9月2日(火)の記 ああ、締めのひと口が (2025/09/07)
ああ、締めのひと口が ブラジルにて
メトロにしてひと駅半ほどの距離の火曜の路上市に。 ちょいと今日は出遅れもして、大半が店じまい中だ。 店じまいセールも食指の動く/値段の折り合いのつくものがなし。
付近にオープンしたベーカリーに寄ってみる。 経営はチャイニーズで、クロワッサンやミルフィーユ系が中心。
イートインスペースもあり、クロワッサンとコーヒーのセットを頼む。 コーヒーはデミタスサイズだった。 ゴルゴンゾーラチーズのペイストも付いて。 バターたっぷりのクロワッサンは、そのままいただいた方がいい感じ。
カフェに寄ったら読もうかと思っていた冊子をチェック。 クロワッサンを飛べ終わった後で、店の女性スタッフ(東洋系ではない)が「食器を下げていいですか?」とやってきた。
チェックに没頭していたので、不意を突かれて「どうぞ」と応じてしまう。
ひと通り持ち去られてから、我に返る。 クロワッサンを食べ終えた後の口直しに、コーヒーを一口分、残しておいたはずだ。 彼女はそれを確認もせずに義務的に食器を下げに来たのだろう。
うかつだった。 そう思うと、バサバサしたクロワッサンを食べた後に液体を注いでいない口中が落ち着かなくなってくる。 さすがにお代わりまでは頼めない。
…こんなことを、いつまでもウジウジと後悔。
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