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ブラジル沖縄県人会
     100周年記念事業  (最終更新日 : 2008/12/21)
沖縄歌舞劇団「美(ちゅら)」ブラジル公演 [全画像を表示]

沖縄歌舞劇団「美(ちゅら)」ブラジル公演 (2008/11/08)
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華麗な「美(ちゅら)」公演(写真は実行委員会提供)
 移民100周年を記念した沖縄歌舞劇団「美(ちゅら)」ブラジル公演が、08年11月21日のサンパウロを皮切りに、5都市で9回にわたって開催される。同公演は、琉球王朝時代から伝わる伝統芸能を現代絵巻風にアレンジしたもので、沖縄から女性舞踊を中心としたプロの劇団メンバー30人が来伯して実現する。同公演実行委員会(宮城調智委員長)では「今までに無かった感動を与えられると思う」と各会場への来場を呼びかけている。
 同劇団は、玉城流玉扇会2代目家元の玉城秀子氏が中心となり、琉球舞踊の将来を担う若手女性の集団として、1999年に設立。これまでに、沖縄県内はもとより全国各地での活動を展開、海外でも韓国、中国をはじめとするアジア諸国、ギリシャ、北欧、米国、カナダ、中東、EU(欧州)諸国など26か国以上で通算500回におよぶ公演活動を行ってきている。
 特に今回のブラジル公演は、劇団側が今年の移民100周年を記念して、07年10月頃から伯側とコンタクトを始め、文化庁の助成を受けて実現した。
 公演のテーマは、「燃える島・沖縄」。各公演によって少しずつ内容が異なる予定だが、第1部「琉球王国のあけぼの」、第2部「神々の唄が響く島」と題して、2部構成で行われる。伝統的な琉球舞踊を継承しながらも、沖縄の新しい音楽を取り入れ、分野を超えた斬新な形での華麗で迫力のある舞台となる。
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来場を呼びかける実行委員会関係者
 来伯するのは玉城団長を中心とする女性舞踊メンバーをはじめ、照屋真也氏率いるレキオス太鼓(5人)やスタッフら30人。その中には、05年の県費留学生として沖縄県立芸術大学に留学し、その後同劇団に入団したブラジル生まれの2世である宮城エリーザ美幸さん(23)も含まれている。
 10月30日午前10時から沖縄県人会館で記者会見が行われ、実行委員会関係者をはじめ、プロデューサーの楠野裕司氏、コーディネーターの奥村ネルソン氏も出席した。
 実行委員で玉城流玉扇会ブラジル支部師範の城間和枝さんは、「2世、3世の子供たちが沖縄まで行ってこのような素晴らしい舞踊に出会う機会は少ないですが、今回忙しい中をブラジルまで来てもらうことは、大きな刺激になります」と期待を込める。
 宮城実行委員長は、「今までに無かった感動を皆さんに与えられると思いますので、沖縄県人のみならず広く一般の方々にも『沖縄の心』を見ていただきたい」と来場を呼びかけている。
 各地での公演場所と場所は次の通り。
【サンパウロ】11月21日午後6時から文協記念講堂(リベルダーデ区サン・ジョアキン街381番)。11月22日午後4時から沖縄県人会館(同区トマス・デ・リマ街72番)。
【サントス】11月26日午後7時からSESCサントス。
【アララクアラ】11月29日午後8時半からSESCアララクアラ。11月30日午後3時と午後7時から同所。
【プレジデンテ・プルデンテ】12月2日午後7時からウニエステ大学内セザルカバ劇場。
【マリンガ】12月5日午後7時からマリエスタ劇場。12月6日午後7時から同劇場。 
 入場料は20レアル。前売り券の扱いは次の通り(カッコ内は電話番号)。沖縄県人会(3106・8823)、うりずん(2092・6191)、長浜金物店(2293・8632)、明石屋宝石店(3208・1833)、藤本土産店(3209・1221)、根本眼鏡店(3208・8531)、マルミヤ旅行社(2296・8628)、ニッポ・センター(2256・5364)、ホシ(2239・3809)、エリア日本品店(2942・8096)。 なお、当日券は無くなる可能性が高いので、早目の購入が望まれる。(サンパウロ新聞 11月1日掲載)
 


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