移民百年祭
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沖縄県人会だより
(最終更新日 : 2006/05/05)
--- 沖縄県人会だより 目次 ---
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- 2003年12月号
- 2004年01月号
- 2004年02月号
- 2004年03月号
- 2004年04月号
- 2004年05月号
- 2004年06月号
- 2004年07月号
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- 2004年10月号
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2004年02月号
2004年02月号 (2004/03/07)
沖縄方言【ちゃっさ・いちゃんだ】いくら・ただ(無料)
ブラジル沖縄県人会、評議員の決定
ブラジル沖縄県人会では、各支部から推薦された二〇〇四年〜二〇〇五年度の評議員六十名が去る一月二十五日までに左記の通り決定した。
歴代会長:
山城 勇(糸満市)、伊差川實(具志川市)、宮城 滋(国頭村)、仲川實留(伊平屋村)、天願貞雄(具志川市)
支部・理事会・評議員会推薦:
長田弘一(二世)、原国政明(那覇市)、仲村正弘(東風平町)、国吉次郎、島袋全喜、金城正昌(那覇市)、新垣アントニオ、仲村清徳、天久勲(読谷村)、嘉数秀治(具志頭)、平良義明、仲本菊雄、山田義和、瑞慶覧長正(那覇市)、野原清一、石川 繁、上原真栄、高良仁一、与那嶺ルーベンス(二世)、垣花きめい(二世)、金城幸秀(二世)、金城 徹(国頭村)、大田信夫(糸満市)、新里 孝(金武町)、高江洲義栄(沖縄市)、赤嶺盛幸(浦添市)、新城 哲(二世)、大城 均(二世)、久保玉栄仁一(二世)、真保栄實、前田徳蔵(二世)、知花繁雄(二世)、渡嘉敷唯康、真栄城徳平(恩納村)、仲田直、真栄城玄清、呉屋ミルトン(二世)、親川世松(具志川市)津村 勇(佐敷町)、山内盛一、稲福順一、安里ときお、仲村ペードロ(二世)、宮平ペードロ(二世)、大屋パウロ(二世)、島袋イジドロ(二世)、与谷秀雄、大嶺真次、西銘達雄(久米島)、平良和男(二世)、上間ルイス(二世)、島袋善美(名護市)、長田栄治
県人会定款第四章、三十八条単項により、歴代会長は、当県人会の終身評議員として任に当たる。
歴代会長(五名)始め、五十五名が二月二十九日のブラジル沖縄県人会定期総会において、紹介承認される。
移民一〇〇周年に向けての事業 本部、支部からの提案事項
第六十七回定期総会に寄せられた、提案事項
本部提案事項:
一〇〇周年基金造成並びに、準備委員会の結成
サントアンドレー支部提案事項:
『写真で見る沖縄県人移民一〇〇年史』
発刊についての提案理由
わが沖縄県人会は、移民九十周年祭の記念事業として『ブラジル沖縄県人移民史』を刊行し、内外から高い評価を受け称賛されました。ブラジルにおいては、二〇〇〇年度コロニア文芸賞、母県においては、第二十一回沖縄タイムス出版文化特別賞受賞の栄誉に輝いたことは、私達全県人会員が大いに喜びとしたところであります。
この度、移民一〇〇周年を迎えるにあたって、私達沖縄県人会は、この『ブラジル沖縄県人移民史』のポルトガル語版の発刊を二〇〇二年二月の定期総会において決定致しました。それは、笠戸丸以来の先人達が苦難をのりこえて築きあげてきた今日に至るブラジルのウチナーンチュの歴史と文化、そしてウチナーンチュの心を後世に伝え継承・発展させていくためのすばらしい記念事業と思います。これに加えて、わがサント・アンドレー支部は、『写真で見る沖縄県人移民100年史』の発刊を移民一〇〇年祭記念事業として企画すべきことを本定期総会に提案致します。
本部会館の資料保管室には、歴史的な貴重な写真資料が長い間眠ったままになっております。これを掘り起こし、また、各支部や会員諸兄の家庭にも大切に保管しているにちがいない写真等の資料を広く公募し、これらを総集して、目で見てわかる移民史を編纂することは、大いに意義のある企画と確信致します.
