4月2日(水)の記 ライ麦畑で無気力で (2025/04/04)
ライ麦畑で無気力で ブラジルにて
気合が入らない。 というか、気力がない。
いずれにしても今日は一日断食。
読みかけていた『ライ麦畑でつかまえて』を読む。 恥ずかしながら、この有名な小説はこういう話だとは知らなかった。 タイトルのイメージから、アメリカのどこか田園地帯での若者のロマンス、ぐらいに思っていた。
類似のものでは大江健三郎の『セヴンティーン』を想い出す。 この Rye... の方は検索してみると、ずばり『危険な年齢』という邦訳題もあったとさ。
さて僕が読んでいるのは、白水社の1985年新装版の1986年第三刷。 約40年前のもの。 「天」の部分に一面に茶色い点々が。 気にすると、気になる。
検索すると、大気のホコリや微生物の排泄物などのようだ。 なんとかできないか。
消しゴム… 試すが、非力。 紙やすりがいいようだ。
ポルトガル語でなんというか検索。 200番というのが適当のようだが、これは万国共通かな?
これがありそうな店を何軒かまわって、試行錯誤。 ブラジルの紙やすりは「水やすり」と「木工用」に分けられることを知る。 番号は日本と共通。
200番が在庫切れで400番の「水やすり」を買ってみて、かえって「天」が黒ずんでしまった。 120番の「木工用」でトライすると、そうとうスッキリした。
ライ麦そのものについてもいろいろ調べる。
サリンジャーについても。 これまた恥ずかしながら、デリンジャーについてよりも知らなかった。 その変わり者ぶりに心惹かれる。
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