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ブラジル日和
     2009年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2010/01/18)
Vol.120 「丹下セツ子さんと井上祐見さんの対談」 丹下セツ子さん、井上祐見さん、中嶋年張さん

Vol.120 「丹下セツ子さんと井上祐見さんの対談」 丹下セツ子さん、井上祐見さん、中嶋年張さん (2009/08/17) 放送: 2009年8月17日(月)ブラジル時間 13:48~15:48 ( 2:00) 日本時間 18日(火)01:48~03:48 (2:00)、ダウンロードはゲストコーナのみの1時間46分16秒です。
出演:丹下セツ子、井上祐見、中嶋年張、大久保純子

 丹下先生は2回目、井上祐見さん&中嶋年張さんは4回目のブラジル日和ご出演である。
 4回目のご出演というのは、祐見さん&中嶋さんが初で最高回数のご出演である。さすが地方のおじいちゃん、おばあちゃんに歌を届けたいという思いだけで11年もブラジルに通って来て下さるだけのものがある。出演料も払えない「ブラジル日和」にいつも笑顔で出て下さる。
 また、30年以上前にやはり同じ思いで、それこそまだNHKの衛星放送など娯楽の少なかった頃にブラジルの奥地をバスで回って地方公演をなさった丹下先生。「プロの芸人として」さらに「ブラジルを愛した人間」としての、共通する熱い思いが会話のあちらこちらにほとばしる。
めったにしゃべらない祐見ちゃんが最後に熱い思いをチラリと語ってくれた。そして、会話のすべてに丹下さんが2人を見守る暖かい眼差しを感じることができる。
 そばで聞いていて、「プロとはこういうものなのだ」という、厳しいけれどなぜか暖かい、じんわりするものを感じた。
 最後に今年2009年のブラジル公演の予定が祐見ちゃん自身から紹介されているので、お近くの方はぜひご来場を!

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20090817.mp3

 2023年3月16日午後9時10分頃、肺ガンのためサンパウロ市内の医療施設で丹下先生がお亡くなりになられました。行年83歳。
 そのちょっと前から目の調子が悪かったりしていたのですが、癌と発覚した際、先生は病院での治療は希望せず、在宅で生活をされていました。時折、電話をしたりしていましたが電話では最期まで元気にお話をしてくださっておりました。先生らしい、最期だったかと思います。
 葬儀はサンカエターノの葬儀場で、四十九日忌法要はサンパウロ文協の貴賓室で、どちらも丹下太鼓道場の門下生たちが立派に式を執り行われました。 また、一人、コロニアの偉大な方が旅立たれ、寂しい限りです。
 先生の訃報は、共同通信を通じて、広く日本にも報道されました。
 ここでは当地の「ブラジル日報社」の記事をリンクいたします。

http://www.brasilnippou.com/2023/230318-21colonia.html

四十九日忌法要の記事

http://www.brasilnippou.com/2023/230516-22colonia.html



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