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熟年クラブ連合会
     事務局だより  (最終更新日 : 2019/02/15)
2007年8月号

2007年8月号 (2007/08/24) ○トピックス

芸能祭も一緒の老ク大会

 八月五日文協大講堂で行なわれた第三十一回老人クラブ大会は、芸能祭も含めての開催である。遅く訪れた寒さの後の温かさにほっとしていたら、当日は朝から霧雨の舞う曇り空となり大変がっかりした。しかし心配する程もなく、貸切バスで到着した人達が続々と入り始め、ともかく一安心。八時半からの開会式には年一回のお客様も大分揃い、予定通り始める事が出来た。今年の来賓は、経費面で大変お世話になっている清水オリジオ・スダメリス銀行取締役を始め、JICA野末雅彦次長(所長はブラジリア勤務)、森口イナシオ援協会長、松尾治県連会長、吉岡黎明救済会会長と揃い、文協からは銀行の清水氏が財務担当理事と兼ねた出席となった。更に「老壮の友」俳句欄の栢野桂山先生と短歌の渡辺光先生の参加もあり、芸能祭審査員の先生方も朝の式典から加わって下さり、幸先良い出発となった。
 内海博実行委員長による開会の辞に始まり、黙祷・老人クラブの歌・重岡会長挨拶の後は、今村敬老金贈呈で、今年も百人分という大金を下さった今村幸耳鼻咽喉科医に感謝しながら、代理を勤めた重岡会長が代表の畑井健治さん(百歳)に贈った。畑井さんは非常な元気さで「お蔭様で毎日ゲートボールで楽しんでいます」と、大きな声で感謝の言葉を述べた。続いて野末・清水・森口・松尾の各来賓からお祝いの言葉を頂いた。
 次にADESC(農協婦人部連合会)指導者の栖原郁子マリーナ氏の講演「日系の家庭・高齢者に接して感じた事」が行なわれた。栖原氏はコチア組合が健全な頃から、各地の婦人部を廻っては、農産物を工夫した料理や、手芸、農村の暮らし方などを指導したり、各婦人部会の連絡に力を発揮してADESCの活動に貢献している。そのため農家の実態について大変詳しい。続いてADESCの元会長である玉腰豊子さんから、コチア組合がなくなって、一旦解散した婦人部の活動が無にならないように復活したことが補足された。女性側から言うと一生懸命男性方に協力してきたのに、コチアも南伯も南銀も皆つぶれてしまって、無念な思いが強いのである。
 続く教養教室発表では、健康体操・民謡・踊り・コーラスの四教室が、元気に楽しげに自分たちの活動を舞台で披露した。烏山先生亡き後、寺田洋子先生が引き継いだ練功体操教室が、人数が揃わず出られなかったのは残念だった。五十嵐副会長の閉会の辞で式典は終り直ちに芸能祭に入った。
 こちらの方は今年も司会はベテランの藤瀬圭子氏、審査員は戸塚マリ先生に嵐田英代先生、そして新しく民謡にも踊りにも詳しく審査のベテランという、男性の永田理文(まさふみ)先生が加わった。心配していた出演数も思ったより多く、昨年とほぼ同数の六十四番組、民謡十八・個人舞踊二十二・団体舞踊二十四だが、この中にはダンス・寸劇・詩吟・詩舞・剣舞も含まれている。競うだけの数にならず、各種目毎に分けて出来ないのは残念である。
 今年の特色の一つに男性の個人舞踊が幾つかあった事が上げられるが、中には夫人に死なれて俄然元気づき、芸事・スポーツ何でも始めた方もいたとか。男女平等が身についた証拠だろうか。又団舞の中にも男性がチラホラ入っていて微笑ましい。やはり人気は上手下手を別にして面白く踊ったインダイアツーバ親和会の「かっぽれ」とか、歌の内容に合わせて芝居をしたジュンジアイ睦会の「桃太郎」など工夫を凝らしたものに集まった。それにしても九十三歳で個人舞踊の優勝をさらった冨永政子さん(ヴィラ・マリア鶴寿会)には、審査員も脱帽して「あの年であんなに体が動く秘訣を教わりたい」との事。昨年も優勝したが本当に感心する。
 番組が全部終わって審査結果が出るまで、シニアボランテイアの貞弘昌理さんが得意のギターを弾き、カラオケの田巻先生が唄って観客を喜ばせた。やがて成績が発表され代表が受ける度に、出演の成果が気になってほとんど残っていた観客から大きな拍手が沸き、受賞者も大変嬉しそうに受け取り、記念撮影に収まっていた。一日中バザーの会場も賑やかで、品物も見る見る少なくなっていく店もあった程でこちらも一安心。
こうして今年最大の行事も無事終りを告げた。


