移民百年祭
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沖縄県人会だより
(最終更新日 : 2006/05/05)
--- 沖縄県人会だより 目次 ---
- 2003年11月号
- 2003年12月号
- 2004年01月号
- 2004年02月号
- 2004年03月号
- 2004年04月号
- 2004年05月号
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2004年06月号
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2004年06月号 (2004/07/26)
沖縄方言【まちかんてィ】待ち遠しい
芸能体験もできるスタディツアー 十二カ国 二十三名
二〇〇四年度ジュニアスタディツアー参加者、
引率者の受入決定通知書並びに身元保証書、
引率者・ 与儀昭雄 県人会第一副会長
参加者・
比嘉デボラ理恵 十六才 サンマテウス支部
知念クリスチナまゆみ 十四才 ペンヤ支部
芸能体験では、
(琉舞)琉球舞踊は、琉球王朝時代に冊封使歓迎のため創作された古典舞踊と庶民的な(雑おどり)があります。足の運び、構え腰、面や目の当て方手、指のこなしに独特な技法を学びミニ発表会も楽しめる。
(三線)終戦直後のすべてを失った生活の中でも米軍支給の空き缶と、ベッドの支柱を竿にして「カンカラー(空き缶)で三線を作り心を癒した。琉球音楽の特徴は工工四(クンクンシー)と呼ばれる楽譜で表示されていること、ド・ミ・ファ・ソ・シ・ドの音階でミとシがフラット音階構造になっていることで、あの訴えるような哀しい調べが表現できるのです。練習に挑戦してみましょう。
(エイサー)エイサーは、囃子言葉からそう呼ばれるようになったといわれ、旧暦(七月十五日)先祖供養のため村の若者たちが歌、三線、太鼓でにぎやかに勇壮な踊りで「又来年きてください」とご先祖を見送る儀式です。青年たちと一緒に習いましょう。
体験学習は、食に学ぶ、伝統工芸に学ぶ、海に学ぶ、農に学ぶ、言葉・民具・様々な沖縄の自然、生活文化のふれあいを大切にする。
出発 七月十二日
支部との交流が始まります。リトラル沿線 九支部
支部交流芸能公演のご案内(リトラル沿線)
朝夕はずいぶんと涼しくなってまいりましたが、会員の皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。いつも県人会のためにご支援ご協力を下さいまして心からお礼を申し上げます。
扨 ブラジル沖縄県人会では、遠方支部との交流を最重点課題と致しまして、二〇〇二年度より、カンポグランデ支部をはじめロンドリーナ支部、ブラジリア支部、マリリア支部と、実りある交流をして参りました。お蔭様で大好評を得て回を重ねる毎、横の繋がりがいかに大事であるか、地方支部との交流による成果に期待しています。
支部交流の目的は会員の皆様と共に県人会の共通した問題を話し合い、又中央に偏りがちな年中行事に「遠方支部の会員の皆様方も共に参加して支部の活性化に繋げてもらいたい」とそのことが私たちの大きな望みであります。今回はサンパウロのリトラル沿線の皆さん方との交流を持ち、楽しい一日を過ごしたいと思います。
尚、このたびは、沖縄ブラジル協会々長の西原篤一先生が「ウチナー島唄遊び」特別公演としてリトラル沿線への慰問も兼ねて来伯され、支部交流に華を添えてくださいます。
支部交流は以下の通り予定しております。
と き 二〇〇四年八月一日(日)午後2時
ところ 沖縄県人会イタリリ支部会館
リトラル沿線九支部=サントス支部、サンビセンテ支部、プライヤグランデ支部、ミラカツ支部、ペドロトレード支部、イタリリー支部、アナジアス支部、ジュキア-支部、レジストロ支部
各支部より出演希望の方大いに歓迎します。
ブラジル沖縄県人会々長 宮城調智
実行委員長 松堂忠顕
支部便り レジストロ支部 運天政助(九十八歳)
向かって右側が運天政助さん
ブラジル沖縄県人会は日本都道府県人会の中で、会員数のもっとも多い組織体で、活動分野でも常に他に先駆けていることは誇りに思っている。
沖縄は笠戸丸移民以来、数がもっとも多く、それにウチナーンチュ意識もかたくなに結ばれている事もあって団体の結束力が強い。これはウチナーンチュの美点ではなかろうか?ところが現在、沖縄直来の一世移民は激減し世代交代が進むにつれ、島ンチュ意識もうすれ、かっては(1950年代後半)70支部までもあった県人会だが、現在では40数支部にまで落ち込んでしまっている。
