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ブラジル日和
     2016年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2017/02/26)
Vol.193「泣きすぎると笑えてくるんです」山本郁子さん

Vol.193「泣きすぎると笑えてくるんです」山本郁子さん (2017/02/16) 放送:2016年11月7日(月)
ダウンロードはゲスコーナのみの1時間05分57秒です。
出演:山本郁子、細川多美子、砂古純子、大久保純子

大久保にとっては絵手紙の先生である。そんな山本先生にぜひ、お話を聞きたいと思った印象的な言葉が題名の「一人で部屋で大泣きしていると、そのうちなんか可笑しくなって笑ってきちゃうんですよ」。こんなセリフはそうそう言えるものではない。
山本(旧姓・平瀬)家は戦後、アマゾンのベルテーラのゴム移民として渡伯した。郁子さんは13歳だった。その後、体躯が大きかったこともあり、たくさんのお見合い話が持ち込まれたという。そんな中から山本さんと結ばれる。
サンパウロで山本家具店を営み、順調に過ごしておられたが、娘さんの一人がUSP(サンパウロ大学)を卒業寸前に友だち同士で旅に出かけ、帰りの車で事故に遭い亡くなられてしまった。その後、ご主人も追うように他界。立て続けに二人の身内に旅立たれ、悲しくて仕方がない時、家で独りで泣いていた時の事が先のセリフだ。
USP(サンパウロ大学)は日本でいう東大のような存在の大学。そこをまさに卒業という前途洋々たる矢先の出来事でさぞお苦しかったことだろう。
ブラジルでは本当に想像を絶するような苦労をされたり、経験をされた方がたくさんいらっしゃる。実はそれはブラジルに限らず全世界で、日本でも同じように苦しい体験をされている方が数多いらっしゃるのだろう。だが、日本で暮らされている方は概して口が重く、それらの経験を語り継ぐケースが少ないような気がする。ブラジルの大地や気候、風土がなせる業なのだろうか、ブラジルに移民した人はそれらの苦労を人に伝えるのが上手だ。時に笑いながら、シワを寄せながら、一見の若者にもあっけらかんと語ってくれるその話がありがたい。
このありがたさを少しでも多くの人に伝えたくてこのインターネット・ラジオ「ブラジル日和」は始まった。
今回もまた、それができることに、改めて、山本郁子さんに感謝したい。


それでは、以下のリンクをクリックしてをお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20161107.mp3


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