よって、今定期総会の名において、前記ポルトガル版の兄妹編として『写真で見る沖縄県人移民100年史』の出版を一〇〇周年記念事業として決定するよう提案致します。
二〇〇四年二月四日
ブラジル沖縄県人会サント・アンドレー支部 支部長 新城 安盛
サンカエタノ支部提案事項:
毎年発行される、県人会広報誌「協和」の日伯両語での発刊を希望する。
ビラカロン支部提案事項:
平和祈念碑の建立
混迷を深める世界情勢の中で、我が沖縄の歴史と先人達の偉大なる「思想」を平和祈念碑とともに建立する石碑に日本語とポ語を刻銘する。
我々の子弟がその「思想にふれることにより、ウチナーンチュの子孫であることに誇りを抱かせ、現今の世情を直視し、未来への勇気を与えることを目的とします。祈念碑の前に石碑を建立し、左記の言葉を刻銘する。
「現今の世界の政治情勢は、混迷を深めている。その所以は民族間の思想闘争、経済的利権闘争、力による抑圧が主な原因である。
我々は今一度立ち止まり世界に平和が到来するよう祈願すると共に、その実現に向けて人類は真摯な努力をしなければならない。それが後世に対する我々の重大な責務である。」
我が沖縄は王制の次代から近代まで琉球という名称であった。王制の時代で政治、経済、文化あらゆる面における琉球の黄金時代が築き上げられたのは、今から五百二十年前、当時の王であった尚真王時代であった。貿易立国を志向し、中国や東南アジアの国々との貿易を盛んにして国は栄えた。琉球の地を永遠に平和国家にすべく全ての武備を撤廃し、天然資源一つない孤島国家で、毎年、台風と旱魃に脅かされながら、その理想郷創りにまい進したのである。当時の琉球の人々は、国を繁栄させ、人々を豊かにし、そして平和を築く道を知っていた。その道とは何か?それは貿易を通しての信義と礼節を重んじた相互繁栄の思想であった。
そこには全ての人類を尊敬する思想があった。
我々は、南海の孤島「沖縄」から南米大陸ブラジルに移り住み一〇〇周年を迎えた。
この記念すべき年に、沖縄をさかのぼり先人達の英知で理想郷を築き上げたその「思想に触れることは混迷を深める今日の世情に「一条の光明」を見出すものである。
そのようなウチナーンチュの祖先、偉大なる魂に対し、我々子孫は深く頭を垂れ、深甚なる感謝と敬愛の念を抱くものである。
ここに、先人達の熱き思いであった「平和」を祈念してその碑を建立するものである。
沖縄県人会ビラカロン支部 支部長 知花良治
ブラジル沖縄県人会育英資金について
育英事業は一九六〇年の県人会の総会で後世の人材育成を目的に「育英制度を設置する」とあり、翌一九六一年、花城清安県人会長時代に、会館建設の剰余金二四三、五一〇クルゼイロを基にして会員制度で百十六名の会員により発足、「会長に花城清安、副会長は屋比久孟清、会計に宮里正央、幹事に協会役員が兼任する」となっております。
特に、その頃は、我がコロニアも永年、地方農業に従事しておられた戦前移住者の方々が、子弟教育のために都市へと移転し同時に母県よりは戦後移民の全盛期でもあったと思います。
このようなコロニア社会の激しい時代の中で先輩諸兄は教育の重大さを痛感され、この事業が創設されたものと思います。その後四十四年という、歳月が過ぎ去り、百六名の有能な県人子弟が最高学府を卒業され、実社会の各分野で活躍しておりますことは、会員の皆様とともに喜びにたえません。ところが発足以来絶えず資金難にあえぎ、資金カンパとしていろいろな行事を繰り返し、又篤志家からの寄附、会員からの浄財その他、あらゆる手段方法を尽くして、今日までその事業が継続されてきたのであります。
今は故人となった先輩、あるいは現役の先輩各位、そして会員諸兄の子弟に対する教育熱の賜物と思い、執行部の一員として、深甚なる敬意を表する次第で御座います。特に育英制度を活かした諸君がブラジル社会であらゆる分野でめざましく活躍している事実は、この事業の目的と実績が高く評価される所以であります。
