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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2026年の日記  (最終更新日 : 2026/04/13)
3月8日(日)の記 常陸三題

3月8日(日)の記 常陸三題 (2026/03/18) 常陸三題
日本にて


ふらふら、へろへろながら、そこそこの荷物を担いで出発。

品川発の常磐線を土浦で乗り換えて、神立。
この拙作の主人公にして畏友の櫻田さんに再会。
https://www.youtube.com/watch?v=lwrTthVMWfs

櫻田さんはこの学校の創設者にして経営者、そして教員かつ運転手も務めている。

生徒数の減少や自身の年齢からそろそろ閉校、とも聞いていた。
が、親御さんから頼み込まれるなどして、もう少しこの学校を続けてみるつもり、の由。

次いで水戸へ。
ホテルに早いチェックインをしてから茨城県近代美術館へ。
「藤田嗣治 絵画と写真」展。
時間がおしていたが、これは見ておいてよかった。

画家の富山妙子さんに、一期一会のロングインタビューをした時のことを想い出す。
富山さんはフジタのことをけちょんけちょんに言っていた。

奇しくもフジタがブラジルのリオを訪ねたのは、西暦1931年。
富山さんが客船からリオに降り立ったのはその30年後の1961年だった。

僕が富山さんにお会いしたのは、記録文学者の上野英信の仕事が契機だ。
富山さんは盟友であるはずの上野英信に対してもかなり批判的だった。
その響きはフジタに向けられたものに近かったな、と改めて気づく。

さて。
「水戸岡村会」の居城・手打蕎麦処にのまえさんでの岡村上映塾。
わが最新作『水俣ナゾの山岳遺跡を探る』の上映。

今回、日本で何軒の蕎麦屋の暖簾をくぐったか。
蕎麦のクオリティをウリにしながら、どこ産の蕎麦を用いているかを聞くと、わからなかったり、嫌がられることがしばしばだった。
多かった答えは「製粉所に任せていますので、わかりません」。

この店の店主にして畏友の眞家(まいえ)さんは故郷常陸産の蕎麦が最良と確信する。
さらに、仲間を集めて高齢化の進む蕎麦農家の援農までしている。
https://www.youtube.com/watch?v=PIh3eiyqaYM

眞家さんは水俣の作品を契機に「常陸風土記」まで引用しながら、郷土愛を語る。
わが意を得たりのリアクション。

ところが、どうも拙作のナレーションの音量が大きすぎて「地」の音声が聞こえにくい。
お店で導入している「5.1」という音声システムのためらしい。
今後、この作品を上映する時に留意しよう。

東京からこの上映に泊りで駆けつけてくれたふたりと、ともに宿に戻って。
ヤンキーなおねえさんの赤ちょうちんで「軽く」イッパイ。









 


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