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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2013年12月号

2013年12月号 (2013/12/13) 二〇一三年を振り返って

 熟連の二〇一三年を振り返ってみます。
①熟連第三十四回定期総会、無事終了
 熟連第三十四回定期総会が一月三十日、当会サロンにて開催された。二十六クラブ四十五名が出席。松平和也副会長の司会で始まり、五十嵐司会長から推薦された小坂誠副会長が議長を務めた。書記には昨年同様ポルトガル語に新宅会計士、日本語は西丸書記理事が務め、西丸書記理事により二〇一二年度事業報告が読み上げられ、決算と次期事業報告計画案も承認された。また臨時総会がその日総会後に開催され、老ク連の名義を熟連と変更に関する採決が行われ、賛成多数で可決された。
②恒例事業もつつが無く実施。
熟連ゲートボールふれあい大会 五月
熟連大会・芸能祭 六月
熟連親睦カラオケ大会 十一月
 右の熟連三事業のうち、芸能祭については会場変更などあったが無事終了。援助の少ない熟連の事業は出来るだけ自己負担で賄えるよう経費をおさえ、会場費などを安く借りた。
③福島総領事が熟連本部を訪問
 福嶌教輝(ふくしま・のりてる)サンパウロ総領事が二月二十八日に星野日系社会班領事を同伴して熟連本部を訪問し理事たちとカフェを喫しながら親交を深めた。
④今年も日本祭りに参加
 七月に行われた県連主催の日本祭りに二日間参加。今年は日本移民一〇五年と戦後六〇年にあたり、十九日の式典には五十嵐司会長も参加した。
⑤初の熟連会場での老人週間
 今年の老人週間は「ふれあいを楽しむ」をテーマに、熟連・援協・救済会の三か所でそれぞれ同時に開催された。熟連は本部サロン、援協は援協の三階と五階、救済会は文協で行った。
⑥いつも満員ビンゴ大会
 年二回の当会のビンゴ大会が四月と十月に行われ皆様の協力で無事終了。
⑦親睦旅行で交流
 今年の熟連親睦旅行は十月に約十年ぶりにブラジリアを訪問し、ブラジリア老クと交流を深めた。四月にはサンタカタリ―ナ・フロリアノポリス温泉リゾートホテルへ二泊三日の親睦旅行。
⑧教養教室も充実
 熟連で現在開かれている教養教室は現在15教室、健康体操、練功体操、健康表現体操、コーラス、カラオケ、民謡、舞踊、カラオケダンス、俳句、川柳、書道(二種類)百人一首、ポルトガル語、マージャン、絵手紙と充実。また月二回の長沼先生のカイロプラッテック及びすい玉治療、週二回の大山先生の鍼お灸および整体治療。遠藤医師による無料眼科検診は、会員の健康に一役かっている。
⑨大切な方々が逝く
 朝枝定本会顧問が九月六日に老衰のため逝去された。享年八十七歳。また、前事務局長の上原玲子さんが九月三十日、自宅にて逝去された。七十二歳。熟連地蔵の製作者小嶋晃さん、三月三十日に肺炎のため逝去されました。享年七十五歳。
⑩第四回地蔵祭り
 八月の第三金曜日十二時から熟連本部で開催された。導師は西本願寺の清水円了導師。続いて会場をサロンに移し清水円了導師が「お地蔵様に」と題して講演。
⑪新しい医療保険
 今年から熟連では高齢者用医療保険としてPLASAC医療保険の他に「PREVENTSENIOR」医療保険を取り扱うことになった。
⑫熟連本部修理
 熟連本部の入り口近くとガレージの方にひびわれが大きくなり、調べてもらったところ地下の梁のコンクリートが劣化し、地盤にもひびわれが入りはじめたので、コンクリートの柱に梁を四本渡し、家の重量を支えるようにした。
⑬熟連拡充キャンペーン
 熟連本部では今年老人クラブから熟年クラブに名称変更しニッケイ新聞とサンパウロ新聞に熟年クラブ拡充キャンペーンを計った。


