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     2011年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2012/01/09)
Vol.145「アマゾンでマホガニーを植えて」 岡島博さん

Vol.145「アマゾンでマホガニーを植えて」 岡島博さん (2011/09/04) 放送:2011年8月5日(金)
ダウンロードはゲストコーナのみの1時間59分53秒です。
出演:岡島博(群馬県出身)、大久保純子

 「仁義礼智信」。いつもラジオ終了後に書いていただくノートに岡島さんはこの言葉を書いてくれた。人として忘れてはならない仁義と礼儀と勤勉さと信頼の大切さを、ノートに記した後、分かりやすく説明してくれた。岡島さんの人となりを示すような文言である。
 岡島さんはパラ州カスタニャールでピメンタ(胡椒)を栽培し、ヨーロッパへ輸出している企業家である。また、マホガニー(ポ語では「モギノ」)の植樹にも成功し、莫大なマホガニーの森林を所有している。マホガニーは高級木材で知られており、岡島さんが育てたマホガニーを伐採販売できれば億万長者ではないかと思われるのだが、残念ながらワシントン条約やブラジル政府の法規制により伐採が禁じられており、自らが植えたマホガニーなのに今現在は切ることもままならない事態となっている。
 だが、それよりも岡島さん自身の人生や生き方にさまざまな教訓と面白さが満杯だ。生まれながらに心臓に病を持って開戦記念日に誕生した岡島さん。ブラジルの暖かい地に移民し、北伯の群馬県人会長となり、アマゾンに広大な自然林「群馬の森」創設にも携わった。
 さらには自身の病気体験から心霊療法のJo?o de Deus氏(ドン・イナシオ氏)に心酔し、何ヶ月かに一度はパラ州からゴイアス州まで何千キロの道を往復し通っている。また、体が弱かった岡島さんならではの秘蔵のアマゾン生薬も作り、自らの健康維持にも努めていて、それを惜しむことなく人々に渡している。
 岡島さんの話を聞くと、氏の真面目さが訥々と伝わってくる。ぜひ、岡島さんの生の声で聞いて頂きたい。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20110805.mp3


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