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3月16日(月)の記 沖縄からの... (2026/03/24)
沖縄からの... ブラジルにて
いつものことだが、深夜に目覚めてスマホをいじる。 嗚呼。
日本のキリスト教メディアの友人、そして琉球新報の友人からのメッセージ。 辺野古の抗議船が転覆。 船長と、修学旅行で訪れていた女子高生一人が死亡。
亡くなった船長は、三週間前に沖縄の日本キリスト教団佐敷教会で『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』の上映を主催してくれた金井創(はじめ)牧師だった。
まさか。 あまりのこと。 こちらからも続報を調べて、徐々に事態が明らかになってくる。
金井さんとは、面識がなかった。 今回の僕の沖縄訪問を知ったサンパウロの友人が、つないでくれた。
金井さんは当時、入院をしていて、上映日となった日は夕方まで汎沖縄の会議があったのだが、上映を快諾してくれた。
サンパウロの友人は金井さんの著書『沖縄・辺野古の抗議船「不屈」からの便り』の1と2を持っていて、僕は訪日前に借りて読み上げていた。
金井さんにはもうひとつ『生き方としてのキリスト教』という著書がある。 これは訪日してから読もうとネット買いしていた。
そして日本到着の翌日に宅配業者からの連絡。 配達中にこの本を紛失してしまったというのだ。
…、トボけられるよりは、正直さと誠意を評価するべき。 代価をお支払いするか、あらたに自分たちで同じものを手配するかの選択を問われて。 同じものを手配するようお願いしたが、明後日からの沖縄行きには間に合わない。
沖縄から戻って読み始めるが、キリスト教についての概論を平易にコンパクトに伝えてくれる。 僕あたりには、おさらいとして格好の書だ。
今回の沖縄の旅で、琉球新報に勤める友人に辺野古の現場を案内してもらった。 金井さんにはこれまで僕が辺野古に行かなかった理由を、フマニタスに関わった体験から話そうと思っていた。 が、上映のあとの身内での食事での席でもそうした話は出なかった。 金井さんからも辺野古に誘われることはなかった。
『抗議船』の本からの印象とは違い、金井さんは実におだやかな人だった。 上映前後でも、自分の主義主張を出さない進行をされた。
そのため、金井さん自身の拙作や佐々木神父に関するコメントを尋ね漏らしてしまった。 おいおいに、と思っていたのだが…
今日は一日、喪に服そう。
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