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沖縄県人会だより
(最終更新日 : 2006/05/05)
--- 沖縄県人会だより 目次 ---
- 2003年11月号
- 2003年12月号
- 2004年01月号
- 2004年02月号
- 2004年03月号
- 2004年04月号
- 2004年05月号
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2004年07月号
2004年07月号 (2004/08/17)
沖縄方言【どうちゅいむにー】独り言
第二十九回陸上競技大会 参加選手 五百六十四名
と き: 二〇〇四年七月十八日 午前8時
ところ: イビラプエラ市営陸上競技場
実行委員長: 石原昌栄
副実行委員長: 与那嶺真次、神谷牛太郎
沖縄県人会(宮城調智会長)の目玉行事の一つである恒例の若人の祭典、第二十九回陸上競技大会がサンパウロ市イビラプエラ陸上競技場にて定刻より遅れて八時二十分より開始された。
冷え切った寒空のなか、八支部より代表として選ばれた、青壮年男女らが十五種目に、挑戦した。
参加支部、サンタマリア支部、サンマテウス支部カンポリンポ支部、サントアンドレー支部、ビラカロン支部、ジャバクアラ支部、カンピーナス支部、カーザベルデ支部。成績は下記の通り
優勝 カーザベルデ支部 565点
準優勝 カンポリンポ支部 467点
三位 ジャバクアラ支部 457点
四位 サントアンドレー支部 406点
五位 ビラカロンー支部 357点
六位 サンマテウス支部 224点
七位 サンタマリア支部 174点
八位 カンピーナス支部 168点
競技大会には、救急車の待機が義務ずけられていて、今回は日伯援護協会様の好意で救急車一台が配置されました。厚くお礼を申し上げます。
尚、毎年、県人会陸上競技大会にボランティアでご協力くださいます、イビラプエラ、ベテラノ会(金城政高会長)の皆様方に厚くお礼を申し上げます。
本日のトロフィーをすべて、寄贈くださいました、神谷牛太郎氏に厚く感謝申し上げます。
当日は次の方からご芳志を頂きました。
知花広繁、宮城調智、高安宏治、諸見里安吉、山田孝由、安富祖元、上原栄光、奥浜真一、山城 勇新城安盛、島袋安雄、上原武夫、米須正、松堂忠顕、浦崎直秀、照屋マーリオ。
移民の古里リトラル沿線九支部との芸能交流
と き: 二〇〇四年八月一日 十二時
ところ: イタリリー支部会館
バス五台:
県人会本部・ビラカロン支部・サンマテウス支部・サントアンドレ支部
参加団体:
古典音楽協会・古典音楽保存会・琉球筝曲興陽会・琉球筝曲保存会・琉球民謡協会・琉球民謡保存会・琉球舞踊協会・地元民謡愛好会・琉球国祭り太鼓
ブラジル連邦共和国在那覇名誉領事
沖縄ブラジル協会々長 西原篤一氏による「ウチナー島歌遊び」の数々
そして、地元イタリリー市の民謡愛好会とカラオケ愛好会の皆さん。
県人会主催による第五回目の 支部交流は、琉球民謡の作詞作曲の分野でも活躍されておられる、西原篤一先生が支部交流に華を添えることになり、二台のバス予約が五台になる盛り上がりを見せている。又二〇〇名余の参加者、地元を合わせると
約四〇〇名の参加が見込まれる。接待には、地元婦人会、有志らが総出で焼きそば、山羊汁をご馳走することになった。このたびの交流では、去る二十五日に開催されたブラジル沖縄ブンカセンターでのミス琉装コンテストで見事栄冠を勝ち取った、リリアン玉城ピレスドサントス嬢も紹介する(毎年十月に行なわれる沖縄の那覇祭りに参加)
イタリリー市長はじめ議会議長、町をあげての芸能交流になりそうだ。
リトラル沿線の支部長は左記の方々です。
サントス支部長 島袋イジドロ
サンビセンテ支部長 与谷秀夫
プライヤグランデ支部長 大城広惟
ミラカツ支部長 長田栄治
ペードロトレード支部長 小波津ジョゼ
イタリリー支部長 屋良朝徳
アナジアス支部長 松田リンコン
ジュキア支部長 平良和夫
レジストロ支部長 金城ジョゼー
イタリリーでは民謡愛好会が誕生、毎月一回サントアンドレ支部の先生方が教えている。イタリリー琉球民謡愛好会のみなさんは初舞台となる。
サンパウロ市 名誉市民権