五十嵐会長在外公館長表彰に

 平成二十五年度(二〇一三年)の在外公館長表彰の対象者に五十嵐司熟連会々長ほか二名が決定、その伝達式が去る十一月七日(木)午後三時からモルンビー区の総領事公邸で挙行された。当日は日系五団体の各代表をはじめ受賞者の家族、友人ら六〇名がお祝いに駈けつけて受賞の喜びを分かち合った。 
 三氏は日伯間の相互理解及び友好親善に寄与しその功績が顕著であることが認められたもので、福嶌教輝在サン・パウロ総領事から表彰状が手渡された。同総領事による受賞者の紹介に続いて三氏がそれぞれ謝辞を述べ、五十嵐司熟連会長は「このたび計らずも名誉ある表彰を賜りましたことに対し、一言お礼の言葉を申し述べます。私どもの熟年クラブに対しては長きにわたり、歴代の西林総領事様、前任の大部総領事様そして今、会員が敬愛を深めております福島総領事様より格別に目をかけて頂いており、表彰されるより、むしろ感謝状を差し上げる立場と思い、誠に恐縮の限りと重ねて厚く御礼申し上げます」と述べた。その後、呉屋春美文協副会長の音頭による乾杯の発声で祝賀会が開かれ、出席者一同は歓談のひとときを過ごした。
 五十嵐氏(八八才)はブラジル日系熟年クラブ連合会(熟連)の会長として日系高齢者の生きがいと生活の向上に尽力、創立三十五周年記念式典を主宰して、昨年には日系老人クラブ連合会(老ク連)の名称を熟年クラブ連合会(熟連)に変更するなど会員数の増加を図るべく力を注いでこられていることは皆さんも御存知の通り。このほか同会長は東京農大サン・パウロ校友会支部長として同大とサンパウロ大学農学部の学術提携を取り纏めるなど、文化交流面でも顕著な功績を残された。五十嵐会長の家族、友人のほか熟連からは小坂誠、玉井須美子、松平和也三副会長をはじめ森川玲子さくら会々長、黒木慧サンパウロ抒情歌の集い代表が参加して受章を祝福した。
 なお、他の二人の表彰者は次の通り(敬頌略)。具志堅茂信(七十二歳、元サンパウロ日伯援護協会事務局長)。平田藤義(六十八歳、ブラジル日本商工会議所事務局長)。


第19回老ク連親睦カラオケ大会

 十一月二十四日の日曜日、今年最後の熟年のイベントである親睦カラオケ大会が静岡県人会会館のサロンで、朝八時三十分から行われた。
 実行委員長は中川浩巳文化理事で、今年も第一部、第二部とあり、出場者は総勢百九十六名に上った。
 カテゴリア別では、EXT(エストラ)、ESP(スペシャル)が相変わらず多く、新人は少なくなっている。また二部は四十九名ということであるが、この人たちは一部にも出場しているので、実質的な参加者は百五十名ほどということである。熟連の場合、開始時間があまり早くても駄目で、また、終了時間もあまり遅くてはいけない。その上、「足が痛い」「腰が痛い」「転んで歩けない」「歌う、歌わない」等など申し込みの締め切りを過ぎても人数が揃わず人集めに苦労している。そんな中、九十四歳で最高年齢の藤原さんが今年も元気よく参加し、熱唱していた姿は素晴らしかった。
 審査員長は平井紀美子先生、審査員に島田オルランド先生、杉田たか子先生の三名。司会は今年も熟連のカラオケ教室指導者、田巻夏枝先生と舞踊教室の先生でもあり熟年クラブ連合会の副会長の玉井須美子先生。そして今回は新しく若手の吉田光子さんが加わった。朝八時半から開会式が始まり、小坂誠副会長の司会で、会長紹介、中川浩巳実行委員長を紹介、審査員の紹介、司会を紹介のあと五十嵐司会長の挨拶があり、その後、中川浩巳実行委員長が「歌でつなぐ大きな絆。今年も大勢の皆さまとお会いできました事を大変うれしく思います」と挨拶した。
 前日の土曜日からバザーの荷物は運び込み、準備が行われた。その日は朝から雨模様の一日で天気はあまりよくなかったが、日曜日のカラオケ大会当日は、曇ってはいたが雨は降らず、まずまずの天候だった。
 今回もカンピーナス、ジュンジアイ、アチバイア、サント・アンドレ白寿会、サン・ベルナルドなど遠方クラブから沢山の会員が参加してくれた。

