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ブラジル沖縄県人会
     刊行本 (Publicacoes)  (最終更新日 : 2008/08/02)
ビラ・カロン支部創立50周年記念誌 [画像を表示]

ビラ・カロン支部創立50周年記念誌 (2008/08/02)
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 沖縄県人会ビラ・カロン支部(新崎マリオ支部長)創立50周年記念誌がこのほど発刊され、その記念祝賀会が08年8月3日午前10時から聖市ノーバ・マンチェスター区の同会館(ハロルド・ダルトロ広場297番)で開催される。
 7月24日、案内のために新崎支部長はじめ、宮城調智編集委員長、宮城あきら編集委員、高安宏治前支部長の4人が来社。当日の来場呼びかけとともに、これまでの編集作業の苦労と喜びなどについて振り返った。
 記念誌はレアル銀行が全額資金援助し、発行部数は1100冊。526ページにのぼり、支部創立と会館建設・発展、伝統芸能継承、多種におよぶ県系人の職業と特徴、現在の様子や今後の若手の活動、資料篇など10部で構成されている。
 約2年間にわたる編集作業では、これまで不明となっていた同支部の草分けである上江田幸明氏、高良加目氏、照屋三郎氏の3家族が判明した。
 また、宮城あきら編集委員によると、制作にあたっては今年2月にすでに発刊の準備が整っていたが、新崎支部長の強い願望により、支部の歴史を中心にポ語翻訳文を改めて記載、漢字には「ふりがな」を付け加えた。その結果、発刊そのものは遅れたが、「先人の心を引き継ぎたい」とする次世代の気持ちに会員と編集委員たちは感動を覚えたという。
 宮城調智編集委員長は、「ビラ・カロンには、カッペン移民やボリビアからの再移住者なども入りましたが、受け入れる人が面倒をみたからこそ」と、先人への感謝の意を示した。また、高安前支部長も「『ゆいまーる(結びつき)』の精神が、次世代にも受け継がれている」とし、「どこにも負けない支部」と胸を張った。
 新崎支部長は「今まで先人が築きあげてきた文化・芸能を宝として守り、今後もブラジル社会のために生かしていきたい」との意気込みを見せていた。
 当日の記念祝賀会などに関する問い合わせは同支部(電話11・2296・1120)まで。(2008年7月30日付け サンパウロ新聞掲載)
 
 


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