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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2013年3月号

2013年3月号 (2013/03/15) 福嶌教輝総領事熟連を初訪問

 福嶌教輝( ふくしま・のりてる) サン・パウロ総領事は二月二八日午前一〇時三〇分に、星野日系社会班領事を同伴して熟連本部を訪問し、理事らとカフェーを喫しながら親交を深めた。当日は五十嵐会長をはじめ玉井、松平両副会長、上野、西丸、中川、森各理事が同席し約一時間にわたって親しく歓談した。
 同総領事はサン・パウロに着任以来約五ヶ月になるが、既にサン・パウロ州内の主な日系集団地の大半に足を運ばれるなど積極的な活動に携わってこられており、各地で歓迎を受けて感激されている由。ベレン総領事館の存続問題については深く憂慮されていたが、どうやら解決に向かっている様子なので安堵していると発言されていた。
 五十嵐会長は熟連の活動全般にわたって逐一詳しく説明するとともに当面の大きな悩みである会員減少化の徴向を憂い、会員獲得のためのキャンペーンを企画していることを強調していた。同総領事は現在各地の日系諸団体が直面しているいろいろな問題に関しても深く関心を寄せられている様子であり頼もしい感じを受けた。また、熟連の会員達とも気軽に言葉を交わされ、「まるで隣りの家を訪れたような気易い雰囲気に包まれました」と述べられて理事一同を感激させた。
 別れに際しては御地蔵さんにも参拝され、名残を惜しまれつつ熟連本部を後にされた。


二〇一二年度事業報告

○九月十六日 ニッケイ新聞共催で映画鑑賞会が老ク連サロンで開催された。上映映画はニッケイ新聞に目下掲載中の小説で「ガブリエラ」。一九八三年作品(日本語字幕つき)。この鑑賞会で上映にあたってニッケイ新聞の高木ラウロ社長の丁寧な挨拶があり、また翻訳(ほんやく)者である佐籐三枝女史よりこの大作の翻訳の経歴と十年以上を要したという労作(ろうさく)について披露(ひろう)された。
○九月二十九日.三十日 サンパウロ新聞社主催の特別企画として写真展「私のおじいちゃん、おばあちゃん」日本語学校に通う子供たちが(おじいちゃん、おばあちゃん)を被写体(ひしゃたい)にして孫や曾孫から見たお年寄りの生き生きした姿を活写してもらう。老ク連も後援団体として協力。
○十月十八日 老ク連下水がつまる。下水のCAIXAから一杯詰まっていた紙を取り除。SABESPにお願いする。
○十月二十日.二十一日 老ク連親睦旅行一泊二日旅行はサントス・イタニャエンのマイアミホテルへ参加者は三十名。ゆっくりのんびりできた旅行。
○十月三十日 今年最後の第二十二回親睦ビンゴ大会を老ク連サロンで開催した。今回もサロンに入りきれないほどの人で埋まり、相変わらず廊下まであふれていた。一回に四十五品の賞品が用意され大いに喜ばれ、余剰金(よじょうきん)も出て催しは大成功であった。
○十一月十一日 第四十三回老人週間が、毎年の援護協会・救済会・日伯高齢者研究グループ、老ク連の四団体共催で、毎年九月の終わりから十月のはじめに行われていたが今年は十一月始めに開催された。今年はグアルリョス市の憩いの園の会場サロンで行われ、会場に行くためのバス六台が準備され、九時から「憩い園」見学ツアー。シニアダンス、指の体操、ビオ・ダンス、老ク連の宇野先生による「スリーアイズゲーム」。また外の広場ではワークショップコ― ナが設けられ、介護士の場、折り紙、新聞紙でかご作り、指あみ、卓上ゲームなどが行われていた。十二時からはリカルド・ナカセのショーやブラジルカイピーラ音楽を楽しんだ。高齢者手作り品バザーも行われ、約十店が出店していた。
○十一月二十五日 今年も第十八回親睦カラオケ大会を静岡県人会会館で開催した。審査員は橘和やすえ先生を委員長に、広瀬秀雄先生と北郷つぎ子先生が委員。賞状も付いた立派な大会となった。今回の出場者は一部、二部を合わせ一九二名となり、六時頃に全プログラムが終了(しゅうりょう)。観客も約二〇〇名で、バザーも盛況であった。
○十二月十一日 年末寄付を兼ねた恒例(こうれい)の施設訪問として、今年はカンポスさくらホームへ。五十嵐会長、松平和也副会長、玉井須美子副会長、中川浩巳理事ら十人のメンバーで年末助け合い募金を持って、視察(しさつ)に訪れた。
○十二月二十日 今年も助け合い募金をし、三十二団体から預かったR$一七六六八・八〇レアイスを十の日系福祉団体に贈った。また、個人・団体に年末のお礼もした。
○十二月二十一日老ク連忘年会を老ク連福祉サロンで行われた。今回の出席者は各クラブの代表者と招待者で約七十名が出席した。
○今年7月から、ブラジル老ク連連合会にJICA派遣の宇野博シニアボランテイアを以下の老人クラブへ派遣し、スリーアイズ・ボール投げと、レクリエーションなどで各クラブの活性化を図った。八月 五日ビラ・ソニア老壮会、十六日モジ・中央日会老人部、二十日みずほ福寿会、二十三日イタケーラ寿会、二十六日ピニェイロス親睦会老壮部。九月 十四日サウーデ老壮部、十八日サント・アンドレ白寿会、二十五日アチバイア清流クラブ、二十六日イタぺチ万寿会。十月 二日シャローム、四日シャローム、六日インダイアツーバ親和会、十四日リべロン・ピーレス錦友会。十一月 二十二日カンピーナス明冶会、二十七日シャローム・ホーム。十二月 十五日セントロ桜会、十七日みずほ福寿会。一月 十四日サント・アマーロあおぞら会、二十二日アチバイア清流クラブ。
○老ク連教養教室を以下のように開催した。・ 毎週月曜日・水曜日午前 戸塚マリ先生指導の健康体操教室を八十五回開催 計一五七八名・ 毎週月曜日午後 玉井須美子先生指導の舞踊教室を 四十二回開催 七七三名・ 毎週火曜日午前 広川朋子先生指導のコーラス教室を 四十一回開催 七五九名・ 毎週火曜日午後 田巻夏枝先生指導のカラオケ教室を 四十二回開催 七三七名・ 毎週水曜日午後 纐纈蹟二先生指導の民謡教室を 三十九回開催 三一一名・ 毎週木曜日午前 寺田洋子先生指導の練功体操教室を 四十六回開催 五一六名・毎週木曜日午後 役員の協力でカラオケダンス愛好会を 四十四回開催 一三六三名
(来月号につづく)