【カラオケ大会の結果は以下の通り】
新人 1名
1位 我子澄夫(サンパウロ中央老壮会)
B 3名
1位 佐藤実(ジュンジアイ睦会)
2位 富田郁代(ジュンジアイ睦会)
3位 横田スミ子(サンパウロ中央老壮会)
A―1 83歳以上 3名
1位 赤木辰巳(リべロン・ピーレス錦友会)
2位 本山継男(カンピーナス明冶会)
3位 斉藤武兵衛(スザノ福博村福栄会)
A―2 75歳~80歳 3名
1位 中川浩巳(ピニェイロス文化親睦会)
2位 後藤恵美子(カンピーナス明冶会)
3位 森博(サント・アンドレ白寿会)
A―3 64歳~74歳 3名
1位 荒木幸枝(サンパウロ中央老壮会)
2位 岡たつみ(サンパウロ鶴亀会)
3位 内山秀子(パルケ・コンチネンタル寿会)
ESP―1 85歳上 3名
1位 玉田伯夫(アルジャー親和会)
2位 野村康(サンパウロ中央老壮会)
3位 宮城栄(サント・アマーロあおぞら会)
ESP―2 80歳~84歳 4名
1位 佐々木えみ子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
2位 沖本美代子(カンピーナス明冶会)
3位 中島澄美江(カンピーナス明冶会)
4位 山本京子(パルケ・コンチネンタル寿会)
ESP―3 歳~歳 4名
1位 森山千代子(アチバイア清流会クラブ)
2位 小澤広志(アチバイア清流会クラブ)
3位 小坂誠(イタケーラ寿会)
4位 白水隆裕(ピニェイロス文化親睦会)
ESP―4 73歳~76歳 4名
1位 森口美子(サンパウロ中央老壮会)
2位 田中昭示(アチバイア清流クラブ)
3位 高木郁代(サント・アンドレ白寿会)
4位 戸倉治(サンパウロ東部紅葉会)
ESP―5 60歳~72歳 3名
1位 児玉和子(サンパウロ中央老壮会)
2位 高尾憲一(ジュンジアイ睦会)
3位 松本ネイデ(サン・ベルナルド松寿会)
EXT―1 83歳上 4名
1位 山崎美智子(サント・アマーロあおぞら会)
2位 上村敬子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
3位 秋元陽之助(サンパウロ中央老壮会)
4位 神吉はるみ(カンピーナス明冶会)
EXT―2 78歳~82歳 4名
1位 星野幸次郎(サンパウロ中央老壮会)
2位 菅沼政子(イタケーラ寿会)
3位 岩佐光子(イタケーラ寿会)
4位 小泉政男(サンパウロ中央老壮会)
EXT―3 72歳~77歳 4名
1位 伊井一枝(サント・アマーロあおぞら会)
2位 桝永八重子(サン・ベルナルド松寿会)
3位 竹松キミ子(カンピーナス明冶会)
4位 西一人(ジュンジアイ睦会)
EXT―4 62歳~71歳 4名
1位 金子義元(レプレーザ高砂子会)
2位 安中攻(サンパウロ中央老壮会)
3位 池淵信子(サンパウロ中央老壮会)
4位 前川順子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
S・EXT―1 85歳上 3名
1位 山本茂(パルケ・コンチネンタル寿会)
2位 工藤美代子(カンピーナス明冶会)
3位 井上力(サンパウロ中央老壮会)
S・EXT―2 65歳~84歳 3名
1位 長谷川君代(ジュンジアイ睦会)
2位 住田定男(サンパウロ中央老壮会)
3位 安部春持(アチバイア清流クラブ)
【第2部】
A・B ― 64歳~90歳 3名
1位 荒木幸枝(サンパウロ中央老壮会)
2位 内山秀子(パルケ・コンチネンタル寿会)
3位 竹田ナオコ(レプレーザ高砂子会)
ESP―1 74歳~89歳 3名
1位 軍司和太留(ピニェイロス文化親睦会)
2位 小坂誠(イタケーラ寿会)
3位 松平和也(サンパウロ名画友の会)
ESP―2 66歳~73歳 4名
1位 高尾憲一(ジュンジアイ睦会)
2位 重田美保子(サンパウロ中央老壮会)
3位 川本文子(サント・アマーロあおぞら会)
4位 中村あや子(サンパウロ中央老壮会)
EXT―1 77歳~87歳 3名
1位 星野幸次郎(サンパウロ中央老壮会)
2位 上村敬子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
3位 玉井須美子(サンパウロ鶴亀会)
EXT―2 62歳~74歳 3名
1位 軍司テレーザ(サンパウロ中央老壮会)
2位 吉田光子(イタケーラ寿会)
3位 池淵信子(サンパウロ中央老壮会)
S・EXT 2名
1位 高井功夫(サンパウロ中央老壮会)
2位 住田定男(サンパウロ中央老壮会)