大成功だった日本祭り

 老ク連はコロニア一大きい催しと言われる、県連主催の日本祭りに今年も参加した。今年は三日間の開催だったが、当会は金曜日は定例の代表者会議のために、机や椅子・本などの大きい物だけを運び込み、翌土曜日七時から奮闘が始まった。四回目の今年は売店と玉井先生指導の踊り教室の舞台出演である。今年の売り場は三方通りに面した十六平方でとても売り易かった。机の並べ方、賞品や売り子の配置、値段のつけ方など、昨年だいぶ勉強させられたので、今年は初日から無駄なくたくさんのお客を裁く事が出来た。唯狭い売り場を考慮して人数を制限したので、働いた役職員は他の県人会や業者・展示ものなどを見に行く暇もなく応対に追われ、疲れがひどかった。
 今年の場所は余りにも広すぎて全部を見る事が出来ず残念だった、と言う声も多く聞かれた。これを裏づけたのが当会の草履(シネーラ)の売れ行きである。ハイヒールはもちろん、短靴や運動靴(テニス)の人でさえも九レアイスの草履を買って、その場で履き替えていくのである。心から同情して店先に落ちている草履袋の留め具を幾つも拾ったのが、今年の最大の特徴のように思った。
 会員手作りの心のこもった食料品や、高齢者用の品物の数々、選択に心を砕いた中古本やビデオテープなどが次々と売れていく。日曜日にはその端を利用して、今年から老ク連の教室に加わった百人一首を広げてカルタとりをやってみた。独特の節をつけて読み上げる和服の読み手に対して、数人が回りに待機して取る様に物珍しげに観客も集まって来た。時間に余裕がなく教えるまでには至らなかったのが残念だったが、今年の新しい試みである。売店の成果は大きな場所代に税金などの諸経費を差し引いても、手作りの皆さんの協力などのお蔭で少ないながらも余りがあり、関係者を喜ばせた。


第三十一回芸能祭 入賞者

*団体舞踊A(8名以上)
一位 花姿チントンシャン サンパウロ鶴亀会
中村輝子(80歳)、大原幸(80歳)、日置好子(70歳)、山本幸子(87歳)、相沢絹代(70歳)、北橋初代(71歳)川森キヌイ(83歳)、坂上美佐子(77歳)、池田恭子(72歳)、前田美佐子(77歳)、坂口悦子(82歳)、関佳子(75歳)
二位 寸劇「桃太郎」 ジュンジアイ睦会 13名 62~83歳
三位 花笠音頭 ジュンジアイ睦会 13名 62~83歳
四位 秋吉台 サンパウロ東部紅葉会 9名 73~90歳
五位 きよしのズンドコ節 リベイロン・ピーレス錦友会 10名 67~79歳

*団体舞踊B(7名以下)
一位 影を慕いて サント・アンドレ白寿会
尾田咲枝(84歳)、平井春子(83歳)、平田里子(81歳)、多川富貴子(70歳)、佐々木道子(69歳)、小坪富佐子(62歳)、西田和子(66歳)、
二位 花の手拍子 ヴィラ・マリア鶴寿会 5名 76~93歳
三位 心酒 ヴィラ・ソニア老壮クラブ 4名 55~80歳
四位 しのぶ雨 ヴィラ・ソニア老壮クラブ 7名 55~82歳
五位 天竜下れば インダイアツーバ親和会 6名 61~73歳

*個人舞踊A(78歳以上)
一位 祝賀の詞 ヴィラ・マリア鶴寿会 冨永政子(93歳)
二位 おうめ サント・アンドレ白寿会 平田里子(81歳)
三位 岸壁の母 ピニェイロス老壮部 安梅マサ(90歳)
四位 嵐山に遊ぶ サンパウロ玉芙蓉会 沢田祥静(81歳)

*個人舞踊B(77歳以下)
一位 長良川艶歌 インダイアツーバ親和会 松本笑子(61歳)
二位 かっぽれ インダイアツーバ親和会 丸山茂(80歳)、冨永和則(73歳)
三位 みれん橋 サント・アンドレ白寿会 西田和子(66歳)
四位 黒田の舞 アニャンゲーラ仲よし会 大川みどり(67歳)

*民謡A(82歳以上)
一位 小諸馬子唄 サンパウロ中央老壮会 松本としよ(82歳)
二位 喜代節 サンパウロ中央老壮会 大沢恵子(87歳)
三位 津軽山唄 サンパウロ中央老壮会 宇佐見トシ(85歳)

*民謡B(81歳以下)
一位 秋田舟方節 イタケーラ寿会 菅沼政子(72歳)
二位 日向木挽唄 アルジャー親和会 市来照子(76歳)
三位 庄内おばこ スザノ福博福栄会 土田正五郎(77歳)


