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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2011年2月号

2011年2月号 (2011/02/05) 第三十二回定期総会無事終了。地道な老ク連の決算・予算、拍手で承認

 老ク連第三十二回定期総会が、一月二十八日十時から当会サロンにおいて開催された。
本年の出席は二十四クラブ三十九名で、小坂副会長の司会で始まり、五十嵐会長より推薦された小坂副会長が議長となり、書記には昨年同様、新宅会計士と西丸理事が任命された。
 最初に会長挨拶があり、「二十一世紀も十一年目に入りました。遠方からも多数の代表者が参加された総会だけに多くの英知を集めた民主的な討議が行われる事でしょう。二〇一〇年度は会員の皆様のご協力で、すべての事業が滞りなく運営されました。十一年度には更に傘下のクラブ員の方々に満足して頂けるように勤めたく、新しい企画も実行して行きたいと思っています。コロニアの縮小に起因する会員数の減少を防ぐため、常に宣伝・広報を行って会員及びクラブ数の増加を努めたいと考えています。日系社会の中にあって、私たち高齢者の団体は、知識と経験豊かな御意見番として、先人から受け継いだ日本人の心の灯をともし続けるよう助言して行きたいと願っています。」と述べた。
 次に二〇一〇年度事業報告があり、五枚もの紙を西丸理事が要領よく短時間に読み上げた。一月の改選による新執行部の誕生、五月のゲートボール大会、八月の老ク大会と芸能祭の併催、そして三十五周年祭典と地蔵祭り、十月の老人週間、十一月のカラオケ大会、と外部での四大行事を含めそれなりに成功裡に終わり、サロンでの教養教室も順調に続いていることが報告された。教室では、参加者が一番多いカラオケ・ダンス愛好会は、時には五十名からも集まり、続く書道教室でも常時四十名前後が来られ、サロン一杯に机が並べられ盛んな現状が伝えられた。
 これらの事業に対する決算が上野会計理事より報告された。会費その他の負担金すべてが据え置かれていることを考慮すると、外部協力者や会員皆の協力があってこそと、地道な老ク連の実態を示したものになっている。
 玉田監査役より間違いがないという監査意見書が出され、質疑応答に入った。結局問題もなく、どちらも拍手で承認された。
 次の事業計画と予算案の方も何事もなく承認された。できるだけ計画にそって本年度の事業も進むよう一同で努力するつもりである。


老ク連二〇一一年度事業計画案

☆一月二十八日 第三十二回定期総会を老ク連サロンで開催する。
☆五月二十一日 第二十四回ゲートボールふれあい大会を連合スタジアムで開催する。
☆八月六日 第三十五回老人クラブ大会・芸能祭を文協大講堂で開催し、バザーも行なう。
☆八月十九日 代表者会議の後、第二回地蔵祭りを老ク連サロンで開催する。
☆九月末~十月初 第四十二回老人週間を、援護協会・救済会・日伯高齢者研究グループとの共催で開催する。
☆十一月二十七日 第十五回老ク連親睦カラオケ大会を文協大講堂で開催、バザーも行なう。
☆六月十七日 JICAシニアボラティアの与古田徳造先生による、三味線コンサートを老ク連サロンで行う。
☆四月二十九日及び九月三十日 老ク連親睦ビンゴ大会を老ク連サロンで行う。
☆五月三十一日 カラオケ教室を中心に第九回ミニカラオケ大会を老ク連サロンで行う。
☆七月三十~三十一日森田冨久子先生指導で老ク連絵画教室生徒の作品展覧会を催す。
☆サロンでは健康体操、舞踊、コーラス、カラオケ、民謡、練功体操、絵画、書道(二種)、ポ語教室、百人一首、俳句、川柳の教養教室と、カラオケ・ダンスと花合わせ愛好会などを定期的に開き、会員の生きがいとする。なつメロ合唱や名画鑑賞などの集いも催し、高齢者の楽しみとする。今年はコンピューター教室及びマージャン教室も開催する。
☆他クラブとの交流と地域の見学などで、見聞を広げる為の交流旅行として、その他に親睦の為の小旅行も数回行なう。
☆六月まで各老人クラブへ与古田徳造シニア・ボ ランテイアを派遣する。また要望があれば随時他の講師も派遣する。尚七月から次期シニアが派遣された場合は、各クラブへ行ってレクリエーション指導をしてもらう。
☆今年も会員の親睦と啓蒙のために老ク連機関紙「老壮の友」を毎月発行する。
☆日本語学校生徒を対象に、童話やレクリエーションなどで日本人の心を伝える。
☆サロンの空き時間を利用して、出来るだけ講演などの催し事を開催する。
☆毎年参加している県連の日本祭りには、場所代次第で参加か否かを決める。
☆今年も年末助け合い募金をして、福祉施設に寄付を贈る。
☆会員のために高齢者用品の調達や、日本語書籍・ビデオ・CDなど文化方面の便宜を図る。
☆会員の要望にこたえて、無料および割引協力の医師や病院への手続きをする。
☆サンタ・クルース医療保険(PLASAC)の取り扱い事務をする。
☆会員の要望にこたえて、もっと安くて信頼のおける医療保険を探す。
☆福祉センターの宿泊施設やサロンの利用で運営資金の一助とする。