(Título de Cidadão Paulistano)
元ブラジル沖縄県人会々長、現評議員会々長、山城勇氏に対し、サンパウロ市議会より名誉市民権が贈られた。
山城勇氏の永年にわたる、ブラジル沖縄県人社会はじめ日系人諸団体の社会的、文化の向上発展に寄与された事の賜物であります。私たち会員は心から敬意を表し、このたびの慶事を共に喜び、誇りとするものであります。
サンパウロ名誉市民権授与式
と き 二〇〇四年八月六日 午後七時三十分
ところ ビアヅットジャカレイ、一〇〇番一階 プロメイロデマイオパラシオアンシェタ
サンパウロ市 文化功労章
(Mérito Clutral)
ブラジル沖縄県人会常任理事・琉球国祭り太鼓(ブラジル本部長) 浦崎直秀氏並びに、在那覇ブラジル名誉領事・沖縄ブラジル協会々長 西原篤一氏お二方はブラジルと沖縄の文化交流に多大な貢献をされたことを認められ、サンパウロ市議会より、文化功労章を授与された。誠におめでとう御座います。
ブラジル連邦共和国在那覇名誉領事 西原篤一氏 来伯十三回目
西原篤一氏は、沖縄ブラジル協会々長でもあるこの人ほど、世界各地を飛び回って活動している人は少ない。ブラジルへは、今回が十三回目。来伯される度に我々にやる気を起こさせる。
県との架け橋として県人会のアドバイザーであり、渡沖する県人は那覇空港に着いたとたん、この人のお世話になっている。
教育・社会福祉・スポーツ・国内外のチャリティ公演・そして法務省福岡矯正管区 篤志面接委員(沖縄刑務所担当)その他数々の活動は数えあげたら紙面が足りない。その功績が認められ、厚生大臣賞、県知事より感謝状、サンパウロ州より文化勲章、二〇〇三年一月には在那覇ブラジル名誉領事に就任された、そして八月二日にサンパウロ市の文化功労賞を受賞された、その他、各関係機関よりの受賞は、数限りない。このように紹介すると、誰もが近づきがたい、政官界のお堅い、お役人のようだが、西原さんは琉球民謡の作詞作曲も手がけ、民謡の歌手でもある、そして誰とでも気軽に冗談もされる、八月一日のリトラル線の九支部交流では、皆さんに心行くまで琉球民謡を奏でてくれるでしょう。
リトラル沿線支部交流にご期待ください。
県費研修生
本年度県費研修生に内定した、宮城イレネ幸恵の派遣状は、三年前から新しく県費研修生の推薦書類に加わりました、県は就職している者が研修を終えて帰国した場合、再就職できるかを心配して配慮したものと思われます。
所属長の派遣許可書は、所属長の署名、、休職期間、再雇用の可否、給与の支給等が問われます。
現在、宮城幸恵イレネはブラジル国連邦警察書記官としてサンパウロで任務についております。始めは本人の希望する研修科目がなくてどうしようかと迷いましたが、、沖縄県警察本部の好意ある対応で研修が可能になるようです。
マンゴウ(マンガ)は高級果物 ところ変われば至れりつくせり
ブラジルのマンガは(果物)その辺いたるところに生えて時期になると、枝がしなむほどたわわに実がさがっている。数え切れないほどの大小様々な品種、中でもアーデンという品種は、その肉厚の強烈な甘い香りが食欲をそそる。
ブラジルでは、エスパーダ品種は多く、庭先に植えられた大木は結構実って日陰を作ってくれる。収穫期になると、大きな箱に無造作に詰め込まれたマンガが市場に出回っていて、収穫して、箱詰め、そして輸送費をかけて、どうしてこんなに安く消費者に届くか不思議なくらいだ。
それに比べて、今や沖縄では夏を代表する高級果物、ビニールハウスの中で枝の剪定、摘心、誘引など、様々な作業を繰り返し、太陽の光がまんべんなくあたるような樹形に工夫し、実がついたら防虫袋をかけ、紐でつるし、葉の枚数の確保と枝と枝の空間のとり方、病気や病虫害の対策、肥料や水分の調整など、沖縄のマンゴウは大切に大切に育てられている。
品質と味は、輸入物とは比較にならないくらい美味しい、においたつ香りとジューシーでとろけるような舌ざわりの果肉、甘さと酸味の絶妙なバランス。こんなに大事に育てられるから、とろけるような美味しい果物が生まれる。
ブラジルは、果物がありすぎて、品種改良の努力も必要ないのでは?とろけるような美味しい果物も生まれてこない。ブラジルに住んでいると、つい、有り難さを忘れて、世界の食物の宝庫だといわれていながら、我々はもっと其々の価値を見直さないといけない。
