5月20日(火)の記 筑豊よ (2025/05/28)
筑豊よ 日本にて
朝、アジフライの聖地・長崎松浦を発って。 伊万里、有田、博多で乗り換え。 いずれも、なかなかの接続待ち。
昼を過ぎ、鹿児島本線赤間駅着。 上野朱さんが迎えに来てくださる。
まずは大・上野英信も好んだといううどん屋へ。 天かすと刻みネギを入れ放題。
次いで、今月リニューアルオープンしたばかりという鞍手町歴史民俗資料館の石炭資料展示室にご案内いただく。 これは驚きの面白さだった。
見学者は、サーチライト付きのヘルメットを着用。 炭鉱を再現した展示スペースで、ライトを当てると動画モニターなどがスタートする。 絵師・山本作兵衛の世界を立体化したようなジオラマも。 おお、上野英信の展示コーナーもあるではないか。
次いで、思わぬ場所を探索することに。 奇遇なことに、すぐ近くに英信の仕事場があったという。
ついで、ついに、旧筑豊文庫に!! 朱さんご夫妻に『消えた炭鉱離職者を追って アマゾン編』をご覧いただく。
感無量。
犬養光博先生は、自分にブラジルの炭鉱離職者に会うだけの資格はなかった、とまで書かれていた。 僕は上野英信を語るだけの資格はなかったかもしれない、と自省。 筑豊のことも炭鉱のことも、知らないことばかりだ。
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