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10月14日(水)の記 箱舟が身近になるとき (2026/10/19)
箱舟が身近になるとき ブラジルにて
残務雑務を書き出して、ひとつひとつにあたっていく。
もう骨董物のスマホのバッテリー交換とか。 取り寄せのため、夕方までかかるという。 久々のスマホ断ち。
午後から知人と会うことに。 このカフェのオリジナルの味噌ラテの写真を新たに撮りたいが… よりによって、スマホがない。
16時前に店を出ると、雨かよ。 スマホの予報では雨はなく、バッグに常備の折りたたみ傘を置いてきてしまったのだが。
これはかなりの豪雨。 サテンの斜め向かいのガソリンポストで雨宿り。 バイク便の兄貴たちが次々に駆け込んでくる。
この辺りは斜面であり、道路は滝となる。 空は黒灰色となり、永遠に続くかと思うような劇雨が続く。
サンパウロをしばしば襲う豪雨も、集合住宅のなかにいるのと外では雲泥の差と体感。
待つこと約30分。 ほぼやんだ状態となり、メトロの駅に向かうと…
ふたたび豪雨。 わが家のシャワーより強烈。 カフェで家族のために買ったケーキを紙袋に入れて抱えているのだが…
メトロの駅にたどり着くと、ほかにも濡れネズミの人たちは多く、妙な安心も。 構内の浸水も始まっている…
ありがたいことに、メトロは運航を続けている。 僕の有様に見かねたのか、見ず知らずの女性が大ぶりの黒ビニール袋を差し出してくれた。
辞退するが、さらにすすめられてちょうだいする。 大人の死体も入るような大きさ。
この袋でずぶ濡れのケーキ収容の紙袋を覆わせてもらう。
不安もあったスマホのバッテリーも無事交換完了。
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