貧しいがゆえに 海外に移民として渡っていった、ウチナーンチュは、海外雄飛を夢見て、船が那覇港を出るとき、送り出す肉親たちとの涙の別れの中で「モーキティクーヨー、ジンガサチドー、テガミヤ アトドー」(儲けてこいよー手紙はあとでもいいからお金から先に送れよー)当時の沖縄をよく表している言葉として、今も語り種になっている。
海外に沖縄出身者は三十万人余、戦前は貧しかったための、移民だった。戦後は米軍の土地接収によって土地を奪われ生活の基盤を失い、やむなく海外に、又沖縄がいつ本土に復帰するかも分からず海外に夢を託した人、その人たちは、苦労に苦労を重ねながらも、肉親との約束を守り郷里に大金を送った。今日の沖縄があるのは、移民たちのお陰と言えるかもしれない。
喜びも悲しみも幾星霜 移民船笠戸丸より、やがて一世紀を迎えようとしている。
沖縄戦から五十九年、六月二十三日 沖縄は慰霊の日を迎えた
「戦って御国のために手柄を立てておくれや」と送り出した。息子たちが次々に戦死した、敗戦に近づくにつれその後は、「手柄はたてんでもええから生きて帰ってきておくれ」と願い、我が子の帰還を信じて通いつづけた舞鶴港「岸壁の母」が想いだされる。
沖縄戦から五十九年、沖縄戦の実相にふれるたびに、戦争というものは、これほど残忍で、これほど汚辱にまみれたものはないと思うのです。
このなまなましい体験の前では、いかなる人でも、戦争を肯定し美化することは出来ないはずです。
戦争をおこすのは、たしかに人間です。しかし、それ以上に戦争を許さない努力のできるのも私たち人間ではないでしょうか。
戦後このかた私達はあらゆる戦争を憎み平和な島を建設せねばと思いつづけてきました。これが、あまりにも大きすぎた代償をはらって得た、ゆずることの出来ない私たちの信条なのです。
(沖縄県平和祈念資料館展示「結びのことば」より)
県費留学生・研修生そして ジュニアスタディツアー
毎年沖縄県が実施している、沖縄県海外移住者子弟に対しての留学・研修制度の目的ついて
沖縄県出身移住者の子弟のうちから優秀な人物を選抜し県内の大学に留学させることにより、日本の文化、産業、教育及び社会の実態を理解させると共に、県民との交流を深めさせ、広く移住先国の発展に貢献しうる有為な人材を育成し、もって本県と移住先国との国際交流に寄与せしめることを目的としている。
沖縄国際交流・人材育成財団は一年の留学期間中、留学生に対し留学するために必要な経費(入国、帰国旅費・国内研修費・学費・生活費・厚生費・支度料・書籍費)等全額を支給している。
経済不況の財政難を理由に海外移住者子弟の留学については補助金がカットされた。今後は県によって制度の継続を望んでいるが厳しい状況下にある。母県に留学する者はそのことをよく理解し、留学、研修に望んでもらいたい。
帰国後の義務として、帰国後は「県人会活動に積極的に関わり、その運営に協力するとともに、沖縄県との連携を密にして両国の友好親善に努めること」と、だが果たして、その義務を果たしているかどうか。
留学・研修を終えて帰国しても電話をかけて来るでもない、県人会に来ることもない。
理事会で帰国報告をしてもらうため呼んでも出席しない。これなどは、本人の常識を疑われても仕方のないことだ。
しかし素晴らしい帰国留学生、研修生も多く、県人会の移民九十周年の記念事業として取り組んだ沖縄県人実態調査の整理をしてくれた皆さんは、交代で来局して、頑張ってもらったし、ある研修生は「何かすることはありませんか」と時々来局して手伝ってくれる。
つい最近では、県人会のお陰で母県で勉強することが出来た、これからは出来る限り県人会のお手伝いをしたいと、三名揃って来局、会長以下役員の皆さんに挨拶をした。
先月の県人会主催の慰霊法要は、帰国留学生、座嘉比シモネさんと、稲福カリーナさんに協力してもらった。また、理事会での帰国報告は理事の皆さんの心をとらえたに違いない。
こうした制度の意義を充分に理解している若者のためにこの制度はあるのではなかろうか。
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