こうして年々地方支部は消滅し会員数が減る一方で近いうちに県人会は消えるのでは---と危機感におそわれる。おりしも4年後に迫る移民100周年祭は一世紀を迎える大事な節目だが「何をどうするか」県人会としての対応が問われる時期でありながら(記念行事や事業は日系コロニアでも盛んに論じられている)も未だ核心が示されていないのは一寸無関心さと遅れを感ずる。
こうした時期にわが県人会の本部から遠く離れた地方支部会員が、本部と支部のつながりやその近況、更には、100周年記念事業構想と企画及び各支部の世代交代の現状など、年1回の会報「協和」では伝わってこないといった事で移民の古里ジュキア及びレジストロを視察しながら、交流を計る意味で知友の、山城勇 評議員会長を招待(去る6月12日)し、金城ジョゼ-二世支部長を含む支部の近況を語り合う機会を設定したのであります。当日は、土曜日の休日を利用して「協和誌」編集委員の宮城あきら氏と与那覇朝昭事務局長も同行したのはとてもよかったと思う。
レジストロ支部はご承知のように球陽協会発足当初からの先駆者によって結成された古い支部である。
レジストロ日伯文化協会会館
もともと、レジストロは、海外興業株式会社によって、母国資本の投入で創設された殖民地として特異性がある。そして、昨年2003年は創設90周年祭で、当地日系コロニアと市役所が提携して盛大な祝賀事業を催している。ご覧になった新会館の他、莫大な資金を投入して交流センターや、婦人会を含む幼稚園に資料館など施設の改造や建設は日系コロニアの模範的な存在ではなかろうか、しかも市内中心部にあの面積、立派な会館と諸施設は日系コロニアに誇れる素晴らしい館だと思う。
ところでレジストロ県人会支部についての実態を一寸説明したい。私は戦後初代支部長の親泊朝良氏の後を継いで1974年から2000年までの27年間支部長として見てきたが、今回ようやく二世支部長金城ジョゼー氏が後任としてみるようになった。10数名いた会員も老兵は去り現在では5名しか生存しておりません、と新支部長の弁--- 氏はバナナファゼンダの大成功者である。
リベイラ河一帯は雨どころで、今日も雨に見舞われて、せっかくのピクニックも台無しとなった。
しかし万年支部長、運天政助(98歳)が、娘、昭子エリーザによる懸命な応対を見かねた金城ジョゼー支部長は、バナナの里を紹介するため降りしきる小雨の中、町から20キロのバナナのファゼンダを案内してくれた。リベイラ河沿いの肥沃なファゼンダ(150アルケール)の見学だが、雨で下車できず残念ながら車中での説明に過ぎなかった。
こうした農村地方での肉体労働を敬遠する若者はもはや、そこにはおりません。と苦笑しながら過疎化の実情を語るジョゼー氏、結局新時代の若者達はサントスやサンパウロへの進学志向が、そのまま都市地区への就職に結びついて、年老いた親達だけが、昔ながらの農家を守っているという。これがインテリオールの現実の姿だという。事実ジョゼ氏の家族も一男三女子福者ながら、皆町に別居しているし、その他会員たちの家族も殆どそうである。したがって古い、レジストロ支部でありながら若者不在で疲れ果てた古老と親心を継いだ一部2世が何とか、生き長らえている有様なので、「奇跡が起こらない限り今後の発展は望めないの
ではなかろうか」と寂しい面持ちで現実の姿を語るのであった。
こうした状態の地域においては県人会本部からの公文や支援、協力依頼があっても、この老体ではどうにもならないのです。だから、時折今回みたいに本部役員の地方巡りをして交流でもしてもらえたら、大変ありがたいと思います。それに治安の悪い都市地区には、田舎育ちの老人にとって怖くて行く気になりませんと都市恐怖症を吐露するのである。
ただ日系人として云えることは地域コロニアの組織活動には応分の支援協力をしているし社会活動にも参加しているということだ。
事実、第2の祖国とでもいえるこの国で、世話になった恩返しに、われわれ日本移民はなにかを尽くさねばならない。私は常に息子や、娘に社会人として生きるには、社会に尽くすこと即ち、「相互扶助」の精神こそは特にウチナーンチュの美徳であることを説き聞かせている。
現在は金城ジョセーさんが支部長として努めているが近い将来あなた達もそのあとを継いでもらわねばならない。娘の昭子エリーザは日伯文化協会の会計理事を長年勤めているがいずれ県人会支部に対しても一応の協力をせねば----と