当県人会の育英生募集の要項と選考方法については、第二会計理事(育英担当)がその任に当たり採用条件としては:
一、品行方正な大学生。
二、学業成績優秀な県系会員子弟の心身ともに健康である事。
三、経済の事情で就学に支障のある家庭、責任者が認めた学生を対象に理事会に推薦して決定される。
一九九九年以降は毎年三月の最低給料を毎月貸与し、本人卒業後、返済時の三月の最低給料を返済し今日に至っている。
二〇〇四年度育英資金貸与に関する契約規則は
左記の通り:
一、貸与金額は二〇〇四年三月の最低給料とする。
二、返済については、大学卒業後一ヵ年を据え置きとする。
三、返済額については、返済年度の三月度の最低給料を毎月返済する。
四、貸与金は学費以外の目的に使用してはならない。
五、貸与を受けている者、又は、その家族は住所の移動、その他一身上に関する異動等があれば県人会事務局に連絡する事。
六、保証人(保護者・支部長)はその責務を保証する。契約の成立を証明するため、二通作成し当事者署名の上、各一通を所持する。
ブラジル沖縄県人会 会長 宮城調智
債務者署名
保証人署名
ブラジル沖縄県人会 第二会計理事 育英担当 高安宏治
県人会広報誌「協和一〇五号」
去る一月二十一日編集委員会を開催した。編集委員会委員長に与儀昭雄、副委員長、上江田清一、
委員に宮城調智、山城貞雄、赤嶺尚由、安富祖 元、宮城あきら、山城 勇、宮城 滋、与那嶺ルベンス、金城保任、知念マルセーロ、金城幸秀、
一〇五号は、移民九十五周年記念特集号として、素晴らしい内容のある協和誌を会員の皆様にお届けする事ができる、
県人会は第六十五回(二〇〇二年度)定期総会において一〇〇周年事業として、「ブラジル沖縄県人移民史・笠戸丸から90年」をポ誤訳にして、発刊することを議決した、そのご翻訳に関しては、まだオルサメントの段階で、既に二ヵ年が経ち具体的な進展はまだなく、完成するまでにはかなりの時を要すると思うが、二〇〇八年は近くに来ている。本年度の県人会定期総会に提出された、一〇〇周年に向けての事業計画も前記の通り素晴らしい提案が寄せられている。四年後に迫る、移民一〇〇周年、すぐ取り組んでいかないと、時は待ってくれない。
當真嗣一さんからの便り
ミーナス州にお住まいの、當真さんより、お便りを頂いた、
住所の変更通知と、封書には年会費三十レアイスのシェッキが同封されていた。又「本を処分したいから県人会で利用できるなら送ります」と添え書きがあり、私は早速 電話でお話をした。五木寛之、五味川純平、丹羽文雄、大城立祐、三島由紀夫と有名な小説家の本がズラリ、サンパウロ着払いで送って下さいとお願いした。
それにしても當真さんは、かなりの読書家で沢山の本を読んでいらっしゃる。それから、息子さんは連邦大学教授で幸運にもお話することが出来た、教授のお話によると、「向学心のある、優秀な青少年達が希望だったら、ミーナスの連邦大学で学ばないか」
との話で、「もし希望だったら、私が力になってあげよう」との事で、連邦大学案内ビデオテープ他、詳しい案内パンフレットが送られてきた。
かねてよりミナスの大学に希望していた、仲村みどりさん、(仲村正治カンポリンポ支部長の娘さん)に読んで貰う事にした。
ブラジルの大地で県系人が教育の分野で、こんな素晴らしい活躍をされておられる事を本当に誇りに思う。
移民一〇〇周年記念事業 二大組織の合併について
この会議は、与那嶺真次副会長によってポ語で通訳
去る二月二十六日 出席者二十六名、県人会 会議室にて午後五時より、県人会側と文化センター側有識者による合同会議が開催された。
二大組織の合併については前々から、何回も話題に取り上げられていたのであるが、四年後に控えた移民一〇〇周年を迎えるにあたり記念事業として、「二大組織の合併を実現したら如何か」との案が急浮上してきた。
宮城会長: 移民一〇〇周年も四年後に迫った、県人会として、一〇〇周年記念に何を後世に残すか?
