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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2010年3月号

2010年3月号 (2010/03/08) 老ク連二〇一〇年度事業計画

*一月二十九日(金) 第三十一回定期総会を老ク連サロンで開催する。
*三月三十一日(水) 与古田先生のレクリエーション研修会を老ク連サロンで開催する。
*四月十二日(月) 与古田徳造シニア・ボランティア日本へ一時帰国予定。
*四月三十日(金) 老ク連親睦ビンゴ大会を老ク連サロンで行う。
*五月十三日(木) 与古田ボランテイア、ブラジル帰国予定。
*五月二十二日(土) 第二十五回ゲートボールふれあい大会を連合スタジアムで開催。
*六月二十九日(火) カラオケ教室を中心に第十回ミニカラオケ大会を老ク連サロンで行う。
*八月七日(土) 第三十四回老人クラブ大会・芸能祭を文協大講堂で開催。バザーも行う。
*八月吉日 老ク連三十五周年を記念して、式典及び法要を行う。
*八月二十日(金) 代表者会議の後、地蔵祭りを行う。         
*九月末あるいは十月初め頃 第四十一回老人週間を援護協会、救済会、日伯高齢者研究グループとの共催にて行う。
*十月二十九日(金) 老ク連親睦ビンゴ大会を老ク連サロンで行う。
*十一月二十八日(日) 第十六回老ク連親睦カラオケ大会を文協大講堂で開催、バザーも行う。
◎サロンでは、健康体操、舞踊、コーラス、カラオケ、民謡、練功体操、絵画、書道、百人一首、俳句、川柳等の教養教室と、カラオケ・ダンス、と花合わせ愛好会などを定期的に開き、会員の生きがいとする。またなつメロ合唱や名画鑑賞などの集いも催し、高齢者の楽しみとする。
◎他クラブとの交流と地城の見学などで、見聞を広げる為の交流旅行として、六月末にサン・ジョゼ、ド・リオ・プレット地方へ旅行予定。その他に親睦の為の小旅行も数回行う。
◎今年も会員の親睦と啓篆の為に老ク連機関紙「老壮の友」を毎月発行する。
◎日本語学校生徒を対象に、童話やレクリェーションなどで日本人の心を伝える。
◎サロンの空き時間を利用して、出来るだけ講演などの催し事を開催する。
◎毎年参加している県連の日本祭りには、場所代次第で参加する。
◎今年も年末助け合い募金をして、福祉施設に寄付を贈る。
◎会員のために高齢者用品の調達や、日本語書籍・ビデオ・CDなど文化方面の便宜を図る。
◎会員の要望にこたえて、無料および割引協力の医師や病院への手続をする。
◎サンタ・クルース医療保険(PLASAC)の取り扱い事務をする。
◎福祉センターの宿泊施設やサロンの利用で運営資金の一助とする。
◎老ク連福祉センターの雨漏りがひどく瓦交換をする。


副会長就任のご挨拶

老ク連副会長 小坂誠
 去る一月二十九日に行なわれました定期総会において、不肖私が第一副会長に選ばれました。
 元来、人前で話すことが苦手な私ですが、図らずも責任ある立場になった以上「会員の皆様の幸せのお手伝いができれば」という思いで引き受けさせて頂きました。
 ブラジル日系老人クラブ連合会は一九七五年に創立し、先輩諸氏の幾多の困難を乗り越えたご苦労と熱意により、今日の如き立派な会となりました。このことを常に念頭に置き、五十嵐司会長を助けながら、役員並びに全国の会員の皆様と共に歩んでいきたいと思います。
 今から十年前、私がイタケーラ寿会に入会して間もない頃、老ク連で会長選挙がありました。「会員は誰でも参加できるから行きましょう」とのお誘いがあり、初めて老ク連の門を潜(くぐ)りました。
 私は数名の会員と共に選挙に参加しましたが、選挙結果は接線になり、ほんの僅かな差で我々が推す候補者が当選しました。選挙が終わって、発表がありましたが、皆さん、明るく勝ち負けのこだわりも無く、親しみ易かった雰囲気だったことが、その後の会への参加に好影響を及ぼしたと思っています。
 二〇〇二年になると、監査役に選ばれ、纐纈久雄氏、丸山茂氏に鍛えられました。その後、二期四年間、重岡康人会長の下で会長が退任されるまで、第三副会長を務めさせて頂きました。温厚で芯のある前会長の考え方は大変勉強になりました。任期中に医療保険を導入し、会員に大変喜ばれています。
 先日、援護協会へ新任の挨拶に行きました時、坂和三郎副会長に「援協は老ク連の生みの親ですから、今後ともご指導よろしく」と五十嵐会長が申しますと、坂和副会長が「援協は病気の治療をしますが、病気にならないように高齢者が集まる部屋を作りましたから、ご利用下さい」とのご案内がありました。
 お話によりますと、ブラジルもこれからますます高齢者が増え医療面で国民の負担が増大し、行政はその対策に苦心しているとの事であります。従って、老ク連も協力して病気にならない高齢者を育てて欲しいとの要請がありました。
 その話を聞いて思いましたのは、今は科学が進んで遺伝子の研究が進み、「笑い、楽しみ、感謝の心を持つ」と遺伝子に好い影響を及ぼすということが解ったことであります。
 従って、今後も援協と協力して健康で長生きできる高齢者が育つお手伝いをして参りたいと念願して、就任の挨拶とさせて頂きます。ご指導、ご鞭撻、宜しくお願い致します。


