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ブラジル日和
     2008年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2008/12/31)
Vol.110「アマゾン移民80年が生んだニッポ・ブラジレイロ」生田勇治さん&堤剛太さん

Vol.110「アマゾン移民80年が生んだニッポ・ブラジレイロ」生田勇治さん&堤剛太さん (2008/12/23) 放送:2008年12月7日(日)ブラジル時間 16:07~17:50 (1:42) 日本時間03:07~04:50(1:42)、ダウンロードはゲストコーナのみの1時間34分49秒です。
出演: 生田勇治(ゲスト)、堤剛太(ゲスト)、松本浩治(レギュラーゲスト)、大久保純子、高橋晃一(協力)

 生田さんは、山形県赤湯町に生まれ、1955年、7歳のとき、両親と姉3人、妹、弟と一緒にアマゾン地域に移住した。ゴム園やジュート栽培、森林開拓など過酷な生活を強いられたが、本人は「木を切ったり、川で魚を釣ったり、学校に行かなくても楽しかった」と当時を振り返った。
 一家がサンタレンの町に出てからは学才が開花、文部省の奨学金で地元の進学校で高校まで過ごす。「ポルトガル語で負けない」と教会活動や学生運動で語学力を鍛えたという。
 高校卒業後は州都ベレンにある国立大学の医学部へ進んだ。医師への道を進んだのは、医療兵だった父と看護婦だった母の影響を受けたから。  在学中は当地の日系援護協会の巡回医療で各日系集団地を回った。卒業後も国費留学などで何度も日本で研修し、形成外科のスペシャリストとして忙しい日々を送る。
 現在はベレンにある日系の総合病院、アマゾニア病院の院長としても地域医療に携わる。さらに、今年から汎アマゾニア日伯協会の会長代理として、北部4州を管轄する日系人の代表として、また、来年行われるアマゾン日本移民80周年の総指揮を執る。
 今まで以上に多忙になることは必至だが「人生楽しく、時間は有効に」をモットーに北伯日系社会の新しい顔は、自信を持って前に進む。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20081207.mp3


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