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     2005年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2006/01/03)
Vol.018「ブラジルの竹翁」 宮崎尭さん [全画像を表示]

Vol.018「ブラジルの竹翁」 宮崎尭さん (2005/12/26) 放送: 2005年12月22日(木) ブラジル時間 10:34 ~ 12:30(1:55)
出演: 宮崎 尭(長崎県出身)、松本浩治(レギュラーゲスト)、高橋晃一、大久保純子

誠に残念ながら、2008年1月28日、宮崎さんは88歳でお亡くなりになりました。故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


今回はVol.013のゲストである柴田稔さんに連れて行ってもらって、竹の翁・宮崎尭さんの竹林までおじゃました。グアルーリョス市というサンパウロの国際空港のある地で、日本で言うならちょうど東京から成田へ行ったような感じだ。
ファベーラと呼ばれるスラム街を抜けると、それはまるで別世界。60ヘクタールという広大な土地に竹、竹、竹。ちょうど竹炭を作っていたという86歳の翁は炭だらけの姿で私たちをお迎え下さった。
ちょっと耳の遠い宮崎さん。今回はレギュラーゲストの松本が中心にインタビューをしたが、何度も聞き返すところなど、ちょっと他では聴けないインタビューだ。
だが、その話のいたる所に大正生まれの意地と知恵が見え隠れする。68年も前に移民で来た船の中で機関長に言われた3つの戒め。綿作り、洗濯屋(クリーニング店)開業と職を経て、現在の竹翁になった宮崎さんの人生は一聴の価値あり。
竹林へ遊びに来て、軽い食事もできるレストランを作ることが夢という宮崎さんの肌は竹炭風呂の効果だろうか、86歳とは思えない、つやのあるお肌だった。宮崎さんの竹林へ1日だけウォーキングへ来られる人たちのためにわざわざトイレを建設されている姿に感動を禁じえない出張インタビューであった。
この日のメインインタビューはいつもは日系社会コーナー担当の松本浩治が担当した。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/2005/20051222.mp3


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