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熟年クラブ連合会
     事務局だより  (最終更新日 : 2019/02/15)
2008年3月号

2008年3月号 (2008/03/08) ○トピックス

老ク連の百周年記念事業

 日本人ブラジル移民百周年の日が目前となりました。毎日の邦字紙にそれにちなんだ記事が出る度、一番日系人の多いサンパウロのド真中にいる私達は、非常に淋しい思いをしています。それはこの地の百周年委員会が、一番苦労をして地盤を築いた筈の一世を、忘れているかのように思うからです。百周年の話が出始めた数年前には、私達一世は自分たち最後のお祭りだから、思い切って寄付も弾んで、盛大に祝うことになるだろうと思っていました。それは移民百周年だから、当然移住した者(一世)が中心になると思っていたからです。そして皇族もお見えになり、先の両陛下ご来伯の時のように、大興奮のルツボとなる事は間違いないと思っていました。ところがブラジル国対日本国となり、二世以上が対象となって、今後に繋がることが最重要となれば、当然、消え行く一世はお呼びではありません。
 全会場何処からも両陛下の一部始終を見ることの出来た前回と違い、今度のあの細長い会場ではお姿を見ることさえ出来ないかもしれないし、高齢の私たちは会場に行くだけでも大変です。
 老ク連には踊りやコーラスの参加依頼もありましたが、高齢の身を考えて、今回は団体としては辞退しました。更に一般人の入場は余り出来ないらしいとも聞きますし、あれほど二〇〇八年には…と期待していた事が、実際とは大きな違いで何とも無念な思いです。


地蔵建立

 日系人が一致団結して何か記念になるような物事をと期待していたのに、ほとんど絶望的になったのを見て、各地方ではそれぞれの計画を立てるようになりました。老ク連でも前庭に小さなお地蔵さんを建てて、記念することにしました。
 お地蔵さんは子供を守る神様というけれど、生命ある全ての生物を救済する、慈悲の心を持っておられるというので、老ク会員の心の拠り所となるよう願っての事です。自然石で子供位の可愛らしい物を彫って貰いますが、会からの支出ではなく、気持のこもった浄財を集めて作ることに決っており、通常八月に行うという開眼供養に間に合うよう、早速寄付集めも始めることになっています。
 今後一世がいなくなったらどうなるか、或いは日系人がずっと繋げてくれるか分かりませんが、この場所に老ク連が続く限りは、皆さんに可愛がられる事と思っています。

地蔵菩薩像建立趣意書
 一九〇八年(明治四十一年)、第一回契約移民を乗せた笠戸丸がサントス港に着いてから長い年月が過ぎ、本年六月十八日、百周年の記念日を迎えることとなりました。
 私たち移民とその子たちにとってこの意義のある年の思い出として何か形のあるものに残し、併せて連合会の結束のシンボルともする企画を進めた結果、お地蔵さま(地蔵菩薩)の建立が代表者会議で決議され、その準備が始りました。本体は自然石で造られた約一メートルの立像とし、約三十センチの高さの台石上に建てられ、場所は老ク連本部前庭の一角を予定しています。 
 インドでお釈迦様が入寂された後まもなく、代わって各地を訪ねて民衆をその精神的な苦しみから救い出す済度というお仕事をする役目として遣わされたのが地蔵菩薩で、中国を経て奈良時代の日本に入り、京都に都のあった平安時代の後期には日本在来の旅行者を護る神である障(さえ)の神(通称 道祖神)と同一のものとして神仏習合され、爾来明治維新まで一千年間、日本国中にあまねく広まって信仰を集めたものでありました。そのため、他の仏像に比べても最も多くの数があり、日本人に一番親しまれている仏様ということができます。延命地蔵・子安地蔵・とげぬき地蔵等々、様ざまな名前がつけられていますが、地蔵菩薩の特徴は信ずるものへの慈悲心の深さで「慈」は幸せを与え「悲」は苦しむものからその悩みを我が身に受けて救うことを意味しています。思うに、これは会い集って苦楽を分かち合う、老人クラブの綱領にある友愛精神と何か共通するものがあると言えるのではないでしょうか。
 そのようなことで、この機会にお地蔵様をお迎えすることにより、私たち連合会の団結を更に深め、その大慈大悲の御心によって、加盟全クラブの物故会員各位、会員ご家族のご先祖たちのご冥福のお導き、そして現世に生きるクラブ会員と、これからの百年に向かい立つ私たちの子や孫へのご加護をお願い致したく存じます。
 設置の総予算は祈念の辞を彫った銅版込みで数万レアルになると存じますが、資金の調達方法については本部の年度会計に頼ったり、或いはリッファの発行などは敢えてせず、あくまでも会員一人一人が家族と友の幸せを祈る気持ちで集めた浄財によるものとしたいと存じます。クラブの全会員が「自分達が建てた、何百年でも後世に残る立派な御像が老ク連にあって、いつでもお参りやお願い事に行ける」と言って頂けるものを設置したいと存じます。以上のような事情をお汲み取りの上、各クラブにおかれましてはご相談頂き、出来るだけのご尽力をお願い申し上げます。(ブラジル日系老人クラブ連合会 日本移民百周年記念事業委員会)


