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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/11/12)
10月29日(水)の記 銀河鉄道の鹿

10月29日(水)の記 銀河鉄道の鹿 (2025/11/11) 銀河鉄道の鹿
日本にて


岩手釜石のビジネスホテルで朝を迎える。
格安の部屋をネットで予約したのだが、どうしたことか豪華客船のような一室を提供してもらった。

釜石訪問の目的は、この拙作で紹介させていただいたイエズス会士・堀江節郎神父にお会いするため。
https://www.youtube.com/watch?v=gb4M1TD-Oco

堀江神父に初めてお会いしたのはサンパウロのサンゴンサロ教会で「シネマ屋」のミサの司式をしていただいた時。

堀江神父はその後、ブラジル北東部を経てこの作品の時期のアマゾナス州マナウス、さらに東チモール、北アマゾンのロライマ州の先住民保護区での活動を経て出身地の岩手に戻られた。
80代半ばにして、四国の広さのある岩手県さらに東北各県に自ら車を運転して奔走されている。

佐々木治夫神父そして堀江節郎神父という、持ち味の異なるふたりのカトリック司祭に親しくさせていただいているお恵みに感謝。
僕はカトリックの教義より、こうした人に惹かれているのかもしれない。

今日は昼前に釜石を発つ快速列車でおいとまして、新幹線を乗り継いで一気に新大阪まで向かう予定。
が。

釜石線が陸中大橋駅近くでシカに衝突。
鹿身事故により、30分以上の遅れとなる。

新花巻駅から予約していた指定券がオジャンとなる。
あらたに遅い列車の予約をとるが、新花巻で時間が空いてしまった。

そのおかげで、駅前の山猫亭というお店であれこれ賢治グッズを買うことができた。
地元産の赤ワインもいただいてみるが、これはイマイチ。






 


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