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     2007年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2007/12/26)
Vol.080 「チングアのドナ・マリア」原 敏子マリアさん

Vol.080 「チングアのドナ・マリア」原 敏子マリアさん (2007/08/27) 放送: 2007年7月22日(土)ブラジル時間10:04 ~ 12:18(2:13) 日本時間22:04 ~ 00:18(2:13)、ダウンロードはゲストコーナのみの1時間14分25秒です。
出演: 原 敏子マリア、松本浩治、大久保純子、宮坂知佳、高橋晃一(協力)


Vol.076「リオ州で農に生きる」の原林平さんの奥さんである。
地元では「ドナ・マリア」で通っている。御主人の原さんがリオ州文化体育連盟理事長やブラジル農業拓殖協同組合中央会の会長をしている間、留守が ちな家をずっと陰で支えてきた。
敏子さん自体は父方の祖父、故・門岡一盛氏が第2回日本移民として、1910年に「旅順丸」で渡ってきたという3世である。だが、日本語はペラペラ。漢字すら書けてしまう。
20歳で結婚して以来、陰となり日向となり御主人を支える姿は、頭が下がる思い。
ウェディングドレスも手作り。結婚後、最初にした仕事は自分たちの雇っている労働者の家へコーヒーを借りに行くこと。さらに御主人が労働者と意思疎通がうまくいかず、鉄砲を持ち出された時には、御主人の前に出てかばったという肝っ玉母さんだ。
ブラジルに来た日本人がたまに「ブラジルの日系社会には日本が無くした何かがある」といった言葉を置いていってくれることがある。
その何かとは、人で言うなら3世だけれども日本人よりも日本人らしいドナ・マリアのような人なのではないだろうか。そんなことがふっと頭をよぎる方である。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20070722.mp3


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