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ブラジル沖縄県人会
     100周年記念事業  (最終更新日 : 2008/12/21)
沖縄県庁から笠戸丸移民子弟に「琉球手まり」寄贈 [全画像を表示]

沖縄県庁から笠戸丸移民子弟に「琉球手まり」寄贈 (2008/10/21)
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贈られた手まりを喜ぶ沖縄県人関係者たち
 今年8月下旬に沖縄県人移民100周年記念行事が開催された際、沖縄県庁から笠戸丸移民子弟への贈り物として「琉球手まり」が沖縄県人会(与儀昭雄会長)に保管されていた。15日午後5時から与那嶺ルーベンス氏ら笠戸丸移民子弟の代表が集まり、各子弟への寄贈方法などの話し合いが行われた。
 「琉球手まり」は、沖縄県の同保存会関係者が1つずつ手作りで製作したもので、沖縄では13歳になった娘の祝いに「玉の輿(こし)に乗れますように」との願いを込められたものだという。
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色鮮やかな手まり
 贈られた手まりは、直径10センチから15センチ大のもの約50個。沖縄方言では「マーイ」と言い、南国らしい明るさと琉球王朝時代の色彩が特徴だ。
 15日午後5時から沖縄県人会館で行われた会合には、11人の関係者が集まり、約50家族の笠戸丸移民子弟各代表に手まりを渡すため、改めて各家族を集める考えが示された。
 会合に出席した沖縄県人移民百周年実行委員会の山城勇総務委員長は、「県からは(沖縄銘菓の)『ちんすこう』も贈られていましたが、菓子は食べてしまえばそれで終わりですが、まりは飾りとして記念品になるということで、今年の移民100周年を記念に笠戸丸移民の子弟の皆さんに渡されることは意義あることだと思います」と述べた。
 手まりの贈呈式は、11月9日午後5時から同県人会館で行われる。
(2008年10月 サンパウロ新聞掲載) 


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