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ブラジル沖縄県人会
     筝曲興陽会ブラジル支部  (最終更新日 : 2007/11/15)
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沿革 (2007/11/12)
筝曲興陽会ブラジル支部.JPG
 筝曲興陽会は、1960年代より、各地方ごとにグループで音楽協会の先生を中心に研修が行われて居りました。カーザベルデ地区=仲本魁作先生、ビラアルピーナ地区、イピランガ地区=仲本魁作先生、サントアンドレー地区=和宇慶朝幸先生、イタリリー地区=新城亀千先生、と各グループで古典音楽の研鑽は盛んに行われて居りました。
 その頃、和宇慶朝幸先生が、「ブラジルにも筝曲の団体を作りたい」と云う事で先生自身が発起人になり会員を集め、筝曲興陽会を立ち上げました。1975年に46名の会員で、初代会長は長嶺房子先生を迎え発足いたしました。尚、当時の音楽協会歴代会長、和宇慶朝幸、仲本魁作、和宇慶朝六、山口栄三の各先生方が相談役になりました。
 当時は集る場所も無く、個人の家で会議も行ったそうです。発足当時、会員はすでに筝曲の基礎は出来ていたとの事です。特に和宇慶朝幸先生、仲本魁作先生が筝曲の技量や声楽に対して指導に当たり、おおきく貢献されました。それからは古典音楽活動や、琉球舞踊等の普及も急速に発展。沖縄県人会主催で古典音楽コンクールも開催されました。
 1976年、長嶺先生が病気のため急逝、副会長の糸数ハナさんが第二代会長として就任。
 1979年、第三代会長に島袋香代子先生が選出されました。
 移民70周年が沖縄県人会主催で盛大に開催されました時に、興陽会より棚原靖子先生と、根路銘ノブ先生が来られたのを機会に、ブラジルの興陽会が本部会員に入会する事を話し合いました。島袋先生が会長就任後、訪沖され正式に本部会員となり、筝曲興陽会ブラジル支部として登録されました。
 そして島袋先生は、ブラジルの子弟に正しい筝曲を教える事を目的に、自身が根路銘ノブ先生より特訓を受けて、ブラジルの師弟に教える事を繰り返して今日に至っております。
 会員も多くなり、それからは声楽も勉強する様になりました。沖縄県人会主催古典音楽コンクールにも挑戦する様になり、1989年、興陽会より2名新人賞に合格しました。カーザベルデ地区の当銘秀子さん、仲宗根トミさんです。そのことが刺激になり筝曲も盛んになりました。
 現在までに師範10名、教師13名が誕生しております。


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