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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2011年12月号

2011年12月号 (2011/12/11) 二〇一一年の終わりに

 今年も残り少なくなりました。そこで、今年の老ク連を振り返ってみます。
◎老ク連第三十二回定期総会無事終了
 老ク連第三十二回定期総会が一月二十八日当会サロンにて開催された。出席は二十四クラブ三十九名。小坂副会長が議長となり、書記には昨年同様、西丸理事と新宅会計士が任命された。西丸理事により二〇一〇年度事業報告が読み上げられ、決算と次期事業計画案も承認された。
◎恒例行事もつつがなく実施
 二十六年目を迎えたゲートボールふれあい大会や三十五周年を迎えた芸能祭、さらに十七回目を数えるカラオケ大会といずれも無事終了した。しかし、レアル銀行からサンタンデル銀行に替わり今まで通りに老ク連に対し多額の援助を頂く事ができなくなったのが残念極まりない。七月に行われた県連主催の日本祭りにも二日間参加。売り上げもまずまずで関係者一同は胸をなでおろした。老人週間は今年から文協ではなく援護協会の新ビル三階と五階で二日間にわたり開催された。例年人気だった検査などはなく、体験型老人週間となった。その他、年二回のビンゴ大会は皆様方の協力で賑やかに開催。今年の老ク親睦旅行は六月にジャガリウーナへ日帰り旅行、八月はマットグロッソ州ボニートで、ボート下り等で大いに盛り上がり大満足の旅行だった。この十二月にはクーニャへの旅行も予定されている。またカラオケ大会は経費を抑えるため初めて文協から静岡県人会会館に会場を移して開催した。
◎教養教室も充実
 老ク連で現在開かれている教養教室は、健康体操、練功体操、コーラス、カラオケ、民謡、舞踊、カラオケダンス、俳句、川柳、書道(二種類)絵画、百人一首、花合わせ、ポルトガル語教室、と全部で十五教室。また今年から健康表現体操、マージャン教室、囲碁教室など脳の活性化に非常に有効な三教室が増加。月二回の森二ウダ先生による鍼と小松先生によるマッサージ、遠藤医師による無料眼科検診は会員の健康に一役かっている。
◎新クラブ誕生
 消えてゆくクラブがある反面、新しく誕生するクラブもあり、今年はサンタ・バルバラ・ド・オエステと健康表現体操クラブの二クラブが老ク連に新たに仲間入りした。
◎与古田シニアとのお別れ
 JICAから派遣されていた与古田シニアお別れ演芸会が六月十七日に沖縄県人会会館で開催された。老ク連からは代表者四十二名その他大勢の会員が参加した。また7月には三年前にシニアボランテイアで活躍された宇野妙子先生が自費でブラジルに来られ、老ク連会員のために三ヶ月間滞在し、各クラブの要請に応じてレクリエーション活動とビューティーケアの指導をしてくれ、友好を深めた。
◎大切な方々が逝く
 老ク連コーラス指導者の小野寺七郎先生が六月八日大動脈破裂のため搬送先のオズワルドクルス病院で亡くなられた。後任には広川朋子先生を迎えた。また「老壮の友」前短歌欄選者の渡辺光先生が四月二十三日検査入院中のサンタクルス病院で、同じく水本すみ子前短歌欄選者も八月二十四日にサンタクルス病院にて他界された。そして老ク連の偉大な第三代目会長であった真鍋次郎顧問も九月二十三日、九十六歳で亡くなられた。
◎老人クラブ連合会サロンでの催しもの
 八月三日、中平マリコさんが老ク連を数年ぶりに訪問会員たちと語らい楽しい一日を過ごした。九月一日、日本や世界の昔話の芝居を出前するプロジェクト集団「お芝居デリバリまりまり」のメンバー二名と静岡文化芸術大学の池上重弘教授が老ク連でお芝居を披露。十一月十五日には桂三枝師匠が番組収録で老ク連を訪問。
◎今年の大惨事
 ブラジルでは一月十二日にリオ州ノーバフリブルゴで一九七ミリを越す雨で地盤がゆるみ、土砂崩れが起こり街一つが無くなるほどの大打撃を受ける。日本では三月十一日に東日本北関東地方でマグネチュード9・0という激しい地震で津波が発生し、岩手、宮城、福島県などで大勢の人が亡くなった。また、原子力発電所による放射能被害で福島県が大打撃を受け、老ク連では義捐金を募り送付した。また、老ク連でもサロンの天井を吊っていた針金が天井の重みに耐えきれず切れて、亀裂が入り天井全部交換する作業を行った。


