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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2012年12月号

2012年12月号 (2012/12/13) 二〇一二年の終わりに

今年も残り少なくなりました。そこで、今年の老ク連を振り返ってみます。
◆老ク連第三十三回定期総会、無事修了
 老ク連第三十三回定期総会が一月二十七日、当会サロンにて開催された。出席は二十七クラブ四十四名。小坂誠副会長が議長となり、書記には松平和也書記理事と新宅会計士が任命された。松平和也書記理事により二〇一一年度事業報告が読み上げられ、決算と次期事業計画案も承認された。今年は役員改選に当たり、五十嵐司会長が再選し、新役員も決定。
◆恒例事業もつつがなく実施
①老ク連親睦ゲートボールふれあい大会 五月
②老ク大会&芸能祭 八月
③老ク連親睦カラオケ大会 十一月
 右の老ク三大事業のうち、芸能祭については会場が変更されるなどトラブルもあったが無事終了した。援助の少ない老ク連の事業は、出来るだけ自己負担で賄えるよう経費をおさえ、会場費などを安く借りた。
 七月に行われた県連主催の日本祭りにも二日間参加、売上もまずまずで関係者一同は胸をなでおろした。
 老人週間は今年はグアルーリョスの憩いの園で開催された。二回も日程を変えたが無事、開催された。その他、多くの人が楽しみにする年二回の当会のビンゴ大会も皆様の協力で成功裏に終了。
 今年の老ク連親睦旅行は、八月にサンルイスと砂漠の中に湖があるレンソイス・マラニェンセス。十月にはサントス・イタニャエンのホテルマイアミに一泊旅行をし、親睦を深めた。
◆教養教室も充実
 老ク連で現在開かれている教養教室は、健康体操、練功体操、健康表現体操、コーラス、カラオケ、民謡、舞踊、カラオケダンス、俳句、川柳、書道(二種類)、百人一首、ポルトガル語、マージャン等と月二回の森ニウダ先生の鍼、週二回の大山先生のマッサージ治療。また今年から月二回の絵手紙教室も始まった。
 遠藤医師による無料眼科検診は、会員の健康に一役かっている。
◆新クラブ誕生
 消えゆくクラブがある半面、新しく誕生するクラブもある。今年は「サンパウロ清談会」と「抒情歌の集い」の二クラブが老ク連に新たに仲間入りした。
◆新たにシニアの先生が老ク連に
 今年七月JICAから新たにシニアボランテイアの宇野博(ひろむ)先生が老ク連に派遣された。大阪府出身でサッカーの経験があり、大阪市役所に勤めていた。老ク連の高齢者のために健康講話や大阪で始まったスリーアイズというボール投げを紹介してくれている。
◆大切な方々が逝く
 森繁松老ク連相談役が六月二十二日、老衰のために自宅で逝去された。九十七歳。
 また、古賀正倫前第三副会長が二年にわたる治療のかいもなく、前立腺がんのために九月十六日に逝去された。八十六歳。
◆第三回地蔵祭り
 今年も八月の第三金曜日十二時から老ク連本部で開催された。導師は日伯寺の佐古康祥開教使。続いて、日本会議の小森博会長が「自分の健康を維持する方法」と題して講演。また、今年は松酒師範と門下生による「煎茶道」のデモンストレーションが行われ、大方の人が貴重な日本文化の初体験をする事ができた。
◆日本との交流
 八月十四日には「デリバリまりまり」のメンバー四人と静岡文化芸術大学の池上重弘教授が老ク連サロンで約一時間にわたりお芝居を披露した。昨年に続き、今回で二回目の訪問で、ありがたかった。
 十月四日に全老連創立五十周年記念大会が日比谷公会堂で行われ、当会の五十嵐司会長とブラジリア老人クラブから桜井エレーナ書記理事が参加した。


第四十三回老人週間

 今年も援協、救済会、老ク連、GEENIBRAの四団体共催で、老人週間が開催された。
 この催しは毎年、敬老の日に合わせて九月末に行っていたが、今年は二転三転し、十一月十一日(日)に延期され、憩いの園のサロンで開催された。
 会場に行くため、バス六台が準備され、一台目は老人週間に働くボランテイアがリベルダーデを七時半に出発。その後、参加者のためのバスが続いた。
 今年は講演などはなく、九時から「憩いの園」見学ツアーが行われ、十時からはシニアダンス、戸塚マリ先生の指の体操、ビオ・ダンス、老ク連シニアボランティアの宇野先生によるスリーアイズゲームなどが行われた。外の広場では、ワークショップコ―ナが設けられ、介護士の場、折り紙や新聞紙でのかご作り、指あみ、卓上ゲームなどが行われていた。
 十二時からはリカルド・ナカセのショーやブラジルカイピーラ音楽を楽しんだ。
 高齢者手作り品は、十店が手作りケーキ、蜂蜜、編み物、洋服、菓子類、スタンド電気などを出店。
 四時には式典が行われ、憩いの園の吉岡黎明会長や小坂誠老ク連副会長挨拶の後、老ク連踊り教室の玉井先生の生徒が舞台で踊りを披露。その後、参加者全員で炭鉱節を踊った。
 老クからの参加者の声を拾うと「すべてがポ語だけで行われ、我々一世には物足りない老人週間だった」「『老人週間』と日本語で冠をつけるのなら、せめて来年からはもう少し日本語によるものであって欲しい」「せっかく援協が主体でやっているのだから、なんとか無料検診をやって欲しかった」「ちょっと憩いの園が遠すぎて、足の便が悪く感じた」など不満の声もちらほら聞かれた。


