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(最終更新日 : 2019/02/15)
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2011年6月号
2011年6月号 (2011/06/10)
老ク連ふれあいGB大会
第二十六回老ク連ゲートボールふれあい大会は、今年もブラジルゲートボール連合の主管で、五月二十一日(土)ジャバクアラの連合スタジアムにおいて賑やかに開催された。
前日までは寒かったが当日は朝からよく晴れて少し肌寒いくらいだったが、その後、気温も徐々に上がっていき、昼ごろには暑いぐらいであった。
八時からの開会式は内山卓人正監査役による司会で、田村福八管理理事の開会宣言(かいかいせいげん)に始まり、黙祷、(もくとう)持ち廻りの優勝杯返還(ゆうしょうはいへんかん)主催者側として、小坂誠副会長が会長代理で挨拶をされ、ゲートボール連合からは古賀誠二会長が挨拶された。今年は老ク連で敬老品を八十七歳以上の方たち四十名に準備して、それぞれ手渡された後、本田八朗審判部長と田篭輝生競技部長から注意があり、昨年鶴組で優勝したサント・アマーロあおぞら会の須釜征公氏の選手宣誓が力強く行なわれて式典は終了し競技が始まった。
本年の出場者は八十歳以上の寿組十二組、七十歳台の亀組十七組、六十九才以下の鶴組五組の計三十四チームで総勢約二百名である。今までに比べると、寿組が少なくなり、亀組が多くなってきたのと、鶴組が大変少なくなってきたようである。数年前に比べると選手数は減っているが、一斉に揃うと皆若々しく見えて気持が良い。和気あいあいと、またテキパキとゲートボールに取り組んでいる。
最高齢の九十九歳になるみずほの宮本選手も試合に出て頑張っている姿が印象的だった。また今年は遠くリベロン・プレット壮寿会が五時間もかけて大会に参加してくれた。地元を出発したのは多分一時、二時のはず。疲れも見せずプレイする姿は元気そのもの。来年もぜひ参加して頂きたい。
朝早くからの集合で、たくさん用意されたカフェーとサンドイッチを次々と平らげ、連合役員の方々の手際良い進行で、試合は滞りなく進行。三時半には十二回戦全てが終って各チームの得点が出て表彰式に移った。
今年の入賞十三チームは、やはりゲートボールをいつも練習しているグアラニー桜クラブが最高八チーム出てそのうち四チームが入賞した。またサント・アマーロあおぞら会は五チーム参加してすべて入賞という素晴らしい成績をあげた。皆さんの見ている前で表彰され、記念撮影をし、喜び合っていた。そしてまたの再会を約し、今年の大会も無事終了した。寿組、亀組、鶴組の優勝された皆様には心から、おめでとうございますと申し上げたい。
老ク連の会員は七割が女性なので行事も自然と女性が多いのに、この時ばかりは男性が多いのも目についた。もちろん中には何組か女性ばかりのチームもあったが…。出場三十四チームに対して入賞十三チームで入賞率も大変良い。賞品は共催のブラデスコ銀行や下本八郎元州議や久保商会、役員より頂戴した。怪我人も病人も出ず。午後四時には片付けも終わり、陽も未だ明るいうちに大会は無事終了した。
「今年の入賞者」
寿組
優勝 サント・アマーロあおぞら会B
準優勝 グアラニー桜クラブA
三位 グアラニー桜クラブC
四位 サント・アマーロあおぞら会A
亀組
優勝 グアラニー桜クラブB
準優勝 グアラ二桜クラブA
三位 サント・アマーロあおぞら会B
四位 リベロン・プレット壮寿会
五位 サント・アマーロあおぞら会A
六位 ビラ・ソニア老壮クラブA
鶴組
優勝 サント・アマーロあおぞら会
準優勝 サント・アンドレ白寿会
三位 イタペチ万寿会
何度観ても素晴らしい響ファミリー&宮下和夫ショー