サンパウロ中央老壮会、ミクロらんと竹の子狩り

 去る二月二十三日(土曜日) 中央老壮会は、モジ・ダス・クルゼスへ「ミクロオルキジアと竹の子狩り」の日帰りピクニックを行った。
 七時半にリベルダーデを出発し九時過ぎにはシッチオ「カヤジマ」に到着。ここでミクロオルキジアに関する説明を聞き見学した。
 このミクロオルキジア園を経営する嘉矢島ますじさんは十三歳からオルキジアを学び、クローン栽培も日本で学んだ。今年で六十五歳になる。四ヘクタールのブドウ畑をつぶして雑木林(オルキジア園) にし、ブラジルのオルキジアの保護、研究に取り組んでいるが、この活動を始めてすでに四十年以上になり保護し集めたオルキジアは一五〇〇種におよんでいる。
 オルキジアは世界中では三五〇〇〇種もあるが、そのうちブラジルには五〇〇〇種以上もあり、嘉矢島さんが研究対象としているミクロオルキジアも二〇〇〇種もあり、ブラジルはオルキジアの宝庫であるという。
 そのオルキジアが以前から海岸山脈など樹木の乱伐により絶滅の危機にさらされており、嘉矢島さんは伐採で踏みつぶされたり傷ついたりしたオルキジアを持ち帰り元気にしてから森に返している。現在ブラジルにはこれらの研究者がたった七人しかおらず、それらの人達もすでに六十五歳を過ぎているとか。
 これらの貴重なお話を伺いながら林の中を散策する。敷地内にはアリと共生するというエンバウーバの大木やパルミットの木、オルキジアに来る虫を捕獲する食虫植物などが数多くあり、リスやサルなどもいる。途中栗の大木の下で栗拾いに興じた一行はお茶をご馳走になり、一応目で見える五ミリぐらいの花が咲くミクロオルキジアを購入し次の目的地シッチオ「ヤギヌマ」へ向かう。
 約二十分ほどでシッチオ「ヤギヌマ」に到着する。ここはいつも旅行などでお世話になっている「グロバール」のセーリアさんの実家でもある。心配していた雨も降らず日が出て汗ばむほどである。
 一休みして早速竹の子堀に出かける。今はジガンテが時期だそうで、一抱えもある竹の子をファッコンで切り皮をはぐ。皆でひとしきり格闘した後昼食に。昼食はフランゴに、魚に、煮しめに、盛りだくさん。労働の後の食事はどれもこれもおいしく、清々しい田舎の空気の中で飲むカイピリンニャはまた格別である。
 午後は今度は柿狩りである。昼食を済ましたばかりだが、木で熟した熟柿をつまみ食い。甘すぎずほどよい加減である。栗に竹の子に柿にどうやって持って帰ろうか気にかかる。童心にかえって夢中になって騒いでいるうちに、そろそろ帰りの時間である。おいしい柿ドーセをご馳走になりなごりを惜しんでバスに乗り込む。
 それにしても、天気予報では一日中雨のようなことを言っていたが、暑からず寒からずのピクニック日よりで何よりであった。


宇野先生をお招きして

アニャンゲーラ仲よし会 太尾田正雄
 全伯老人クラブ連合会の皆様お元気でお過ごしの事とお喜び申し上げます。
 私達アニャンゲーラ仲よし会は 毎月第三土曜日が例会日になって居ります。
 この二月十六日には日本から派遣されたシニアボランテイアの宇野博(ひろむ)先生をかねてからお願いしており、宮田隆冶氏がメトロまでお出迎えいたしました。
 約束の時間に先生が到着されましたので正午十二時より早速例会を始め、まず老ク連の歌を先生と共に声高らかに合唱致しました。終わると先生の自己紹介があり、その後待ちに待った昼食の時間です。宮田フミノ氏以下数名の方が飲み物が入ったコップを手際よく配り、会員諸氏が前日より手間ひまをかけた手作りの盛り沢山ごちそうがメーザに並びます。喜びもひとしお会員の健康を祝して乾杯を三唱。ごちそうを頂きました。
 満腹しそろそろ瞼が緩みかける頃宇野先生の健康講座が始まりました。全神経を目と耳に集中して睡魔と戦いながら聞きいりました。
 高齢者が日々を健康的に生活する為にどうしたら良いのか。自分の体験を交え色々とご指導されました。会員一同も先生の動きに合わせて熱心に動作致しました。やはり自分の体験にもとづく指導には格別な説得力が感じられます。
 続いてレクレーションに移行です先生は床面にテープを使った九つの大きな升を作られました、そして競技に対する動作とルールを説明。会員一同大いに張り切り和気あいあいの内に盛り上がり時の経つのも忘れて三時、時間のたつのは早いものです。
 満足し満ち足りた例会でした。「先生お世話になりました」またお願いします。


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