第三十一回老人クラブ大会・芸能祭寄付者

今村幸医師五〇〇〇
スダメリス銀行三五〇〇
サンパウロ中央老壮会二〇〇
モジ・クルーゼス中央日会老人部二〇〇
重岡康人二〇〇
栖原マリーナ一五〇
福本千賀人一〇〇
ヴィラ・ソニア老壮クラブ一〇〇
プラッサ・ダ・アルボレ老壮会一〇〇
ピニェイロス親睦会老壮部一〇〇
サント・アマーロあおぞら会一〇〇
サント・アンドレ白寿会一〇〇
イタペチ万寿会一〇〇
五十嵐司一〇〇
内海博一〇〇
小坂誠一〇〇
テクノ・ワーク(内山卓人)一〇〇
ブラジル日本文化福祉協会五〇
ブラジル日本都道府県人会連合会五〇
清水オリージオ五〇
杉本正五〇
荒木克弥五〇
貞弘昌理五〇
関佳子二〇



○8月の行事

   
   ※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
※12時15分
なつメロ合唱の会
1011
  ※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
※9時半・1時
書道教室
※12時15分
名画鑑賞会
12131415161718
 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
 
19202122232425
 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※10時~13時
日本より麻生圭子さんのオカリナ演奏会
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
※9時半・1時
書道教室
※12時15分
名画鑑賞会
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 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
 



○名画友の会

8月11日(土) 第154回鑑賞会
(1)「鑓の権三」 1986(昭和61)年度作品 カラー2時間6分 ベルリン映画祭銀熊賞受賞
原作: 近松門左衛門
監督: 篠田正浩
出演: 郷ひろみ、岩下志麻、火野正平、田中美佐子
(2)「マルセイユの恋」 1996(平成8)年度作品 黒白1時間24分
監督: ロベール・ゲデイギヤン
出演: アリアンヌ・アスカリッド、ジェラール・メイラン

8月25日(土) 第155回鑑賞会
(1)「切腹」 1962(昭和37)年度作品 カラー2時間13分 カンヌ映画祭審査員特別賞受賞
監督: 小林正樹
出演: 仲代達矢、岩下志麻、石浜朗、丹波哲郎
(2)「追想アナスタシア」 1956(昭和31)年度作品 カラー1時間45分
監督: アナトール・リトヴァック
出演: イングリッド・バーグマン(アカデミー女優賞受賞)、ユル・ブリンナー



○各教室参加者 (6月21日-7月20日)

コーラス教室4回62名民謡教室4回44名
踊り教室4回69名俳句教室1回10名
カラオケ教室4回73名カラオケ・ダンス愛好会5回212名
健康体操教室7回129名名画友の会2回76名
練功体操教室5回74名なつメロ合唱の会1回34名
書道教室2回87名マッサージ・灸4回45名
絵画教室4回55名書道百人一首2回29名
百人一首2回6名



○寄贈・寄付 6月21日-7月20日(敬称略)

・書籍類戸塚マリ13冊、谷口恵美子2冊、小池誠7冊、鈴木登志枝9冊、井出香哉12冊、吉田ちどり34冊、東海林貢3冊、金藤泰子9冊、松平和也多数
・ビデオテープ松平和也多数



○事業報告 6月21日-7月20日

6月25日宇野先生を見送りに飛行場へ 杉本・内山・玉井・上原・金藤
27日響ファミリーショーをサロンで開催 観客約150名
28日ブラデスコ銀行 Metro São Joaquim支店開店祝い 五十嵐・内山
29日第8回理事会 10名
7月2日今村先生へ敬老金願いに 重岡・内海
4日三つの銀行へ打ち合わせに 五十嵐
11日二つの銀行へアシーナその他 重岡・五十嵐・戸田
12日シニアの貞弘昌理さん着任出迎え 内山
老人週間会場費のための中古品バザー準備 内山・伊藤・貞弘・相沢
同上バザー手伝い 内山・信子・板井・畠山・貞弘
14日小旅行「イッペー他花見学」(アチバイア三木宅・平中宅他) 内山他26名
15日文協で開催された森敬恵ショーに協賛出演 五十嵐・貞弘他9名
16日貞弘氏の買い物手伝い 内山
20日日本祭り荷物運び入れ 内山・貞弘・片桐・村松
会計監査会 丸山・西丸・古賀・戸田
第6回代表者会議 34名
※ 毎週木曜日カラオケダンス愛好会手伝い=田村・内山
※ 老壮の友荷造り、貞弘シニアの手伝い、日本祭りの準備等=内山


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