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     2006年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2007/01/06)
Vol.049「旅人から移住者へ」 岡本徹さん [画像を表示]

Vol.049「旅人から移住者へ」 岡本徹さん (2006/10/03) 放送:2006年9月30日(土)生放送はブラジル時間09:58 ~ 12:12(2:13) 日本時間21:58 ~ 00:12(2:13)。ダウンロードはゲストコーナのみの1時間36分36秒です。
出演:岡本 徹(千葉県出身・41歳)、松本 浩治(レギュラーゲスト)、大久保純子、高橋 晃一(協力)

岡本さんが世界一周した道程
サラリーマン時代、ちょっと気になる会社の娘が「オーストラリアへ行ってきます」とワーキングホリデー制度(※注)で旅立ったのを機に「俺は何をしているんだ」と自分もバイクで旅を始めた。1989年のことである。
 もともと中学卒業時点で沖縄へひとりで船旅に出たという岡本さんには旅の素養があったのかも知れない。その後、カナダ、北米、中米、南米からヨーロッパへ。北極海は両側から臨み、一部シベリア鉄道を使って日本へ戻った。文字通り、バイクでの世界一周の旅を敢行した人である。
 そんな岡本さんが最初の南米でハマったのが、移民の築く「日系社会」だった。日本へ戻ったら「またサラリーマン生活か」と頭を掠める中、パラグアイで行われた日系人の運動会を見て、「こんな世界もあるんだ」と知った。
 ブラジルでは弓場農場に住み込み働く。そのまま居つく人も多い中、わざわざ「バイクで世界一周の初志貫徹」とヨーロッパへ渡った。
現在は旅人を終え、移住者となるべく、主に弓場農場で働き、パラグアイやブラジルの日系社会を模索している。放送中ではないオフレコの時に徹さんがボソッと言ったセリフ心に残った言葉がある。
 「旅には潮時がある。一生旅をし続ける人も中にはいるのかも知れないが、どこかでケリをつけるというか、区切りが必要だ」
 旅や旅人を美化する人が多い中、旅をきちんと成し遂げた人間だからこそ言えるセリフのような気がしてならない。
 放送中、「飛行機に乗る」ということで、大笑いしている所から始まるが、これはブラジルでちょうどGOL社の飛行機が小型機と接触。消息不明の事故をブラジルニュースで伝え、その2日後に徹さんが日本行きの飛行機に搭乗することから、安否を気遣う笑いの渦から始まっている。
 旅人から移住者となった徹さん。2日後のフライトは5年ぶりの日本一時帰国である。




(※注)ワーキングホリデー制度
二国間の取り決めに基づき、各々の国が、相手国の青少年に対して他方の国の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度で就労可能のビザ(査証)が発給される。日本国のワーキング・ホリデー制度は、1980年にオーストラリアとの間で開始され、1985年にニュージーランド、1986年にカナダ、1999年4月から韓国と、同年12月からフランス、2000年12月にドイツ、2001年4月から英国との間で開始されている。


それでは聴いてみましょう。
http://brasil-ya.com/radio/20060930.mp3


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