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(最終更新日 : 2019/02/15)
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2009年6月号
2009年6月号 (2009/06/01)
老ク連秋のスポーツ大会
見事に17チームの頂点に立った亀組優勝アルジャー親和会
五月二十三日(土)第二十四回老ク連ゲートボールふれあい大会が、連合スタジアムで行なわれた。今年もニッケイ新聞社と共催、ブラジルゲートボール連合の主管(当日の競技一切を取り仕切ってもらう)である。
前日は曇りで当日の天気が心配だったが、朝からよく晴れて、少し肌寒いくらいだった。その後暑くなり、ゲートボール日和となって、暑い中一生懸命(けんめい)にがんばる人達が目立った。
八時からの開会式は内山卓人理事による司会で、実行委員長の小坂誠副会長の開会宣言(かいかいせいげん)に始まり、黙祷(もくとう)。
持ち廻りの優勝杯返還(ゆうしょうはいへんかん)、重岡康人老ク連会長と本藤利ゲートボール連合会長の挨拶、連合側から選手に対する注意、小坂実行委員長から沢山の寄贈(きぞう)品の紹介などが行なわれた。続いて今回も敬老金を寄付して下さった、スダメリス銀行の清水オリジオ取締役から激励(げきれい)の言葉を頂き、八十六歳以上の対象(たいしょう)者四十六名の内、九十歳以上の十六名に全員の前で敬老金を一人ずつ手渡され、皆に祝福された。最後にサント・アマーロあおぞら会の中館みどり代表が選手宣誓を行い開会式は終わり、試合が開始された。
今年の出場者は八十歳以上の寿組が十五チーム、七十歳代の亀組が十七チーム、六十九歳以下の鶴組が四チームの計三十六チーム、約二百十名である。寿組、亀組、鶴組の優勝された皆様には心からおめでとうございますと申し上げたい。また、準優勝、二位、三位その他のチームの皆様も次回には優勝を目指して頑張りましょう。
見ていて思った事だが、スポーツをしているせいか、皆さん若々しく、杖をついてきた人達が試合に入ればそれさえ忘れて、てきぱきとゲートボールに取り組んでいるのには驚いた。和気あいあいと楽しみ、心身共に健康になり、最高齢の九十七歳になる方が元気に試合に出ている姿が印象的だった。
試合で勝てば大きな賞品を、例え逃しても参加賞に、敬老金と頂くことができ、一日中至れり尽くせりで飲み物や食べ物も用意される。こんなに得になる行事は他にないのでは…と思われる。更に団体スポーツなので精神修養にもなる。まだやっていない会員の皆様には、是非ゲートボールをお薦めしたい。そして来年の大会には出場してこの恩恵(おんけい)を受けてもらいたい。
連合の役員のよどみない進行のおかげで、午後三時には全試合が終了して表彰式が行なわれた。 呼ばれて出てくるチームを見ていると、老ク連の会員は七割が女性なので、自然と行事にも女性が多いのに、この時ばかりは男性が多いのが目についたが、中には何組か女性ばかりのチームがあった。出場三十六チームに対して入賞十二チームで率も大変良い。怪我人も病人も出ずに午後三時三十分には全部の片付けも終わり、未だ陽も明るいうちに大会は無事終了した。
☆ -- 入賞チーム -- ☆
寿組
優勝 グアラニー桜クラブB
準優勝 グアラニー桜クラブA
三位 サウーデ老壮部
四位 グアラニー桜クラブC
亀組
優勝 アルジャー親和会
準優勝 グアラニー桜クラブA
三位 ジュンジアイ睦会
四位 みずほ福寿会
五位 グアラニー桜クラブB
鶴組
優勝 サントアマーロあおぞら会
準優勝 サウーデ老壮部
三位 アチバイア清流クラブ
貞弘先生、お元気で(サントアンドレ白寿会便り)
サントアンドレ白寿会 高原勝弘
お手てつないで、ヨイショ
五月十九日の月例会は母の日を祝って、男性が食事を作り、お母さん方をおもてなしする事になっており、若手男性等は張り切っていました。
当日、少し遅れて会場に行きますと、思いがけなく老ク連本部より、副会長の小坂誠氏が貞弘先生と共に来ておられました。小坂さんは私が本部に顔を出していた時、お世話になった方で、大変懐かしく話をしました。
貞弘先生には今回で四回、サントアンドレ白寿会に来て頂いた事になります。「今まで、安達先生は一回、宇野先生は二回、貞弘先生は三回でだんだん回数が増えていきますね」と話していたのですが、これで四回となりました。
十二時の開会で、男性が腕を振るった食事となりました。たくさんのご馳走の中で特に美味しかったのが、白寿会会長の宮崎さんが材料を吟味(ぎんみ)されたマグロの刺身で、大変評判でした。ご馳走で腹いっぱいになり、次に月例会に入りました。小坂氏は老ク連本部の話、貞弘先生はお得意のギター、紙芝居等をしました。そして先生は二年間の勤務を終えられて、七月には帰国されるということでそれを惜しんで、「蛍の光」「仰げば尊し」を全員で合唱してお別れをしました。