受賞感謝のご挨拶

ブラジル日系熟年クラブ連合会会長 五十嵐司
 この度、計らずも名誉ある表彰を賜りましたことに対し、一言お礼の言葉を申し述べます。―(中略)―
 さて、私自身のことでありますが、学生時代から香料に興味を持ち、卒業後、東京にある二つの香料会社の製造現場で合計五年半修業をしたの ち、新天地ブラジルでの香料開発を志して五八年前の一九五五年に当地に参りました。匂いの仕事は派手な化粧品や多彩な食料品の陰にあっても人々の生活に潤いを与えるという、小さくても私の夢でありました。当時ブラジルでは香料の素材はすべて、ヨーロッパ・アメリカからの輸入に頼っており、これらの芳香素材の国産化は時を同じくして始まった国産自動車組み立ての部品製造と全く同様で数百種類のものが要求され ておりました。これら素材つまり部分品の組み合わせで、バラ、ジャスミン、スミレの匂いやイチゴ、パイナップルなどの香りを自由に作ることができます。私に与えられた仕事の大部分は化学合成と幾らかの天然物からの抽出による調製で、香料業界トップの会社の研究・開発課長のち部長として日夜取り組み、定年退職までの三十五年間に約三百品目の国産製品をブラジル市場に提供、外国にも製品の輸出と製法の移転をす ることも出来ました。しかし、それにはブラジル人や外国人であった上司の理解、同僚、部下たちの愛情ある協力がなければ行えなかったことで、思えば、日本人移住百年に培われたブラジル国民一般の日本人に対する大きな信頼と深い親愛に基づくものとして先輩移民への感謝を新たにしております。世間的には小さな志を無事終え、皆さんがよく歌う「ふるさと」の終わりの「志を果たして何時の日にか帰らん」の歌詞のような、日本に帰国するという希望もない私にはまだ、育て学ばせてくれた祖国に対する恩返しの義務が残っています。私の高校・大学の時代はアメリカとの激しい戦争中で、大勢の先輩・同級の仲間が学徒出陣で戦場に赴き、その多くの命が失われました。そんな中で、私は化学を勉強しているという理由で宇都宮四十四連隊に軍籍がありながら徴兵延期の恩典を受けているうちに終戦を迎えたのでした。しかも、戦後僅か十年、まだ東京に焼け跡が残っている祖国の再建なかばに、あとを内地の若者たちに任せて楽天地ブラジルに来たのです。それで退職後はこの地で何かご奉仕できることを求め、伯国農大会では母校とサンパウロ大学との学術提携の締結、留学生の送り出しなど、熟連では百周年記念に際し、同胞の皆さんとご家族を守って下さるようにとお迎えした地蔵尊像の建立や内地への震災復興協力募金などぐらいで、まだまだのことですが、これからもお役に立つことならば何事でも微力を尽くすべく、皆さまのご鞭撻をお願いして、お礼のご挨拶といたします。