文芸誌作成

 地蔵建立のほかに、百周年を記念して何か文芸関係の大会も計画したらどうか、という話が持ち上がり、老壮の友文芸欄選者を中心に、委員会を作り相談しました。その結果記念誌を出す事にし、俳句・短歌・川柳に、随筆と自分史を加えた五部門を募集し、選をして賞をつけることにしました。詳細は後記枠内ですが、原則として老ク連会員ならどなたでも応募できるので、多数のご参加を期待しています。
 日頃文芸に縁遠い人でも、普段思うことや、皆さんに聞いて貰いたい自分の歴史、子や孫に残したい思いなどなど、何でも結構ですから、出来るだけ丁寧な字で書いて事務局へ送って下さい。

百周年記念 老ク連創作選集原稿募集
種目
=俳句・短歌・川柳・随筆・自分史で、未発表のもの(応募して入選しなかった句や、教室での発表分は良しとする)、日本語のみ
投句数
=俳句・短歌・川柳は一人五句(首)まで百周年にちなんだ雑詠
=随筆・自分史は二〇〇〇字以内(厳守)必ず原稿用紙かコンピューター書き
締め切り
=五月三十一日 表に応募作品と明記
原稿とは別に氏名、年齢、電話番号、住所、クラブ名、作品の題名をはっきり書いて下さい。尚当て字や作り字は避け、不明の時は、かなで書いて下さい。
選者
=俳句-栢野桂山先生・星野瞳先生
=短歌-渡辺光先生・小池みさ子先生
=川柳-黒田不知火先生・柿島さだ子先生
=随筆・自分史-外部の一名未定・編集委員
入賞数及び賞品
=未定


老ク連二〇〇七年度事業報告

◇一月十七日 静岡県人会館において日本語センター主催「第八回日本語ふれあいセミナー」に参加。宇野妙子シニアを中心に、百三十名の日語生徒達と、歌・ゲーム・会話などの交流が行なわれた。(老ク連側参加者四六名)
◇一月三十日 第二十八回定期総会を開催し、〇六年度の事業報告と会計報告、及び〇七年度の事業計画と予算案などが承認された。終了後は宇野シニアが「私が体験した阪神大震災」と題して、ビデオを上映しながら貴重な体験を語った。(出席者四六名)
◇二月二十四日 親睦と見聞を広げる為の小旅行として、台湾のお寺仏光寺と世界救世教の本部を訪ねる「寺めぐり」をし、広い敷地に点在する数々の仏像や、自然の中に広がる大きな立派な建物などを見物した。(参加者四八名)
◇三月十六日 老ク連センター付近一帯の落雷で、FAX、電話とガスの中心施設、インターネット用部品など大きな被害にあったが、加入 している保険で修理や買い換えが出来た。
◇三月より池坊師範阿部すみ子様の好意で、会館入り口に美しい生け花が飾られる事になった。以後毎週二回の生け替えで、出入りする皆さんに大変喜ばれている。
◇三月三十日 第十一回老ク連親睦ビンゴ大会を開催し、今回も有志の協力で沢山用意された賞品に参加者は大満足。更に運営経費への補助も出来た。(参加者約二〇〇名)
◇四月四日 漢方医、湯宗道先生の「高齢者に適した食事」の講演があり、先生お手製の健康がゆが参加者に振舞われた。(参加者六二名)
◇四月十二日 宇野シニアによる「おりがみ教室」が開かれ、参加者はこの機会を利用して熱心に色々な種類のおりがみを覚えた。(参加者二六名)
◇こどもに日本の心を教えるための童話の会が、イタマラチ学園へ行き、童話を語ったり宇野シニアがレクリェーションをしたりした。(参加者老ク連四名、生徒四〇名)
◇四月二十四日 夜中に二階から泥棒が侵入、JICAからシニアの携行機材として贈られたビデオ・DVDデッキやカバンなどの小物、現金少しの被害があった。後日JICA安全対策委員の視察があり、注意に従い数箇所の修理や予防対策を行った。
◇四月二十七日夜~五月一日朝 老ク連交流旅行として「移民のふるさとを訪ねて」、カフェー ランジャ、プロミッソン、リンス、ペレイラ・バレット、弓場農場などを見学、ドラセーナ明朗会と交流した。(参加者老ク連四〇名、ドラセーナ一〇〇名)
◇五月八日 第七回ミニカラオケ大会を、田巻夏枝先生主導のもとに老ク連サロンで開催。審査員は山地パウロ委員長、斎藤美恵委員、洒井裕喜広委員で、歌手百三十五名が十一月の文協での本大会に備えて練習の成果を発表した。
◇五月二十六日 第二十二回ゲートボールふれあい大会を、ニッケイ新聞社と共催、ブラジルゲートボール連合の主管で、連合スタジアムにおいて開催した。参加者は四十チーム約二百四十名で、今回はスダメリス銀行より敬老金の寄付を受けて、出場者の最高齢から四十三名に贈った。他に味の素・サクラ醤油・ラッキー製菓・下本八郎氏からも賞品が寄贈されて、元気のよい大会が行われた。
◇五月三十日 宇野シニアが帰国に際ししっかり覚えて貰うよう、各クラブのレクリェーション指導者を集めて、サロンで体操やゲームなどの講習会を開いた。(参加者三八名)
◇五月三十日 重岡康人会長が日本政府から頂いた勲章「旭日単光賞」の受勲祝賀会が文協で開催され、コロニアの皆さんから祝福を受けた。(老ク連から出席者一六名)
◇六月十五日 代表者会議終了後重岡会長の受勲祝いと、宇野シニアの送別会を兼ねた昼食会が開かれた。(出席者五〇名)