貞弘先生本当にありがとうございました。二年間ごくろうさまでした。また、いつの日か先生とお会いして、一緒に歌える日が来る事をお願いし、無事、日本へお帰りになる事をお祈り致します。白寿会会員一同より。
再び清水先生をお迎えして
モジ中央日会老人部 平山文子
今年も、四月の例会日に、昨年に続いて、モジ本願寺の主管・清水円了先生をお迎えして講話(こうわ)をしていただきました。昨年のお話が私たち老人に興味深い、為になるお話だったので、今年も、是非にとの声があって、来ていただく事になりました。今年のお話も、大変良かったので、私の感想を交えて、投稿させていただきます。
昨年は、日本移民百周年と言う事に因んでのお話しでしたが、今年のお話の切り出しは、今、世界を揺るがしている百年に一度と言う、世界的な大不況の話から始められました。
忘れもしません一九三〇年に起こった世界的な大恐慌(だいきょうこう)もアメリカが震源地(しんげんち)でしたが、この度の不況もアメリカの「リーマン・ブラーザス」という大きな証券会社(しょうけんがいしゃ)の倒産(とうさん)から端(たん)を発し、世界全体を巻き込んだ大金融(きんゆう)危機(きき)が始ったと聞いております。この度も、また、不況の震源地(しんげんち)がアメリカであると言う事は、何か宿命的なものを感じます。
人間と言うものは、生きている限り欲から離れられません。しかし、その欲も程ほどにしておかないと、とんでもないしっぺい返しがやってくる事をこの度の金融危機が教えています。これら全て、人間の貪欲(どんよく)が引き起こした事件と言っても過言ではありません。
誰が作った歌か知りませんが「火の車、作る大工はなけれども、己が作りて己が乗り行く」とありますが、この大不況も、天から降ってきたものでもなければ、地から湧いてきたものでもありません。みんな人間の過剰(かじょう)な欲が引き起こしたものでしよう。その事を一番に反省しなければならないのに、反省どころか、AIGというアメリカ大保険会社は、政府から膨大(ぼうだい)な資金援助を受けながら、社内の重役の中には六億円と言う庶民には考えも付かない物凄いボーナスを受け取っていたと言うのですから、呆れてものも言えません。オバマ大統領を初め、アメリカ中から轟々(ごうごう)と非難(ひなん)が上がったと聞きます。
世の中で起こる人災、つまり、大恐慌(きょうこう)なり・大戦争なりを振り返るとその原因を作ったのは、みんな人々を導く立場にある偉い政治家なり大資本家なり、大きなカを持った者、大金を持った者であって、痛め付けられるのは、いつも力の無い弱い者、貧しい者、子供・老人・女性でした。
為政者(いせいしゃ)や世の中の上に立つ者は、弱者を庇護(ひご)し導くことが一番の務めです。それを忘れて、我が欲ばかり追い求めていたのでは、為政者と言われません。昔から中国では、世の中が改まることを「革命」と言ってきました。つまり、為政者が為政者としての役割を果たしていない時には、天(神)の怒りに触れて、自ずと革(あらた)められるようになると。為政者は、天(神)を侮(あなど)ってはなりません。
この度、アメリカでは、建国以来初めて黒人のオバマ氏が、第四十四代目の大統領に就任(しゅうにん)しました。その就任式にも聖書の上に手を置いて、大統領としての正しい使命を全うする事を神に誓っています。「天命に従う」との意でしょう。邪見(じゃけん)と驕慢(きょうまん)は、人間として一番慎(つつ)しまなければならない心と思います。為政者が、為政者としての務めを忘れて、驕慢になると世の中が狂いだします。
今の人々に一番忘れられている心は「お陰さま」という謙虚(けんきょ)な心ではないでしょうか。昔の年寄りが、こんな事をよく言っていました。「自分にとって、悪い事は、身から出た錆。いい事はお陰さま」と。正に、日本人らしい生き方を言い当てています。
アメリカのべネジットと言う小説家が「菊と刀」という本の中で、日本人の文化は「恥の文化」、西洋人の文化は「罪の文化」と言っています。私たちも小さい時に、よく耳にしたのは「日本人の恥」、「家の恥」等の言葉でした。今、日本人は「恥」を忘れかけています。恥と言う字は「耳偏(みみへん)」に「心」と書きます。正しい教えをしっかり聞く(耳)中に、「恥と感じる心」が芽生えるとの意でしょう。今、素直に教えを聞く「耳」が、何処かへ消えてなくなってしまいました。だから、横着(おうちゃく)な心が巾を効かし「恥の心」も無くなったのでしょう。ブラジルの日系社会も百周年を迎え、今一度、「恥の文化」を見直そうではありませんか。
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