老クカラオケ大会、会場をかえて十七回

 老ク連第十七回親睦カラオケ大会が十一月二十七日(日)静岡県人会会館において、朝八時から開催された。実行委員長は小坂誠副会長で、今年も第一部、第二部とあり、出場者は総勢二百八十六名に上った。これは最初の締切日までの申込者が少なく、初めての試みであったが参加枠を会員外にも広げたためである。
 審査員長は栄村イレーネ先生、審査員は川合節子先生、土屋クラウヂオ先生、酒井祐喜広先生の四名。司会は田巻夏枝先生と玉井寿美子先生、援護理事の中川浩巳理事が交代で勤めた。
 小坂実行委員長は挨拶の中で、「今年は昨年までの文協から会場を移し、静岡県人会会館をお借りして開催する事になりました。会場が変わってもプログラム進行は例年通りです。我々係員は遠い地方からの参加者にもご満足頂けますよう最後までお手伝い致します。若者に負けない意欲で練習の成果を発表して下さい」と述べた。参加人数が多いため、昼すぎには二階の会場でカテゴリア新人からAまでのプレミアソン(賞品渡し)をし、下の会場ではそのままプログラムを続けた。プレミアソンで少し戸惑ったが夜八時半には終了した。
 また、二階のバザー会場は階段を上がらなくてはならないせいもあり、今いち盛況とは言えなかったが、カラオケ会場は満員で、後から来た人には椅子を足さなくてはならないほどであった。

新人
一位 荒木幸枝(レプレーザ高砂子会)
二位 上原栄仁(サンパウロ中央老壮会)
B(七六歳以上)
一位 尾田咲枝(サント・アンドレ白寿会)
二位 藤原ヨリ子(ビ・ソニアボンフィグリオーリ)
三位 草原茂利(サンパウロ中央老壮会)
B(七五歳以下)
一位 森下まさはる(アルジャー親和会)
二位 加治リジア(ビラ・ソニア老壮クラブ)
三位 土屋ノリカ(ジュンジアイ睦会)
A(八二歳以上)
一位 中島澄美江(カンピーナス明治会)
二位 武田久夫(ビラ・ソニア老壮クラブ)
三位 藤原静江(サンパウロ中央老壮会)
四位 小田ますみ(カンピーナス明治会)
A(七七歳~八一歳)   
一位 小沢広志(アチバイア清流クラブ)
二位 前田美智子(サント・アマーロあおぞら会)
三位 青柳ます(スザノ福博福栄会)
四位 伊藤宮子(カンピーナス明治会)
A(七二歳~七六歳)
一位 平川朱美(サンパウロ中央老壮会)
二位 中村一江(サンパウロ中央老壮会)
三位 西一人(ジュンジアイ睦会)
四位 松永えい子(ビラ・ソニア・丹羽)
A(七一歳~六二歳)
一位 上田あきら(パルケ・コンチネンタル寿会)
二位 内山秀子(パルケ・コンチネンタル寿会)
三位 猪狩千恵子(サンパウロ・スミレ)
四位 太田由美子(ピニェイロス老壮部)
ESP(八一歳以上)
一位 緒方甚(ジュンジアイ睦会)
二位 吉住繁造(ジュンジアイ睦会)
三位 三瓶イソ子(ビラ・マリア鶴寿会)
四位 福島ジュリアーナ(サンパウロ・スミレ)
五位 山崎美千子(サント・アマーロあおぞら会)
六位 田中千英子(イタケーラ寿会)
ESP(七八歳~八〇歳)   
一位 金子ロベルト(サンパウロ・イレーネ)
二位 沖本美代子(カンピーナス明治会)
三位 河原さつき(ビラ・ソニア老壮クラブ)
四位 滝上八重子(サント・アンドレ白寿会)
五位 瀬尾エミル(サンパウロ)
六位 渡部ミシエ(サンパウロ・イレーネ)
ESP(七七歳~七五歳)
一位 鈴木エレーナ(サンパウロ・SP)
二位 大江清子(リベロン・ピーレス錦友会)
三位 島津美里(サント・アマーロあおぞら会)
四位 松下よね(サンパウロ)
五位 真藤ひろ子(サンパウロ・スミレ)
ESP(七四歳~七一歳)  
一位 山崎ミツト(ジュンジアイ睦会)
二位 比嘉ジョルジ(サンパウロ・SP)
三位 高木育代(サント・アンドレ白寿会)
四位 照屋佑庚(サンパウロ・SP)
五位 渡部幸子(サンパウロ中央老壮会)
六位 安武まこと(アルジャー親和会)
ESP(七〇歳以上)
一位 尾崎まさえ(サント・アマーロあおぞら会)
二位 西川美樹(サンパウロ・北海道)
三位 福田あきかず(ジュンジアイ睦会)
四位 槌永喜美江(モジ・中央日会老人部)
五位 木曽禎枝(サンパウロ)
EXT(八四歳以上)  
一位 佐々木幸男(ビラ・ソニア老壮クラブ)
二位 時川まさよし(サンパウロ中央老壮会)
三位 吉田寿美子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
四位 長友久子(スザノ福博村福栄会)
五位 徳山文子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
EXT(八三歳~七八歳) 
一位 園原玲子(リベロン・ピーレス錦友会)
二位 佐野ローザ(サンパウロ鶴亀会)
三位 猪坂豊(カンピーナス明治会)
四位 佐藤重四郎(サンパウロ中央老壮会)
EXT(七七歳~七三歳)  
一位 河井和彦(アチバイア清流クラブ)
二位 桑原貫太郎(サンパウロ中央老壮会)
三位 西本節子(サンパウロ・あきた)
四位 川野みつ子(サンパウロ・イレーネ)
五位 高根エミコ(サンパウロ・あきた)
EXT(七二歳以下)
一位 住田定男(サンパウロ中央老壮会)
二位 吉田光子(イタケーラ寿会)
三位 竹屋順子(サンパウロ・本郷)
四位 宮崎あや子(ビラ・ソニア・加藤)
五位 藤本紀子(サン・ベルナルド松寿会)
S・EXT(八三歳以上)
一位 寺師幸子(サンパウロ・佐藤)
二位 上村光子(ビラ・ソニア・加藤)
三位 山本茂(パルケ・コンチネンタル寿会)
S・EXT(八二歳以下)
一位 大迫ルリ子(賛助会員)
二位 佐藤広光(サンパウロ)
三位 湯場井ふじ子(サンパウロ)

