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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/04/24)
4月4日(金)の記 サンパウロの風倒木

4月4日(金)の記 サンパウロの風倒木 (2025/04/06) サンパウロの風倒木
ブラジルにて


午後からドキュメンタリー映画祭、ブラジル国産のコンペ5本立てを見に行く。
まー、ブラジル国内だけでもいろいろなものがつくられているものだ。

入館前に雨をかぶり、館内は空調冷え冷えで風邪が心配。

親族が入院している病院が、ここから徒歩約30分か。
帰路、寄っていくことにする。
パウリスタ大通りに面したトリアノン公園を通っていくか。

雨上がりの夕方の亜熱帯林の重さ。
お。
風倒木だ。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=10233737769560977&set=a.3410845544903

昨今の強風豪雨による風倒木による混乱は、なかなかのもの。
わが身内も被害に遭っている。

「風倒木」。
この言葉に接したのは日本で大学に入ってまもなく。
東京世田谷の埋蔵文化財の発掘現場で。

層位が不明瞭で攪乱がうががえる部位を、調査員が「風倒木」だと言っていた。
それまでこの語に接したことのない僕は、考古学者の都合による造語かと思っていたのだ。

ブラジルに移住して、日本以上に実際の風倒木を目の当たりにするようになった。
これが実際に歳月とともにどうなっていくのかを夢想するのはおもしろい。






 


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