五月二十二日(日)老人クラブ連合会、ブラジル日系協会、藤瀬プロダクション共催の宮下和夫&響ファミリーブラジル公演「ふるさと再び」のサンパウロ公演が行われた。午前十時と午後三時の二回にわたり、文協記念講堂で開催され、両方ともに会場が満員となる盛況ぶりであった。午前の回は十時開始だが、良い席を取ろうと七時には行列が始まり、九時には長蛇の列ができ、会場のドアが開かれると、我先にと中になだれ込んできた。
最初に今回の催しの共催団体を代表して老ク連の五十嵐司会長から挨拶。会長は「多数お出かけ下さいまして誠にありがとうございます。響ファミリーの皆様は三年ぶりのサンパウロ公演で、この間、本場の日本で数増やされた新しい踊りのレパートリーも今日は私たちに披露してもらえると言うことで大変楽しみにしております。また、ご共演の宮下先生もかねてからご用意の曲目の他に今回の震災を目の当りにして作られた美しい新曲を聞かせて下さるという素晴らしい機会となりました。今回の東日本大震災は未曾有の自然災害で何といってお慰めしてよいのか言葉も見当たらないような次第でありますが、私たちの母国日本ではいつも国民が一致協力してすべての災難に立ち向かい、これをむしろバネにして再建の上さらに発展を遂げていることも多く、内地の同胞の力を信ずるものです。そして昔からいつもその大変な仕事の間で人々の踊りと歌が疲れを癒す、心の安らぎになっていたということも日本の文化史で語られています。響ファミリーの皆さん、宮下先生の内地での今後のお働きに大いに期待する次第です。終わりに各地の施設ならびに内地の被害地への皆様方のご援助に感謝を申し上げ、また、今回のチャリティー企画の準備と運営に当られた協力者の皆様に敬意を表したいと存じます。本日は美しい踊りと歌をごゆっくりと鑑賞されるようお願いして、挨拶の言葉と致します」と挨拶された。
第一部は宮下和夫氏のピアノ伴奏でコロニア歌手十人が「ふるさと」を合唱、引き続き東日本大震災の復興への気持ちを込めて作られた曲「ふるさと再び」が演奏される中、被災地の悲惨な様子がスクリーンに映し出された。尺八のシェン・リベイロ氏、筝演奏者の北原民江氏と共に「春の海」「荒城の月」なども演奏日本の童話に続き伯人ピアニストのシルビア」・マルテ-ゼ氏とのジュエットで「花」「ブレジェイロ」と日伯の代表的な曲が披露された。締めくくりはコロニア歌手の歌謡ショー「あなたと共に」最後は参加者全員で「北国の春」を歌い第一部は終了した。
第二部は皆さんが待ちわびた響ファミリー公演。会場後方の中央出入り口から紅色の着物をまとい花魁(おいらん)姿で彬人(あきと)座長をはじめとする四人のメンバーが現れると、会場は大きな拍手に包まれた。舞台にあがって一転、白装束に早変わり。花魁から般若(はんにゃ)の面をつけた殺陣へのすばやい展開が観客の目を楽しませた。オープニングで観客の心をつかんだ後、ひょっとこ面でコミカルな動きで会場を笑わせた彬人座長はオリジナル曲「EUおまえだけ」など自慢ののども披露した。今回の舞台には、青森県十和田湖出身の舞台芸人である舞扇毬菊さんと響ファミリーに入って一年半だという新メンバーのシャチ・ほっこさんも加わった。
彬人座長の弟・一真さんは舞台から飛び降りたり躍動感溢れる動きをみせ、また女形姿で観客に色気を振りまいたり人気を博した。午前・午後と一日に二回の公演のあいまをぬってお客様と写真を撮ったりサインをしたりと一日忙しく動き回り、観客を喜ばせてくれた。また前日の二十一日(土)はレジストで公演、二十三日(月)はマリンガ(パラナ州)で公演が行われた。
響ショーこぼれ話
さぁ、お待ちかね。いよいよ花魁ショーというその時! 会員のお婆さんが「トイレに行きたくなっちゃった」と。彼女はガンの手術をしているせいで、トイレが近くてがまんが出来ないのです。
会場の後方カーテンの向こうでスタンバイしている彬人さんに「すぐにトイレに行ってくるから待っていて!」と頼んだとか。