二部
A・B(七一歳以上)
一位 渡辺とみ子(サンパウロ東部紅葉会)
二位 宮本マリーナ(サンパウロ中央老壮会)
三位 徳良美智子(サンパウロ東部紅葉会)
A・B(七〇歳以下)
一位 上田あきら(パルケ・コンチネンタル寿会)
二位 内山秀子(パルケ・コンチネンタル寿会)
三位 橘内夏江(サント・アマーロあおぞら会)
ESP
一位 松平和也(サンパウロ名画クラブ)
二位 槌永喜美枝(モジ・中央日会老人部)
三位 児玉和子(サンパウロ中央老壮会)
四位 真壁三衛(サンパウロ)
五位 野村康(サンパウロ中央老壮会)
六位 島津美里(サント・アマーロあおぞら会)
EXT
一位 植村とみ子(サンパウロ)
二位 佐藤ハルミ(サンパウロ)
三位 東セツコ(サンパウロ)
四位 伊井一枝(サント・アマーロあおぞら会)
S-EXT
一位 大迫ルリ子(賛助会員)
二位 佐藤広光(サンパウロ)


桂三枝師匠、老ク連を訪問

 去る十一月十五日、落語家の桂三枝師匠がNHK番組「旅のチカラ」収録のため老ク連を訪れた。老ク連ではなつメロクラブのメンバーとその他会員約六十名が集まり、三枝師匠を迎えた。
 三枝さんは一九四四年に父を亡くし、母一人子一人で育ったことを話し、父の影響を受け「私も童謡が大好きです」と語り、みんなと「♪赤とんぼ」「♪里の秋」などを一緒に合唱した。
 また自らウクレレを弾き「鈴懸の経」を演奏披露した。その後、会員が用意したフェイジョアーダなどの昼食を一緒に食べ、師匠自らが皆の皿にフェイジョアーダを盛るなどサービスをしてくれた。また、移民して来た時に日本から持って来た品物を持参した人に由来など聞いていた。
 創作落語が得意な三枝師匠はブラジルで苦労して生きてきた日本人をテーマにした新作のネタ作りを行う考えもあるようである。
 「落語を通じ、人間の素晴らしさや生きる喜びを、そして日本人が大事にしてきた日本の伝統文化を伝えていきたい」と、さらなる意欲を見せた。なお、三枝さんは来年七月に六代「文枝」を襲名することになっている。


桂三枝がやって来た!