同時にインテリオールの県系人には、都市部で知られていない成功者や、変り種もおりますので「協和誌」か「記念誌」に取り上げて紹介することは、大変意義があるのではなかろうか、その点も「老人のたわごと」としてではなく純真な声として受け止め実現してもらえれば幸甚に存じます。
2004年6月24日 記 レジストロにて
ご寄付を頂きました
盛大に創立五十周年記念祝典を挙行された、野村流音楽協会(仲宗根繁雄会長)、知念直義実行委員長より当県人会へ一〇〇〇レアル、
県人会育英資金へと、五〇〇レアルのご芳志を頂きました、心から厚くお礼を申し上げます。
秋の叙勲で旭日双光章を受賞されました、イタリリーにお住まいの長田栄治氏より育英資金へと500レアルのご芳志を頂きました。心から厚くお礼を申し上げます。
沖縄県名護市大東にてホテル山田莊・名護ビジネスホテル(有)を経営されておられる、大城明氏より10万円のご芳志を頂きました。心から厚くお礼を申し上げます。
県費研修生
本年度県費研修生に内定しました宮城イレネ幸恵の派遣状と、原本を郵送する。この派遣状は三年前から新しく県費研修生の推薦書類に加わりました。所属長の派遣許可書で、所属長のサインが必要で休職期間、雇用の可否、給与の支給等が問われます。
広報誌「協和」
沖縄県人会広報誌「協和誌」編集員会
編集委員長 与儀昭雄 副委員長 上江田清一、
編集委員 宮城調智、山城貞雄、山城 勇、宮城滋、赤嶺尚由、金城保任、宮城あきら、安富祖元、金城幸秀、与那嶺ルベンス 知念マルセロ
一〇五号は移民九十五周年記念特別号として、
各実行委員長の報告書 成果と反省
「協和誌発刊」一〇五号に寄せて宮城調智
総務委員会 金城保任
慰霊法要について 赤嶺尚由
接待 上江田清一
青少年交流 知花良治
婦人フォーラム 赤嶺園子
フットボール大会 崎間達雄
ゲートボール大会 山城貞雄
玉城琉・玉扇会慶祝公演 与儀昭雄
玉城琉・扇寿会慶祝公演 上原武夫
参議院議員当選おめでとう御座います
七月十一日第十回参院選は全国一斉に投票が行なわれ、わが沖縄県出身の糸数慶子県議会議員(無所属新)が参院地方区で、三一六、一四八票を獲得し見事当選を果たした。
「すべての武器を楽器に・すべての基地を花園に」世界的規模で平和活動を展開している音楽家喜納昌吉氏が民主党比例区より一七八、八一五票で初当選した。ご活躍を期待申し上げます。
県人会の現理事である神谷牛太郎氏がサンパウロ市議会議員に立候補した、ぜひ当選してサンパウロ市民のために手腕を揮ってもらいたい。
シブイは健康長寿食
味噌汁の具としても利用される
シブイとは沖縄方言で冬瓜のことだが、渋瓜からシブイというようになったのだろうか。見た目と違い、味はあっさりして上品である。
特に沖縄ではソーキ(豚のあばら骨)と煮込んでのお汁に利用される。自分たちが子供のころ道端に生えた蔓がいつのまにか野っ原にひろがって、黄色い花がきれいだと思っているうちに、いつのまにか迫力のある大きな、重たいシブイが転がっていたりして、でも誰も採ろうとはしなかった。
戦争が終わった頃あちこちに巨大なシブイがなりおいしくは無かったけどそれで飢えを満たしたのと言った話もよく聞いた。
コンクリートの上でも垣根のそばでも、そのふてぶてしいまでの存在感で縞模様も無ければ、でこぼこも無いシブイが転がっている姿は、生命の力強さを感じさせる。濃い緑と切口の白のコントラストも良い。ソーキ汁のなかで金色にぷとぅぷとぅしているシブイの味をハフハフしながら食べたことを思い出す。近頃はガルボンブエノ街の食品店でも小振りのものが多く売られている。
「美味しいと思って食べたら健康に良いし、長寿食でもあるんですよ」と教えられた。
来月のイベント
七月十八日午前八時
第二十九回陸上競技大会 イビラプエラ競技場
七月二十五日午前十時
第十七回郷土祭り
沖縄フェスチバル 沖縄ブラジル文化センター大サロン
おばあちゃんが七つになる孫に可愛い洋服を編んで学校に着せて行かせた。
先生が、誰が編んだの?「おばあちゃんが編んだの」
大きくなったらなんになりたい?って聞いたら
「おばあちゃんになりたい」。
沖縄方言でグアーーといったら(小さいこと)イシグアーといったら小石のこと、イユグアーと言ったら小さな魚のこと、他に愛らしい、可愛らしい、愛嬌のあると言ったニュアンスのある言葉に使われる。したらマギー(大きい)グアーと言ったら?----可愛らしい大きな、もの・奴?こうなったらもう解りません。
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