与古田先生をお迎えして

イタペチニンガ千歳会 小野忠司
 二月七日、イタペチニンガ千歳会の例会日に与古田先生のご指導を受けるべく来て頂きました。
 当日は少しでも多くの指導を受けたいと一同手ぐすね引いて待っておりました。先生には「バーラ・フンダ八時発のイタペチニンガ行きのバスに乗車して頂き、十時半前後には到着しますから」と手筈をしておりました。
 ところが、八時発のバスが到着しても先生は降りてこず、運転手に聞いた所、そのジャポネースは一つ手前のタツイ市で下車したと言います。すぐに係りの人にお願いし、無線でタツイのロードビアリア(長距離バス発着所)に連絡し、先生を呼んでくれるように頼みましたが三十分以上経過しており、先生が見当たらないとの事。さあ、大変。そうこうしている内に、先生から此方の会長へ電話があり、役員の一人が出迎えに来ている私の所へ事情を伝えてくれました。先生の携帯電話の番号を貰っていたのを思い出し、先生へ連絡し、先生からも迎えに来てくれるようにとの事。「もちろん、迎えに行きますから、そこを動かずに待っていて下さい」と、約四十キロ先のタツイへ迎えに行きました。そんなこんなで少々遅れましたが、町から六、七㎞の所ある昼食会場で有志の方達と急いで昼食を済ませ、お疲れの所、休憩時間無しで会場へ直行して下さいました。
 すぐに先生のエネルギッシュな指導が始まりました。
 帰聖予定は四時のバスでしたので、短時間でしたが自己紹介の後、目いっぱいの指導を頂きました。近いうちにまた、お出で頂きたいと一同お待ちしております。先生、ありがとうございました。
--- ◎ ---
 与古田先生曰く「運転手に『ムイト・オブリガード』と愛嬌を振りまいて、勇んで下車したサー。でも誰も迎えに来ていないサー。困ったねぇ。そのうち、運転手が連絡をしてくれて、小野さんが迎えに来てくれると聞いて安心したサー。みんなが降りたから降りたんだけれど、一つ手前だったなんて、思いもしなかったなぁ。いやぁ、失敗失敗。
 教訓「場所を確認してから下車すること!」