サンパウロ中央老壮会 伊藤武
 桂三枝が老ク連に来る!というので出かけた。それより少し前、来る様な、来ない様な話をチラホラ聞いていたので確かめたが、私たち一般会員が行っても良いのか? 何をしに来るのかさっぱり要領がつかめない。
 そうこうしている内に「十五日十二時来館」の貼紙が出たので早速老ク連サロンに行って待った。
 十二時、「こんちわ~」と元気に三枝さんが登場。さすが咄(はなし)家だけあってスラスラとよどみなく進めていく。NHKの旅番組の収録だとか。
 ほんの限られた時間内に自身の事や童謡に関する逸話などを語る。面白かったのは「♪どんぐりころころ」に後の人が可愛い三番の歌詞を作ったとか。さらに四番を三枝さんが作って、一番に戻る永遠に終わらないリピート歌詞を披露し、大笑い。
 その後、ウクレレを手にちょっと渋い声で「♪鈴懸の径」を一緒に歌い披露。昼食はフェイジョアーダを皆と食べ、ささやかな交流をして去っていった。
 テレビで見る三枝さんよりずっと気さくで印象が良かった。
 来年、六代目「文枝」を襲名する事になっているので、全国ツアーをするらしいが、もしかしたら海外版もあるかもとの事。ぜひ、あって欲しいと思った。


例会だより

モジ中央日会老人部 西丸俊子
 モジ中央日会老人部の例会はイタケーラ寿会会長小坂誠氏にお話をお願いしました。
 氏はモジ老人部には二回目で、老人の日々の心得、今後の方針などを聞かせて頂きました。
 まず、自己紹介をして下さいました。実直で素直な生き方を聞かせて頂き、現在は老ク連本部の第一副会長として会長を助け、多忙な中、悠々自適の日々を送っていらっしゃる様子が伺われました。
 寿会の会員で九十九歳の方は一週間に一回針の無料診療を受け、喜んでいる。また、百二歳の方は悪い所はなく、排泄も自分できちんとするそうです。モラロジーの感謝の心で毎日を送っているとの事。素晴らしいお話でした。
 また、以前の老ク大会の折の永田久先生の講演内容を分かりやすく話してくれました。①動物性脂肪は控える②塩分は少なめに③大食しない④規則正しい食事⑤適度な運動。この五つは毎日の常識として心掛ける事。その他頭を使い仕事をして友達をたくさん作る事。アメリカの学者の調査では、友達の多い人ほど長生きをして呆けないそうです。
 「老ク連では毎日何かのグループの集いや教室があり、笑いが絶えません。皆さん、参加して下さいます事を歓迎します」と話して下さいました。まったくその通りです。
 次にニッケイ新聞に連載された援協の南医師の記事を読んでみて、小坂氏はモラロジーの勉強をしているので、ストレスや心理状態(心の持ち方)が身体に影響を与え、健康維持、病気の回復に関係する事がまったく同感であることを話してくれ、最後に「これからの人生は健康で生かされてきた事に対し、感謝し、御恩返しの人生でありたい」と結んで下さいました。ありがとうございました。


百回になりました

百人一首の会 田中保子
 二〇〇七年十月一日から始まりました老ク連百人一首の会が本年十二月最終日にちょうど百回目となりました。
 内海老ク連副会長、松平理事、纐纈書記他十名で始め、多少の問題が生じたりしましたが、ようやく百回を数えることができました。
 その間、シニアボランティアの宇野先生提供の二組のカルタの他にもう二組と戸塚先生から木製百人一首カルタなどを寄贈して頂きました。この木製の百人一首は桐か朴(ほう)の木と思われますが、大変珍しい物で北海道や東北の一部で使用されている由。下の句が美しい行書体あるいは草書、当て字変体かなと様々な文字で書かれています。
 最初見た時、メンバー一同は驚きと戸惑いでしばし声もありませんでした。何と書いてあるのか、判断するまでしばらく時間がかかり、一回終わるのに五十分もかかりました。最近は皆さん、慣れて二十分位で終わるようになっています。
 下の句に「人」が付く札が何枚もあり「恋」の字で始まる下の句「けふ(今日)」の句も紛らわしい「雪と露」だけの違いの札もあります。あれかな? これかな?と迷って取った札をしげしげ眺めて漸く納得したり。
 散らしや源平だったり皆、楽しくカルタ取りに熱中しています。
 「移民として外国に来て、百人一首ができるとは夢にも思っていなかった」というのがメンバー全員の感想です。目標は全伯百人一首ですが、如何なものでしょうか。
 毎月第一と第三月曜日、午後一時から三時まで老ク連二階会議室で行われています。ご関心がおありの方はどうぞおいで下さい。


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