西丸俊子会計理事、全老連より表彰される

 昨年十一月に行われた日本の全国老人クラブ大会に於いて、西丸俊子会計理事が育成功労者賞を受賞した。これは杉本相談役、朝枝顧問、重岡顧問に続き四人目の受賞となる。
 西丸理事は二〇〇二年からモジ中央日会老人部部長を務め、二〇〇五年には老人部相談役に就任。また、老人クラブ連合会では二〇〇一年から二〇〇二年まで第一会計として、二〇〇四年から二〇〇九年までは監査役をしていた。二〇一〇年からは第二会計としてその任務を果たしており、それらの功績に対し、全日本老人クラブ連合会より表彰された。
 一月二十一日の代表者会議の席上において、五十嵐司会長から書状と副賞を手渡された。
 伝達式に於いて西丸理事は「明けましておめでとうございます。今年も老人クラブ発展の年になりますよう祈っております。今日、このような表彰を受けたことは光栄の至りです。私はそろそろ引退を考えていたのですがこのような立派な賞をもらい、これからも老人クラブのためがんばりたいと思います」と喜びを述べた。


日々の日誌の中から

スザノ福博福栄会 杉本正
 一九七五年八月八日、創立された老ク連も歳月の流れは早いもので、昨年三十五周年を迎えるに至った。こまやかでは在っても、心のこもった記念祭を催し得た事は、誠に喜びとする。
 創立当時の会員数は調べた事はないが、今日に至っては概ね逝去され、また、生存なりしも高齢であられると思う。
 かつて各々の老人クラブを結成した先人の方々は、各クラブの活動が意義ある方向に推進できるよう指導性をもった組織体の必要性を痛感されて、老ク連を結成したものだった。その偉業は、世代の移り変りはあっても継続され、活発に実践されている。理想としての全会員の活用は、残念ながら不可能であるとしても、大局的に見て先人が託した目的は、充分に果されているものと思う。
 また、単に老ク連の事のみならず、各老人クラブにおいても設立当時の目的を忘れずに継承して頂きたいものである。
 当日、老ク連創立三十五年前の事に想いを馳せられてか、当時日伯援護協会の福祉担当理事であられた事から、老人問題に深い関係があった原沢和夫さんならではの、初期における各地の老人クラブの設立の動機から、老ク連結成に至るまでの歴史について、かいつまんで意義のあるお話をして頂きました事は有難い思いでした。
 現在、日系の自治・福祉団体の多くは、会員の減少に伴い、増加についての対策を練っておられるが、一向に良案は処せずとし、老ク連においても同様であるが、参考にと三十五年間の会員の増減について簡単に記してみたい。
 一九七五年、老ク連結成時の参加老人クラブは四十五団体。会員数は目算で二〇〇〇名内外でした。以後、老ク連の存在意義を解されてか、三年後には五〇〇〇名と増加。年毎に増え、七年後に至っては七〇〇〇名からの会員を有する大所帯となり、団体数も百二十団体から成っていた。
 当時は、老人クラブ会員は全員、老ク連の会員に加入された時代であった。
 この時代を境として、漸次、団体退会、個人退会が見えてきた。創立十年には五〇〇〇名と減少を辿り、創立二十周年には三五〇〇名と大幅に減少を見るに至った。会員減少の中で、逝去会員も多分に含まれている事でもある。
 さらに、創立三十周年に至って、三〇〇〇名内外の会員となり、減少の一途を辿るとの思いとしたもの。創立三十五周年で賛助会員を含め、二八〇〇名で、四十七団体となる。
 以上、私なりにこの様な会員の増減の経過を記してみたが、五年後の創立四十周年を迎えての会員数は、どの様に表されるのか、増減の鍵は地方老人クラブに在りと記して終ることにする。


