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12月15日(月)の記 きょうのとむらい (2025/12/19)
きょうのとむらい ブラジルにて
今年はよく人が亡くなった。
まずは、ブラジルの身内。 そして、佐々木治夫神父。
さらに、こちらの家族のお世話になった先生。 そして今日は集合住宅の近所の人の、没後七日のミサにあずかる。
生前は、顔見知りだが名前も存じ上げなかった。
カトリック教会にて。 今回の神父の説教は早口だが、いくつかポイントは聞き取れた。
「カトリックでは、死は誕生と同じくお祝いするものなのです。 それだから聖人たちのお祝いの日は、それぞれが亡くなった日なのです。」
カトリック信仰の奥義とでもいうべきか。 とはいえ、たいせつな人をなくしてすぐにこんなことを言い出されたら、このヤローと思ってしまいがちだろう。 だが、七日ほど経つと、少しは聞く耳もでてきそうだ。
黒澤の『夢』の最後のエピソードを想い出すではないか。
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