8月15日(金)の記 KOYAANISQUATSI (2025/08/20)
KOYAANISQUATSI ブラジルにて
隣町で、昨日は古本屋を二軒まわる。
今日の午前中、もう一軒も行ってみる。 三軒それぞれで買うものがあるとは自分でも驚き。
今日は『KOYAANISQUATSI』のDVDを発見、買い。 邦題は『コヤニスカッティ』と覚えていたが、いまは『コヤニスカッツィ』とな。 この奇作の製作は西暦1982年、日本公開は1984年。 当時はやはり『コヤニスカッティ』だったとウイキにあり。
この映画のことは映像記録時代の友人に教えてもらった。 ブラジルで見たか、日本で見たか…
いたく衝撃を受けたのは記憶している。 いま日本語で検索してみると「カルト映画」「非言語映画」といった言葉が。
帰宅後、DVDデッキを接続して、さっそくウン10年ぶりに再鑑賞することにした。
そうそう、このイントロ。 北米先住民の岩絵。 よきかな。
キューブリック『2001』の冒頭のようなシーンがしばらく続き… あとはひたすら当時のアメリカ合衆国の都市部の情景・ヒトの動きの倍速、たまにスローモーション。
最初に見た頃は、ひたすら「オシャレ」で憧れすら覚えた手法。 正直、いまの僕にはなにか陳腐にすら思える。
僕にこの映画を教えてくれた友人はその後、フリーランスのテレビドキュメンタリーディレクターとして活躍。
僕などは当時も今もまるでエフェクトの類が使えないでいる。 それを駆使する彼を、すげえな、と思ったものだが、
その彼が「エフェクトは、あきる」というようになったのを想い出す。
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