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     2013年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2014/02/23)
Vol.164 「3.11でパラグアイへ移住」平田武治さん&武田真実さん兄弟

Vol.164 「3.11でパラグアイへ移住」平田武治さん&武田真実さん兄弟 (2013/07/31) 放送:2013年7月10日(水)ブラジル時間 10:57~12:35(1:38) 日本時間 22:57~00:35(1:38)、ダウンロードはゲストコーナのみの1時間12分21秒です。
出演:平田武治(兄)、平田真実(まこと・弟)、細川多美子、砂古純子、大久保純子

 3.11以来、パラグアイへ移住した日本人が何人かいらっしゃるという。
今回は昨年4月1日にお母さん光子さん(88)、奥さん、息子さん2人と移住して来られた平田真実さん(7月1日移住)とその様子を見に来られた兄・武治さんをサンパウロにお迎えしてお話を聞いた。
 平田家はユニークで、父親の平田武一さんと母・光子さんは料理研究家となりマナ料理学校を創設。テレビの料理番組などに出演していて、ブッシュ・ド・ノエルを最初に日本に紹介した方だという。
 そんな平田家で四男として生まれた真実さんと次男さんは3.11以来、放射能が飛んでいるであろうと思われる日などは、足に赤い斑点が出て、シャワーを浴びると落ちたということから、放射能に疑問を持つようになったという。
 真実さんはホリネスの牧師さんでありながら、爬虫類の飼育器具販売、格闘技のジムを経営。友人の韓国人宣教師からの勧めでパラグアイ移住を希望。出来上がってしまった先進国よりも、何か自分が役立つことができるような将来の国ということでパラグアイを選択。
 また、真実さんのご長男・真之さんはパラグアイで総合格闘家として活躍。今回はリオデジャネイロで試合があり、その応援にサンパウロへも立ち寄られた。
 兄の武治さんは日本では料理関係などで働いていたが、今回は移住を視野に家族を代表して弟さんのいるパラグアイを訪問。ブラジルの音楽にも憧憬が深く、初のブラジル訪問を堪能しつつ、出演して下さった。
 最近、来られた日本からの最新移住者。その率直な話はとても貴重である。3.11以降、一説によれば150万人もの日本人が海外へ脱出しているという。脱出した人の生の声、ぜひ、聞いて頂きたいと思う。

 なお、今回の最初のテーマソングは「だれも来ない海」 (作詞・田川一郎 作曲と歌・新居由香理)。
 エンディングは 「いい村だった」(作詞・田川一郎 作曲と歌・新居由香理)。作詞家の田川一郎さんより許可を得て、ご紹介しております。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20130710.mp3


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