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2月3日(火)の記 迷宮のカナダ (2026/02/05)
迷宮のカナダ ブラジルにて
正義とは。 平和とは。
本田哲郎さんの本が読みたかった。 と、わが家の埋没図書のなかに本田さんの『小さくされた者の側に立つ神』を発見!
こちらの知人に借りていた沖縄の金井創さん、島たづ子さんの著書を読み終えたので、さっそく本田さんの本にむしゃぶりつく。
して、思わぬ脇道に入ってしまう。
西暦1989年に日本で神父の殺人事件があったという記載。 はて、思い浮かばない。
検索。 1989年3月、神奈川のゆりが丘教会でカナダ人のボアベール神父という人が惨殺されていた。 今の僕と同じ年ではないか。 そして、犯人不明の迷宮入りだという。
検索を続けるが、あまりにも情報が少ない。 松本清張さんが『黒い福音』で追及した西暦1959年のBOACスチュワーデス事件のことは、かなり出てくる。 この事件で殺害された日本人女性と関係のあったのはベルギー人の神父だが、彼は捜査中に日本を離れて、カナダで天寿を全うしている。
近年になって日本のジャーナリストがカナダまでこの事件を追求したルポが出版されているようだ。 いっぽうそれから30年後のゆりが丘のボアベール神父の殺害事件は、あまりにも浮かばれない。
日本の敗戦直後に神奈川の保土谷教会で射殺された日本人神父の事件も迷宮入りとなっている。
日本のカトリック、迷宮入りばかりではないか。
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