サンパウロ新聞より (2006/03/09)
読む移民史ではなく、聞く移民史を―。インターネット上で聞けるラジオ・システムを利用したラジオ番組「ブラジル日和」が密かな注目を集めている。 ブラジル日和は毎週木曜日の午前10時頃から約2時間、生放送で放送している。これまでに22回を放送し、ブラジル・ニュースやコロニアの話題などの他、毎回違ったゲストを迎えて話を聞いてきた。「こういった形で歴史を残すこともできるはず」と、使命感溢れるスタッフたちはボランティアで活動を行っている。 「ゲストに招待する方は、コロニアの指導者などの方々だけでなく、より多彩な人を取り上げたい」と、スタッフの大久保純子、高橋晃一さんらは語る。今までのゲストもミュージシャン、日本語教師、文協役員などと幅広い。なお、今日9日にも放送がある。 このラジオを聞く場合は、まずインターネットで「ブラジル日和」( http://www.100nen.com.br/radio )にアクセスする必要がある。専用ソフト(無料)が必要になるが、ウェブサイト上の指示に従えば、手軽に聴くことが出来る。なお、このウェブサイトでは今までの放送も聴けるようになっている。【サンパウロ新聞・2006年2月9日掲載】
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