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8月16日(日)の記 聖市句会浄土 (2026/08/21)
聖市句会浄土 ブラジルにて
「句会浄土」の名句を僕に伝えてくれたのは畏友の細川周平さん。
ワケあって今日は東洋人街で開かれる「全伯俳句大会」というのにお弁当付きという参加費を払って出席することになった。
まるで勝手がわからないが、主催者から新しい人は前の方に座るように促される。 五枚の短冊も渡されて、初心者向けのルールの説明もうかがえないままこちらも句をひねらざるをえないことになった。
すでに春を題材にしたものを、と今回の大会の募集要項に書かれていて、今日さらに「空」の語を盛り込んだものを優先して選出すると告げられた。 ウン10年前からの複数の知り合いが、コロニア句会の重鎮におさまっているのには驚いた。
他の参加者たちは事前に告知された「春」にちなんだ句をいくつも書き出してきていて、さらに「空」を盛り込んだ句をひねっている。
して、初体験のオカムラの創句は...
初句会 勝手わからず うわの空
これは誰からも「イイネ」ひとつつかなかった。 この句会の前に早朝のカトリックのミサにあずかってきた。 今日のミサでは「聖母マリアの被昇天」が祝われた。 それを盛り込んだ句も、イイネなし。 おそらく僕以外の参加者はこれを知らないのだろう。
黄イペーに 聖母ののぼる 春の空
イペーはブラジルの国花。
もうひとつ、敗戦記念日にちなんだ句は清書する人に「敗戦忌」→「敗戦心」と書かれてしまった。 顔役にそれを申し立てると清書した人の心あたりを告げられて。 その人に伝えると「わたし、日本語がよくわからないので」ということでおしまい。 もちろん「敗戦心」の句もイイネなし。 ちなみに現場でスマホで調べたが「敗戦忌」は日本の俳句の季語になっている。
敗戦忌 祖国の夏を 想う春
まあ、いい話のタネにはなりました。
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