5月25日(日)の記 パネルをはねる (2025/05/31)
パネルをはねる 日本にて
今日も上野のイベントだ。 今日がメインイベント、のようだ。
昨晩の懇親会、上野の居酒屋で総指揮の伊東乾さんと対面。 実にやかましいなかで耳をそばだてながら打ち合わせ。 ブラジルのファヴェーラは、かつて少年雑誌の付録にあった紙で組み立てる忍者屋敷のようだ、というのをお気に召したようだ。 僕は「となりのスラム」というキャッチを自分で言い出して気に入った。
今日のメインゲストである建築家の山本理顕さんがヴェネズエラのスラムと関わっていることもあり、僕にもブラジルのスラム:ファヴェーラの話をしてくれないかと数日前に振られていた。
今日は『里山の冬の華』の弁士を行なう前、イトケン楽団が準備をする時間の「待機音」としてそのトークという訳だ。 ところがそのあとの山本理顕さんら建築の専門家のパネルトークに僕も登壇してほしいと言うではないか。
ウソハッタリを好まない僕としてはなかなかのプレッシャーである。
山手線の車中でもネタを考え続ける。 想えば振り返ると、われながらのファヴェーラねたはいろいろあるものだ。
さて今日は、詳しくは書かないが、こちら関係でさっそくトラブル。 とりあえず、僕なりに落とし前をつけたつもりだが…
パネルトークも含めて、「でたとこ勝負」の極み。 あとになって、ああすればよかった等々のささやかな後悔。
怒涛の二日間だった。
イトケン座長は楽器返却などがあり、オフィシャルな懇親会・反省会は、なし。 友人と上野公園内のカフェで、よもやま話。
さあ次のミッションに備えねば。
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