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7月25日(土)の記 巡礼の奇跡 (2026/07/31)
巡礼の奇跡 ブラジルにて
ちょうどこっちがこのロゼリアの町に滞在した時に、年に一度の聖アナのノヴェナが行なわれていたことだけでも、なかなかの奇遇だと思う。
それどころではないことが!
ボックスホテルでひと晩を過ごして。 枕がふにゃふにゃなのが気持ち悪い。
未明に、騒音。 なにか、マイクのテストのような。 カラオケボックスでもあるのか。
7時過ぎ、家人がミサの歌が聞こえるという。 どこかの部屋のテレビか。
いちおう外に出てみて、たまげた。 広大な駐車場に天幕が張られ、数百人ぐらいの人たちが集まってミサが行われていたのだ! しかも、ラテン語。
我々も遠巻きに参加する。
フランスで生まれた「善き牧者会」というカトリックのグループの巡礼団だった。 このグループはトリエント・ミサと呼ばれるラテン語のミサをおこなう「正殿主義派」。
ブラジル最大の巡礼地アパレシーダに向かう直前のミサ。 アパレシーダでも付近の町の教会でもこのグループによるミサは忌避されて、こうして野外で行なうのだという。
女性たちはほとんどヴェールをかぶり、男女とも身なりはきちんとしている。 2時間ほどのミサだったが司祭の説教はポルトガル語で、平易かつ聴き取りやすかった。
もし当初の狙い通り町なかのホテルがとれていたら、このミサのこともこのグループのことも知ることはなかっただろう。
このあとで、ふたたび「聖顔」の聖堂を訪問。 ゴイアス州からバスでやってきた巡礼団に修道士が解説するのに便乗。 いい話を聴けた。
実り多き巡礼をさせてもらった。
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