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7月12日(日)の記 セラ・ド・マールの法要 (2026/07/16)
セラ・ド・マールの法要 ブラジルにて
ふたたびブラジルのパウロ・コエーリョのデビュー作、邦題『星の巡礼』、山川紘矢+山川亜希子訳、角川文庫ソフィア版から。
冒頭のプロローグの最初のページに「セラ・ド・マール」とそのままカタカナ表記された地名がある。 大半の日本語読者にはなんのイメージも感銘もないことだろう。
もったいない。 このポルトガル語をそのまま訳せば「海の山脈」。 ブラジルの文脈では「海岸山脈」と訳される。
植生や環境区分を考慮するとMata Atlântica の語が用いられるが、これは直訳すると大西洋の森林、訳し込むと「大西洋海岸森林」とされる。
ブラジルの大西洋岸にアマゾン河の南からラ・プラタ河の北までを走る山脈とそれを覆う植生である。 その多様性、希少性と危機は、アマゾンの熱帯降雨林に勝るとも劣らないとされている。
その概論、ヒトそして日本人移民との関連、取材体験はサワリだけでも日記の範疇には収まらないので、またの機会に。
して今日はサンパウロ市近郊にある仏教寺院で身内の法要がある。 先回はあたりまえの幹線道路ではなく、この海岸山脈を体感するコースをとった。 カーナビなしではお手上げのルート、しかも雨がちとなり、途中の山道では問う僕もあって危うく時間に遅れるところだった。 リスクがいっぱいだが、山を覆うスラム街から野生動物の横断に注意を要する山道まで、実に面白かった。
さあどうしよう。 無難なコースをとるつもりが、今日は時間のサバも読んで、先回と同じ「山ゆかば」とする。
いずれにしろ、日曜の朝の交通量なので助かりました。
「わが巡礼の旅は終わらじ」。 伊豆大島富士見観音開祖・藤川真弘師の遺歌より。
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