忘年会は楽しいゲームで

モジ中央日会老人部 西丸俊子
 十二月十六日はモジ老人部の忘年会とシニア・ボランティアの与古田徳造先生をお迎えする楽しい日でした。天気も良く、一同心待ちにしていました。先生は今まで五回もモジに来て下さり、沖縄の歌、健康体操、指の運動、また、健康についての日常生活の正しいあり方など、分かり易く例を挙げてお話して下さいました。この日は前から「ゲームをします」と知らされていました。
 モジにお着きになってから、三十分かかりモジの日本語学校の中島理英先生、ピンドラーマの大浦美香先生もご一緒です。二人とも与古田先生と同じくJICAの派遣ボランティアです。ゲームは大きな円を作り、中心から五メートル離してテープをはり、中心の三重の輪の中にお手玉とボールを投げ、入ると三点。二重の輪に入ると二点。一番外の輪に入ると一点で点を競います。一等から十三等までの賞品は先生のポケットマネーで用意されました。
 忘年会のおいしい昼食の後、四組に別れ選手宣誓から始まり競技に入りました。皆、自分のチームを応援し、目を輝かせ喜んだり、残念がったりと力の入ること。本当に楽しい一時間でした。二〇一〇年の締め括りを楽しい笑顔で終らせて頂き、本当にありがとうございました。


お元気ですか?

元シニア・ボランティア 貞弘昌理
 皆さん、お元気ですか。ブラジルにいた時には、大変お世話になりました。あれからもう一年半も経ったんですね。つい先ほどのように思い出されます。講演会やその他、ことあるごとにブラジルの話をしています。良い経験をさせていただきました。一月には大統領が代わりましたが、如何ですか。前大統領の「ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ」なんて、長い名前を覚えるのが大変でした。
 私は今、公民館に勤めています。公民館って、何でしょう。私がブラジルの老ク連に行った時、「お年寄りの集まる公民館みたい」と思いました。今は子供からお年寄りまで、色々な方が集まって来られます。老ク連にいろいろな年代の方が集まって来られるのが、日本の公民館だと思ってください。ただ、利用料は無料で、「来た時よりも美しく」をモットーにしています。相変わらず、レクリエーションはしています。お年寄り相手が多いです。昔の演歌唱歌とか、そちらでやっていたのと同じ様な内容です。カラオケはそちらほど盛んではありませんが、友人とよく歌いに行きます。年代によって歌の内容が違いますね。最近の若者が歌う曲は、どうも馴染めません。
 今、日本は寒い寒い冬です。そう、ブラジルとは季節が逆ですね。先日から雪が降って、あたり一面雪化粧です。ブラジルでは雪なんて見たことありませんでした。北海道協会で雪だるまが日本から来て、それを見に来る人でごった返していたのを覚えています。今年は雪が降ったんですか。地球はどうなっているんでしょうね。リオデジャネイロの大雨は収まったんでしょうか。心配しています。近くのアクリマソン公園の池が大雨で抜けたのを、見に行った思い出があります。
 今のボランテイアも、もうすぐ終わりですね。帰国されたら一緒に演奏会をしたいと思っています。無事大任を果たされるよう祈念しています。


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