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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/04/24)
4月6日(日)の記 Day of the Fight

4月6日(日)の記 Day of the Fight (2025/04/08) Day of the Fight
ブラジルにて


これは書きそびれたようだが、自分なりの『七人の侍』の美学を引きずって手がけた『里山の冬の華』(西暦2025年製作、13分45秒)。
https://www.youtube.com/watch?v=cbGbCtjX1MY

これをめぐって思わぬリアクションがあって。
自分なりに自作のオーディオヴィジュアル作品における音のあり方を再考している。

そんなときにSNSでこの作品の存在を知る。
大スタンリー・キューブリック監督の処女作にして自主制作のドキュメンタリー映画『Day of the Fight』。
しかもナントこれがオンラインで見れるとは。
https://www.youtube.com/watch?v=cbGbCtjX1MY

この作品のデータはソースによって異なるが、このキューブリックチャンネルによると西暦1950年製作で12分35秒。

75年前の作品だが、拙作に尺が近い。
あるボクサーの試合当日の一日を紹介する。

これがほぼ全篇に音楽が使われている。
現地音は試合直前のアナウンスと試合中のもののみ。

作曲と指揮はジェラルド・フィールドという音楽家。
調べてみると、のちにテレビシリーズの『ルーツ』や『スタートレック』の音楽を担当している。
どちらも僕は見ていなくて、音楽は浮かばないけれど。

スチールカメラマンとして活躍していたキューブリックの映画処女作がドキュメンタリーで、しかも自身で撮影を担当したというのも興味深い。

キューブリックの音楽の使い方のセンスは、鳥肌たつレベル。
この作品では…一回の視聴ではまだよくわからない。






 


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