キントレ

サンパウロ中央老壮会 中山保己
 「キントレをはじめているの」妹の声が電話で響いた。
「キントレ? 何んだいそれは」
「筋肉トレーニングよ」
 私は驚き、次いでおかしさがこみあげた。
「そんな、おばあさんに出来るかいな」
「ううん出来るの。K子さんは、それで丈夫になってきている」
 そういえば以前、老人の筋肉(きんにく)鍛練(たんれん)について出来るだろうかと疑問を呈したらT・S氏が「出来ますよ」と断言したのを思い出した。
 日常生活では、足のトレーニングは歩けばよいのだろうし、蝿の鍛練は物を持つということでもよかろうし、毎日の自己流体操もキントレの部類に入るだろうと解釈(かいしゃく)している。
 ある老婦人が医者に、物を持つのを禁じられたが、物を持たなくなると腕が次第にダメになると思い、ずっと意識的に物を持ち続けていたら、かえって前より重い物が時てるようになった…。何かで読んで感心した。
それで私もフェイラ(朝市)やスーパーから、かなり重たい物(比較的の話)を提げて帰るようにしているが、前ほど肩に疲労(ひろう)感が残らないようだ。これもキントレの一つだろうかな。
 妹の意見によると、筋肉トレーニングも、やはりアカデミーアに入り信用おける教師について指導してもらうのがよいのではないかという。その初歩的なものは、手を挙げたりおろしたり、足を伸ばしたりひろげたりで、合理的陳習こそが効果があがるというのだ。筋肉トレーニング、頭脳トレーニングを同時にすすめて、心身ともに健康になり、いきいき老後を送るのが私たちの理想であろう。
 さて、未来図(みらいず)。キントレで丈夫になったから、こんどは百人一首の会に出席して頭悩(ずのう)トレーニングだと、はりきっていたが、さっぱり脳トレにはならずに、どんどん他の人に目の前の札を取られていく。しかし効果は急いで期待せず、このよい雰囲気(ふんいき)を楽しみつつ行こうと考えているのが私の場合だ。


座禅と高齢者

イタペチニンガ千歳会 和賀耕月
 座禅(ざぜん)と聞くと、何か難しい修行に入るように思われる。
 まったくその通りで、我々高齢者には足を組み、両手を一緒にして、姿勢正しくし、静かに呼吸を整え、約四十分(この位が一単位となる)不動でいるというのは疲れる。
 特に長い年月、田舎に住んで農業を営み、自分でエンシャーダ(鍬)を持って働いてきた者は重労働のために身体が歪(いびつ)になり、足を組んだりというのは苦痛(くつう)である。それに長時間耐えるというのは嫌われる原因になる。それに重いものを担(かつ)いだりしたために「ぎっくり腰」の経験のあるものも多い。そうした人たちは座っている間、上体を支えるのすら難しいこともある。
 このような事から高齢者には肉体(身体)と共に学ぶ修行というものは、敬遠(けいえん)されがちとなる。それに何を今さら修行かということもあるだろう。
 そんな訳で仲間の高齢者を座禅に誘ってみても、十人中、十人に断わられる。
 座禅はインドにおいて、仏教の祖(そ)と言われるお釈迦(しゃか)様が菩提樹(ぼだいじゅ)の下で長い間座り「悟(さと)り」を開いたというのが始まりで、我々も座禅をして「悟り」を開くまでは行かなくてもできるだけそれに近づこうと真似て座るのである。
 座禅は時や場所を選ばない。老いも若きも男も女も誰にでも許される。
 高齢者になると、夜眠れないという事もある。ましてや今年の夏のように暑い日が続き夜も気温があまり下がらず、寝苦しさにベッドの上で右転左転(うてんさてん)苦闘(くとう)したという方もあったことだろう。
 カーニバルも終わり、秋の夜長が始まり、読書の秋というが、我々には眼が疲れやすくなったり、読む根気(こんき)も無くなり、読書を若い時のように楽しめないという方も多いだろう。
 こんな眠れぬ夜はそっと起きて、ベッドに浅く腰かける(近くに椅子を持ってきて置き、それに腰かければもっと安定する)。姿勢を正しくして手を膝の上に静かに下ろし、「左の掌(たなごころ)を右の掌の上に安じ、両の大拇指、面(むか)いて相(あい)さそう。(普勧座禅儀より)」。呼吸を整え、できたらそっと半眼にしておくのが良いが、叶わぬなら、閉じても良い。そのままで十分でも二十分でも続けてみてはどうだろう。眠くなったら、そのままベッドの上に横になったら良いのです。「お休みなさい」ということになる。
 ちょっと知っている人ならば「般若心経(はんにゃしんにょう)」を静かに口の中で唱(とな)えられるならば、なお素晴らしい。
 誰にも迷惑(めいわく)をかけず、誰にも邪魔(じゃま)されず、自分の一番気楽で安心な場所でこんな風に座禅できるのなら難(むずか)しく考えがちな座禅も身近になるというものです。これは私の勝手な解釈ですが、このような座禅の仕方をお釈迦様も許してくれるのではないかと思い書いて見ました。合掌


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