老ク連親睦カラオケ大会

 十一月二十五日(日)今年最後の老ク連イベントである第十八回親睦カラオケ大会が静岡県人会会館で行われた。朝八時に始まり、一階ではカラオケ大会、二階ではバザーが行われた。
 実行委員長は中川浩巳文化理事で、今年も第一部、第二部とあり、出場者は総勢百九十二名に上った。
 カテゴリア別では、やはりESP(エスペシャル)が一番多く、次にEXT(エストラ)となり、毎年上級クラスが増えている。しかし、新人も何名かおり、カラオケを新しく趣味とする高齢者も見られ、大歓迎である。
 審査員長に橘和やすえ先生、審査員に広瀬秀雄先生、北郷つぎ子先生の三名。司会は今年も玉井須美子先生がカテゴリア新人からAまで勤め、その後、老ク連のカラオケ指導者、田巻夏枝先生が勤めた。
 昼食後の式典では小坂誠副会長の司会で、五十嵐司会長の挨拶があり、その後、中川浩巳実行委員長が挨拶をした。その中で「この大会を開催するにあたり協力頂いている企業や審査員の先生方、スタッフの皆様に御礼申し上げます。また参加者の皆様すべてにご満足いただけるよう願っています。日頃の練習の成果を今日の舞台で発揮されます事、歌を通して皆様との絆がますます深まりますよう祈念します」と述べた。
 今年は雨模様の一日で、天気はあまり良くなかったが、まずまずの入りであった。また舞台の飾り付けは、前日UPKの忘年会の飾り付けをそのままお借りして大変賑やかなものとなった。
 今年はカンピーナス、アチバイア、イタぺチニンガと遠方からも多数参加していただき、人数も多い所では、ビラ・ソニア老壮クラブから二十八名、サント・アンドレ白寿会から十一名も参加してくれた。
 バザー会場は二階のサロンにあり、階段を上がらなくてはならないせいもあり、いまいち盛況とは言えなかったが、カラオケ会場は満員で、後から来た人には、椅子を足さなくてはならない程であった。

【カラオケ大会の結果は以下の通り】
新人 2名
1位 竹田ナオコ(レプレーザ高砂会)
2位 川原キミ江(レプレーザ高砂会)
B 3名
1位 佐々木輝巳(ビラ・ソニア老壮クラブ)
2位 梶原やすお(サント・アンドレ白寿会)
3位 松本きみ子(サント・アマーロあおぞら会)
A1 4名
1位 古賀清子(カンピーナス明冶会)
2位 竹田久夫(ビラ・ソニア老壮クラブ)
3位 藤原静枝(サンパウロ中央老壮会)
4位 赤木竜巳(リべロンピーレス錦友会)
A2 3名
1位 中川浩巳(ピニェイロス文化親睦会)
2位 藤原より子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
3位 小坂誠(イタケーラ寿会)
A3 4名
1位 田中昭二(アチバイア清流クラブ)
2位 鹿山清子(サンパウロ中央老壮会)
3位 岡たつみ(サンパウロ鶴亀会)
4位 大田由美子(ピニェイロス文化親睦会)
ESP1 3名
1位 田辺スミ(スザノ福栄会)
2位 宮城栄江(サント・アマーロあおぞら会)
3位 中島スミエ(カンピーナス明冶会)
ESP2 3名
1位 川原五月(ビラ・ソニア老壮クラブ)
2位 石賀徳三郎(カンピーナス明冶会)
3位 山脇繁子(サンパウロ中央老壮会)
ESP3 3名
1位 滝ヶ平功(ビラ・ソニア老壮クラブ)
2位 大江清子(リべロンピーレス錦友会)
3位 佐々木恵美子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
ESP4 3名
1位 坂本洋子(サン・ベルナルド松寿会)
2位 奥田幸恵(サンパウロ中央老壮会)
3位 島津美里(サント・アマーロあおぞら会)
ESP5 4名
1位 田曽泰三(みずほ福寿会)
2位 高田治(イタぺチニンガ千歳会)
3位 日置喜美枝(みずほ福寿会)
4位 川本文子(サント・アマーロあおぞら会)
EXT1 3名
1位 長友久子(スザノ福栄会)
2位 上田高子(サンパウロ鶴亀会)
3位 徳山文子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
EXT2 4名
1位 星野幸次郎(サンパウロ中央老壮会)
2位 神吉はるみ(カンピーナス明冶会)
3位 内田猛(サンパウロ中央老壮会)
4位 上村敬子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
EXT3 3名
1位 川野昌幸(カンピーナス明冶会)
2位 菅沼政子(イタケーラ寿会)
3位 森久保ゆきみ(サンパウロ中央老壮会)
EXT4 4名
1位 好本マリア(レプレーザ高砂会)
2位 桝永やえこ(サン・べルナルド松寿会)
3位 高木美子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
4位 伊井一枝(サンパウロ中央老壮会)
S・EXT 3名
1位 橋本敏(パルケ・コンチネンタル寿会)
2位 栗山安敬(サンパウロ名画クラブ)
3位 山本茂(パルケ・コンチネンタル寿会)
第二部
AB1 3名
1位 小坂誠(イタケーラ寿会)
2位 赤木竜巳(リべロンピーレス錦友会)
3位 中島孝子(サンパウロ中央老壮会)
AB2 3名
1位 鹿山清子(サンパウロ中央老壮会)
2位 中川浩巳(ピニェイロス親睦会老壮部)
3位 梶原やすお(サント・アンドレ白寿会)
ESP1 3名
1位 松平和也(サンパウロ名画クラブ)
2位 玉井須美子(サンパウロ鶴亀会)
3位 島津美里(サント・アマーロあおぞら会)
ESP2 3名
1位 田曽泰三(みずほ福寿会)
2位 日置喜美江(みずほ福寿会)
3位 奥田幸恵(サンパウロ中央老壮会)
EXT 4名
1位 星野幸次郎(サンパウロ中央老壮会)
2位 上村敬子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
3位 西丸俊子(モジ・中央日会老人部)
4位 菅沼政子(イタケーラ寿会)
S・EXT 2名
1位 栗山安敬(サンパウロ名画クラブ)
2位 紺野よし子(パルケ・コンチネンタル寿会)
【カラオケ大会のご祝儀は以下の通り(順不同)】
 五十嵐司、戸田房子、中野昭信、小野忠司、柿崎チエ、中川浩己、ビラ・ソニア老壮クラブ、サンパウロ鶴亀会、サンパウロ中央老壮会


