|
6月21日(日)の記 主日のDVD (2026/06/25)
主日のDVD ブラジルにて
ブラジルの今日は冬至。 冷え込みは容易ではないが、明日からは日が長くなる一方だと思うとなんだかうれしい。
ポルトガル語で日曜は、domingo。 ブラジル生活で、ごく最初に覚えるポルトガル語のひとつだろう。
なぜドミンゴというのだろう? ウルトラ怪獣にドドンゴというのがいたが、関係はあるのだろうか?
検索してみて、ラテン語の「主の日」からきていると知り、納得。
午後、わが家でひとりとなり、久しぶりにDVDを見ることにする。 『二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則』、「『隣る人』工房」制作。 主人公の奥間政則さんの言動を通して、ハンセン病差別、南西諸島の軍事化拡大を告発する。 わがドキュメンタリーもなかなかに地味だが、それに勝るとも劣らない地味なつくりに、なんだかホッとする。
ハンセン病の問題と南西諸島の軍事化問題が奥間さんを通して違和感なくつながっていく。 在沖縄の奥間さんは自分と両親の過去を探るため、奄美を訪ねる。 奥間さんの幼少時代のお世話をしたカトリック修道会の老シスターが登場するのだが、ぞくぞくするものを感じるシーンだった。 テレビドキュメンタリーなら、宗教だからとカットされかねないシーン。
日本の社会の弱者たちが、いかにカトリックの修道者に生かされ、育まれたかはもっと知られてよさそうだ。 真逆の例外も含めて。
このDVDは訪日時に友人にいただいた。 値段は3000円とある。 DVDのパッケージとしては高い金額ではないが、日本の庶民にとっては決して安い価格ではない。 それをオカムラのためになるだろうと考えて、身銭を切って贈ってくれた友の厚情が冬至の冷え込みの主日にあたたかい。
|