都知事選で当選をしたというのがショック。 東京都民は、本を読まないのか? 今回、日本で当然この本を読んでいるだろう友人に聞くと「まだ読んでいない」と言うのにも驚いた。
傲慢を極める彼女が今年の都知事選にも立候補予定とのことで、暗鬱たる思いがしていた。 ところが! 日本からのSNSで参議院議員の蓮舫さんが都知事選に出馬表明と知る!
これは面白くなってきた。 日本語の読める人は、まずこの本を読んでいただきたい。
都知事選は在外投票ができないのが残念。
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