その事について相談するために、集まって貰いました。
県人会と文化センターとの合併は、ほとんどの人が賛成で、先輩達は、私欲を無くして、我々沖縄県人の為にという心がけでやったわけであって、そこには様々な問題もあったが、それは過去の事であり、水に流して一致団結してより強固な組織団体を結成したらという話がありますので皆さんと話し合い、相談しあって、今日ここで、準備委員会といいますか、委員長・副委員長を決めて話をすすめていった方がいいんじゃないかと、思っておりますので、皆様にお集まり願いました。今後は文化センターの理事長経験者、又県人会の歴代会長経験者そして役員もすべて集まってですね、話し合いをしたいと思います。皆さん宜しくお願い致します。
会長: この前も皆さん集まって頂いて話合いをしましたけど、今日はもう一度、これを実施すると言う意味で話し合いしまして、其れで出来たら今日で、準備委員会を結成したらいいんじゃないかと思いますのでご意見をお願いしたいと思います。
どうして合併したら良いかという事も話し合って貰いたい。
山城貞雄:合併の話は文化センターとしても賛成の方が多くとても盛上っている。
ブラジル沖縄文化センターの生みの親である、故花城清安氏の奥さん淑子さんも、県人会、県系人のためにと、主人は頑張った。淑子さんは合併のことについても、とても喜んで賛成してくれた。
文化センターの来る定期総会にてその事を報告したい。
母県沖縄タイムス一月三十一日「海外沖縄版」に関連記事があります。
月刊誌、「財界展望」取締役企画部長 菅野英明氏来局
二〇〇四年六月号発行の「ブラジル編」企画のため来局され宮城調智会長とインタービューをした。
◎移住一〇〇周年を四年後に控えた日系進出企業とブラジル日系社会との関係。
◎ブラジルとの出会いで事業が成功した日本人企業家
◎世界的な視野で事業に挑戦する日系コロニア企業・経営者
◎話題の会社・話題のトップ(日系進出企業・コロニア企業)
◎県系人の企業家
◎ブラジルの経済・観光最新情報
五月一日発売 ブラジル編 期待乞う
九州ブロック懇親会 福岡県人会にて
二月二十八日十時三十分より
出席 山城貞雄副会長、松堂忠顕会計理事、
高安宏治会計理事育英担当 与那覇朝昭事務局
二〇〇四年度九州ブロック年中行事の再確認
*運動会は長崎県人会と福岡県人会が担当する。
予定どうり、5月9日母の日に開催する。
第一回実行委員会を三月十二日大分県人会で午後七時より行う最低三名出席すること。
*九州ブロックの正式名は「九州ブロック親睦会」とする
*九州ブロックには、素晴らしい工芸家あるいは、多才な芸術家もおられる、工芸展、写真展等の展示会はいかがなものか 又、各県の食の展示即売会」等、今後の課題として、検討する。
玉城流・玉扇会ブラジル支部 師範 城間和枝 第2回発表会並びに教師免許状伝達
実行委員長 島袋安雄
二〇〇四年三月十四日(日) 午後二時開演
ブラジル沖縄県人会大サロン
野村流古典音楽協会 師範 天願憲松 第一回独演会
実行委員長 伊差川 實
二〇〇四年三月二十八日(日) 午後二時開演
ブラジル沖縄県人会大サロン
お隣近所お誘い合わせの上ご参観下さいますよう謹んでご案内申し上げます。
支部長・評議員五役・執行部・会計監査役
毎年、総会後の最初の理事会は、規定によって支部長・評議員五役・執行部・会計監査との合同理事会が開催される。
全四十五支部の中では、支部長始め役員が交代したところもあり、支部との交流を最重点課題とした現執行部の、方針でもある。各支部が抱える、問題、意見提言に耳を傾ける、場所でもある。
年会費据え置きの三十レアル
第六十七回定期総会において、本年度本部会費が据え置きの三十レアルに決まった。
会費納入は六月末日となっておりますので、各支部会員、本部直属会員の皆さんのご協力をお願いする。
レジストロ文協新役員人事に、運天昭子エリザさん
レジストロといえば、長年にわたり支部長としてご活躍された、運天政助さんがご健在で居られる。
運天さんにはブラジル沖縄県人移民九十年史「笠戸丸から90年」に寄稿もしてくださり、取材の為にも何回もお世話になっている。
その娘さんだろうか? 第一会計として、名を連ねておられる、ご活躍を祈ります。
学童疎開対馬丸のこと
恩納村遺族会(結成五十周年記念史)、発刊された恩納村人の戦時物語283〜284ページに、當眞嗣長氏の「海岸の漂着物」の記がある。
戦況は日に日に悪化の一途をたどる、昭和十九年。
昭和十九年六月二十九日に独立混成、第四十四・四十五旅団の乗船する富山丸が沖縄へ向かう途中、米潜水艦の攻撃を受け四千名の将兵を失った。
日本政府は、老幼婦女子・学童を日本本土と台湾に集団疎開させる事を決定し、八月二十一日一般疎開者と、第二陣の学童疎開者を乗せた、和浦丸、暁空丸、対馬丸は護衛艦二隻に守られ、一列縦隊で続いたが、船足の遅い対馬丸は僚船の視界には無く、必死に僚船の後を追っていた。
夜十時過ぎ、船団を追跡していた敵潜水艦から発射された、三発の魚雷が対馬丸に命中、対馬丸は空中に突っ立て、棒立ちの状態で海中に没した、その時間はわずかに十分ほどだったと言われている。
この遭難で千四百八十四名が犠牲となり、今でも奄美大島近くの悪石島の深海に眠ったままである。
生存者は、二百二十七名であった。
対馬丸を襲った潜水艦は、ボーフィン号で今でもハワイ・オハフ島の一角に記念館として係留されている。
当時の恩納村の海岸には遭難した人達の物と思われる漂流物が流れ着いていた。心からご冥福を祈る。
我々は戦争のおろかさを後世に伝え、平和の尊さを説き世界平和を発信続けねばならない。
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