第八回ミニカラオケ大会

日時: 五月六日(火)八時半~
場所: 老ク連サロン
参加費: 十レアル
出場資格: 老ク連今年度登録会員
申込み締め切り: 四月二十日
審査員三名、賞品付き



○3月の行事

      
      ※12時15分
なつメロ合唱の会
 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※1時
百人一首教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
※12時15分
名画鑑賞会
101112131415
 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※1時
俳句教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
※9時半・1時
書道教室
 
16171819202122
 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※1時
百人一首教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
 ※12時15分
名画鑑賞会
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 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
※9時半
コーラス教室
※12時半
カラオケ教室
※8時~17時
指圧・灸 森山先生
※10時
健康体操教室
※1時
民謡教室
※9時半
練功体操教室
※11時10分
カラオケダンス愛好会
※10時
絵画教室
※9時半・1時
書道教室
※10時
ビンゴ大会
3031     
 ※10時
健康体操教室
※12時
盆踊り教室
     



○名画友の会

3月8日(土) 第168回鑑賞会
(1)「天国と地獄」 1963(昭和38)年度作品 パート・カラー143分
監督: 黒沢明
出演: 三船敏郎、香川京子、仲代達矢
(2)「おもいでの夏」 1971(昭和46)年度作品 カラー102分
監督: ロバート・マリガン
出演: ジェニファー・オニール、ゲイリー・グライムス、ジェリー・ハウザー

3月22日(土) 第169回鑑賞会
(1)「仁義なき戦い」 1973(昭和48)年度作品 カラー129分
監督: 深作欣二
出演: 菅原文太、金子信雄、梅宮辰夫
(2)「美女と野獣」 1946(昭和21)年度作品 黒白92分
監督: ジャン・コクトー
出演: ジャン・マレー、ジュゼット・デイ、マルセル・アンドレー



○各教室参加者 (1月21日-2月20日)

コーラス教室4回59名民謡教室4回50名
踊り教室4回63名俳句教室1回13名
カラオケ教室2回32名カラオケ・ダンス愛好会4回160名
健康体操教室8回170名名画友の会2回59名
練功体操教室4回45名なつメロ合唱の会1回30名
書道教室1回39名百人一首の会3回22名
絵画教室3回27名書道百人一首1回14名



○寄贈・寄付 1月21日-2月20日(敬称略)

・書籍類落合とも子1冊、小野忠司9冊、滝ガ平功12冊、坂本龍男多数冊、上原玲子6冊
・ビデオテープ滝ガ平功9本、吉田ちどり11本
・現金畑野義明R$1000、河本久子R$35



○事業報告 1月21日-2月20日

1月23日レアル銀行へお願いに 重岡・内海・小坂
28日アルジャー三浦顧問宅へ病気見舞いに 重岡・真鍋・杉本・内海
第三回選挙管理委員会 杉本・上野・原・中川
30日第29回定期総会 51名
2月1日第1回理事会 10名
3日スザノとモジへ地蔵の視察と注文 重岡・五十嵐・纐纈
8日サウーデ老壮部へ貞弘先生を派遣
13日2号宿泊室の天井落下の対策を相談 内山・重岡・五十嵐・滝波
15日会計監査会 丸山・西丸・古賀・戸田
第1回代表者会議 37名
17日イタペチニンガ千歳会へ貞弘先生を派遣
19日サント・アンドレ白寿会へ貞弘先生を派遣
20日ジュンジアイ睦会へ貞弘先生を派遣
※ 毎週木曜日カラオケダンス愛好会手伝い=田村・内山
※ 老壮の友荷造り、貞弘先生付き添い=内山


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