心やさしい彬人さん。「ハプニングです。ちょっと皆様お待ち下さい」とアナウンスして、待って下さいました。お婆さんの喜びは大変なもの。ブラジルならではですねぇ。
響ファミリーさん、本当にありがとう
二年間、本当にありがとう
モジ中央日会老人部 建部春子
五月十九日、与古田先生をお迎えしてモジ中央日会老人部の集会が行われました。
先生は十一時半ごろには会館にお着きになられました。集まっておられる老人部の方々に慈愛に満ちあふれる笑顔でご挨拶をしておられました。
十二時より西丸老人部長の挨拶につづき、一分間の黙とう、老人部の合唱、体操、ビンゴなどが次々と順序よく進められていきました。
ビンゴの賞品はほとんど日用品ですが、特別賞には毎回、西丸部長が毛糸のセーターを賞品として出して下さいます。ビンゴに当たった方はそれぞれの賞品を手にしてとても満足そうな顔になります。
そして午後一時近くになってやっと待望のカレーライスが出席者全員にふるまわれました。カレーライスは老人部の役員で作り、「とても美味しかった」とお褒めの言葉を頂きました。
お腹もいっぱいになって皆とても穏やかなお顔になっていました。
与古田先生のお話が始まりました。豚肉と野菜を中心とした沖縄料理をとても分かりやすく作り方まで説明して下さいました。
そして老人になってからの身体の変化のお話や運動を中心とした生活を続けていくようにとの話が続き、とうとう二時半を過ぎてしまいました。
あとは先生お得意の三線を弾いての沖縄民謡で、皆で声を合わせて歌いました。
最後は折り紙を教えてもらいました。
与古田先生、二年間、本当にありがとうございました。日本にお帰りになられると伺っておりますが、いつまでもお元気で。先生の益々のご活躍を心よりお祈り致します。
再びお迎えして
ジュンジャイ睦会 長山豊恵
与古田先生をお迎えするのは二度目である。朝、長距離バス停でのお迎えの時間に手違いで先生を戸惑わせてしまったが、無事、会館に到着。先生は早速ゲームをする準備をしながら一人ひとりに元気に挨拶をされる。昔からの長い付き合いのような温かさである。
昼食を済ませて、いつものように老人クラブの歌を斉唱し、誕生月の方にささやかなプレゼントを差し上げる。
与古田先生のご講話に移った。沖縄県の長生きする食べ物など色々と話して下さる。沖縄県ではよく豚肉やこんぶ、ゴーヤを食べるそうだ。ゴーヤの作り方も教えてもらった。先生はよくポ語を混ぜて話すので感心してしまった。そのあと、三線を持ち、「さあ、ブラジル良いとこ、一度はおいで、さーゆいゆい」と歌い始めた先生の演奏に合わせて皆で手拍子をした。会員も最初は小さな声で歌っていたがだんだん声高くなってきた。
次にゲームになり、大中小と輪を作り、並べてそれにおじゃみ(お手玉)とボールを投げ入れるゲームである。みんな真剣な顔で投げていた。投げて入れば一点でも取れるけれど、どうしてどうして簡単ではない。
投げ入れた仲間はとたんに「わっー」と飛び上がり喜びの声を上げる。賑やかで嬉しいひと時だ。
笑いの渦で会員は子供に返り目を輝かせ、ゲームに集中していた。最後のビンゴは先生は帰り道が混むからとせずにお帰りになった。近いうちに先生も帰国なさることでせっかく親しく慣れたのにと残念に思う。
最後に与古田先生に心から御礼を申し上げます。有難うございました。どうか、いつまでもお元気で居られますように。
先生と共に母の日を祝う
ビラ・ソニア老壮クラブ 玉井須美子
五月一日、私たちビラ・ソニア老壮クラブでは一週間早い母の日のお祝いに与古田先生をお迎えして祝いました。大きなケーキを一番年配のお母様に切って頂き、母であることの喜びに感激しました。
与古田先生は「サンキュー・ベルマッチ」の連発でした。一品持ち寄りのご馳走は豪華版です。お食事の後、レクリエーションに移り与古田先生の熱の入ったお話を皆で聞き入り大きな拍手を送りました。また、三線に合せて沖縄の唄を皆で歌い楽しみました。
