9月4日(木)の記 魂の秘境から (2025/09/09)
魂の秘境から ブラジルにて
(そこそこ書きあげてから、あらぬクリックで消えてしまう… めげずに、また書きましょう。)
ハタからすればとるに足らぬことでしょうが。 自分としては偶然どころか奇跡の類に思えることが、日常でしばしば生じているように思うのですが。 皆さんは、いかがですか?
昨年、水俣のカライモブックスさんを訪ねた際に求めた石牟礼道子さんの『魂の秘境から』(朝日文庫)。 さっそく現地で読み始めた。 店主の奥田順平さんにご案内いただいたお店の付近が舞台であり、読み耽る。 (ちなみに京都で営業していたカライモブックスさんは、ずばり水俣の石牟礼道子さんのお宅に移転していたのです。)
ブラジルに持ち帰ったものの、そのまま読みかけになっていた。 今日の外出のともに、カバーをかけて。
メトロのなかで開いてみてびっくり。 いま、のたうちまわりながらまとめようとしている拙作のキーワードの地名が登場するではないか。
さらに、かつて僕がサンパウロで出会った人が、石牟礼さんと数十年来のお付き合いのある人として登場するではないか。
こうした偶然、奇跡に、背中を押してもらって。
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