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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/12/28)
12月15日(月)の記 きょうのとむらい

12月15日(月)の記 きょうのとむらい (2025/12/19) きょうのとむらい
ブラジルにて


今年はよく人が亡くなった。

まずは、ブラジルの身内。
そして、佐々木治夫神父。

さらに、こちらの家族のお世話になった先生。
そして今日は集合住宅の近所の人の、没後七日のミサにあずかる。

生前は、顔見知りだが名前も存じ上げなかった。

カトリック教会にて。
今回の神父の説教は早口だが、いくつかポイントは聞き取れた。

「カトリックでは、死は誕生と同じくお祝いするものなのです。
 それだから聖人たちのお祝いの日は、それぞれが亡くなった日なのです。」

カトリック信仰の奥義とでもいうべきか。
とはいえ、たいせつな人をなくしてすぐにこんなことを言い出されたら、このヤローと思ってしまいがちだろう。
だが、七日ほど経つと、少しは聞く耳もでてきそうだ。

黒澤の『夢』の最後のエピソードを想い出すではないか。



 


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