カンピーナス明治会訪問

JICAシニアボランティア 宇野博
 七月二十四日から「老人クラブ連合会」に「JICAシニアボランティア・レクリェーション支援者」として配属され、各支部の要請を受け、レクリェーションを通しての健康維持の話しや、レクリェーション実技を行っている。
 着任当初は、JICA研修で「ブラジルは怖いところだ。」と、散散言い聞かされ、メトロに乗ることさえも一人では出来ないような状態であった。
 しかし、四ケ月が過ぎ十数ヶ所の支部訪問を経験し、メトロから高速バスに乗り継ぎ各支部を訪問するのが大きな楽しみの一つとなりつつある。
 今日は、「カンピーナス明治会」からお招きをいただき、チエテから高速バスでカンピーナスへ向かうこととなった。
 バスでしばらく走ると、車窓には緑の高原が広がり、山羊や馬が広々とした牧草地に放たれ、観ているだけで爽やかで清々しい気分となってくる。
 二時間弱でカンピーナスバスターミナルに着き、約束どおり、降車した前の椅子に座ると、待ち構えていたかのように「神吉さん」から到着したかどうかの電話があり、電話を切り顔を上げると、目の前に「平井さん」が笑顔で迎えてくれているではないか。
 案内された会館は、実に立派な会館で三十人位座れそうなテーブルと椅子が四列並べられ、前には十人位の役員席が用意されていた。さらに隣室を覗くと、何とフットサルコートが設置されているではないか。ブラジルではサッカーやフットサルは日常生活の一部に組み込まれているものと思っていたが、私の活動する日系社会ではあまり馴染みがなく、ブラジルに来てから野球とソフトボールはしたものの、サッカーやフットサルをする機会が一度も無かったため、こんな身近なところにあったことに驚くとともに、次回訪問時には、是非ここでフットサルを楽しみたいものだ。と思いきや、私の仕事はレクリェーション。
 昼食後、例会がスタートし、会長あいさつ、先没者への黙祷、老人クラブの唄合唱、事業・会計報告、誕生会等と進み、いよいよ私の出番となった。
 高齢者の健康維持には、歩くことが如何に大事か、ということを話しているが、今日は特に浜松市の金子満雄医師の「百歳までボケない方法」について詳しく話させていただいた。多くの方が私の目を見ながら熱心に聴いていただき、充分な手応えを感じることができた。続いて、舞台の上からのストレッチ体操。これも百人近くの方々が立ち上がり、チャレンジしていただいた。
 最後は、ちょっと大きめのコートでのスリーアイズ。百人は流石に多すぎたが、半数ぐらいの人に楽しんでいただき、このボールはどこへ行けば購入できるのか、といううれしい質問もいただいた。
 帰る前に、会館から程近い公園に立つ、野口英世の銅像を観たかったが、次回の楽しみとし、バスターミナルまで送っていただき、カンピーナスを後にした。


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