先生が赴任されて早いものでもう二年が過ぎます。来月は日本へお帰りになるのかと思うと名残惜しいですね。各地を回られてブラジルの日系人の生活をどう感じられたでしょうか。皆、昔の苦労は忘れて、今は豊かな生活を楽しんでいます。
報われずに亡くなった人への感謝を忘れてはならないと思っています。会員の中には足の悪い人、思うように動けなく、例会に出席したくても来られない方もおります。以前に比べて出席者は半分に減っていました。でも皆で力を合わせて先生に負けないよう元気あふれる老人クラブに盛り立てて行きたいと思います。与古田先生もお体を大切に益々ご活躍下さいませ。
タウバテにお招きして
タウバテ日伯文化協会なかよし会 渡辺知子
過日、タウバテの会館にサンパウロより与古田徳造先生をお迎えして色々と楽しいお話を聞かせて頂きました。
人間の人生、百歳まで生きる秘訣(ひけつ)、よく笑い、早寝早起き、よく噛んで食べる事、時間を無駄にしない事などためになるお話を伺い、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
そして最後は沖縄の三線をひざに全員で沖縄の歌を歌ったり、踊りを踊ったりと楽しくアッという間の三時間でした。
当日は都合が付かずに参加できなかった人も多かったようで、申し訳なくもありましたが、またいつか来られる機会がありましたらもっとたくさんでお迎えできる事と思います。
最後になりましたが、与古田先生本当にありがとうございました。
ビンゴ大会を終えて
ピ二ェイロス親睦会老壮部 中川浩巳
去る四月二十九日(金)に老ク連恒例のビンゴ大会が行われた。当日は早朝より自分の席を取るのに大わらわだ。なぜならまごまごしていると座る所がなくなるから。本当にこの時は誰もが「もう少し大きなサロンがいいね」と口にする。それだけ皆さんが協力券を求めて下さり有難いことである。
愈々(いよいよ)時間になり、ビンゴが始まるとざわざわしていたサロンが一斉に静まり返る。次々と出る番号に耳を澄ませ、「あぁ、もう一つでビンゴ…」と、心を躍らせ待つ時の期待と興奮。その時、向こうの片隅から「ビンゴ!」の大きな声が聞こえる。まぁ、早い事。また次の番号に耳を澄ませる。また向こうの方で「ビンゴ」。皆一同がざわめく中、賞品を貰いに行くのに人垣をかき分け急いで行く人。賞品を手にした人の笑顔。何とも言えない喜びの顔。次々と番号が出ていくのにもう一つでビンゴなのにと待っているのになかなか出てこない。あっという間に他の人たちに当たっていく。
ビンゴって本当に不思議なものだ。当たる人には一度ならず二度も三度も当たる。運の強い人たちだ。それでも今度こそは…と、期待と興奮の中に呼ばれる番号に耳を傾け、待つ気持ちはビンゴ大会の醍醐味。本当に楽しみのひと時である。
私の売った券が不運ではないか、と心配していると、そうでもなかった。私から券を買って下さった方に何とあの電気釜が当たった。これこそ運の強い人だ。何も当たらなかった私は残念賞を頂きまた次のビンゴ大会に期待することにする。
それにしても今度の商品は立派なものでした。お世話して下さった方々は大変お世話様でした。また、今度の利益金の一部は東日本大震災の義捐金に送られるとの事で大変有意義なことだと思う。それにしても三月十一日のあの地震と大津波のテレビに映し出された様子は今でも身震いしてしまいます。私たちは地震のない国に住むことが出来、改めて幸を噛みしめました。でも、油断は禁物ですぞ。泥棒の多いブラジルですからカバンに気を付けて!健康にも気を付けて!オレオレ詐欺に気を付けて!元気に暮らしましょう。そして次のビンゴ大会に期待して待ちましょう。
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