宇野先生をお迎えして

バレットス寿楽会 池田正勝
 九月頃、サンパウロ熟年クラブ連合会から話があり、日本からシニアボランティアとしてブラジルに来て下さっている宇野博先生が、まだ、バレットスには行っていないので、「ぜひ、一度寄らせて頂きたい」と申し出がありました。
 幹部の方たちと相談して、「十一月の第二日曜日が例会ですので、ではその時に」とお願いしました。
 熟連と二度、三度連絡の後、「日曜日の朝着くバスがありませんので、土曜日の五時二十分に着くバスで行きますからホテルを予約しておいて欲しい」と頼まれ、カステロ・ブランコホテルを予約しました。このホテルは前に来て頂きました大庭元理事と安達先生がお二人で来られた時と宇野妙子先生が宿泊されたホテルです。次の貞弘先生は来られませんでしたが、その次の与古田先生は沖縄県で長らく学校の校長をされていたとかで、三線を持って、沖縄の歌を歌って下さいました。
 当日、午後五時になりましたので、長距離バスターミナルまで迎えに行きました。バスは二十分ほど遅れて着きました。大勢降りて来る中、先生はサッサと降りてきました。日本人が他に居ませんでしたので、先生もすぐに気付かれて、初めてのご挨拶をして荷物を取ってきました。「荷物をお持ちします」と言いましたが、先生ははるかに若いので、ご自身で持って、車の方へ行きました。「私の家に行きますか? それともホテルにしますか?」と聞くと「まずホテルへ行って下さい」と言われますので、ホテルへ行きました。そして七時前にホテルへお迎えに行き、夕食を一緒にしました。食後、しばらくお話していましたが、九時頃、ホテルまで送って行きました。
 翌日は十一時少し前にお迎えに行き、ゆっくりと昼食をして頂き、一時半に会館に着くように家を出ました。途中、会員の方を二人乗せて、会館へ行きました。
 会館にはもう、会員の方が来ておられて、二時から例会を始めました。プログラム通り熟年クラブの歌、会長挨拶、宇野先生の紹介と進められ、先生の挨拶の後、檀上に上がってラジオ体操をして頂きました。時間が限られていますので会計報告や福引を早く済ませ、宇野先生の時間を少しでも多くして頂こうと早速、先生に始めて頂きました。
 先生の長期間健康を維持するにはというお話の後、健康体操、顔の変化表現練習、呆け防止、早期認知症自己判断法などの指導がありました。レクリエーションはスリーアイズという玉転がしで頭と体を使いました。初めての事ですので、皆さん間違えましたが、楽しかったようです。時間があっという間に過ぎ、閉会になりました。
 JICAにおかれては、ブラジル日系社会の高齢者福祉の為のボランティア派遣をして下さり、有難うございます。また宇野先生、遠いブラジルまで来て下さり、日本文化を伝えていくことはとても重要なことかと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。宇野先生、いつまでもお元気で。有難うございました。


抒情歌を親しむひととき

セントロ桜会 森川玲子
 十一月十六日の土曜日、熟連サロンにて田中公道先生ご夫妻をお招きして、小コンサートが開催されました。
 きっかけは五十嵐会長も会員になっていらっしゃる「抒情歌の会」の方たちに私共の桜会の例会に歌を聞かせて頂きたいとお願いし、ご了承いただきましたので、五、六人の方にお越し頂けるのではと予定していました。
 ところが、「抒情歌の会」の黒木様から「今、ご滞在中の田中先生もこちらの老人の方たちとお話がしたいから、伺いたい」との事で、「三十人ほど人を集めて下さい」と言われ、桜会は小さな会ですし困ってしまいました。
 知り合いの方に参加して欲しいと呼びかけましたら、「私はカラオケの方がいい」とのつれない返事。今はカラオケ全盛時代。聴くだけに三十人も集まるかしら? と頭を悩ませました。
 ところが、新聞にお知らせが載り、熟連が後援ということで、ふたを開ければ当日は九十人以上という嬉しい悲鳴。椅子席がどんどん消えていくのに当惑しました。
 田中公道先生は喜寿を迎えられ七十七歳。ですが、お顔に皺ひとつなく背筋をすっと伸ばされ、マイクなしで歌われ、その声量に驚かされます。
 オペラ「リゴレット」「月の砂漠」「荒城の月」「月見草の歌」等など。どれも心の奥まで沁みとおっていきます。今、「抒情歌」を聴くという機会は、残念なことにだんだんと少なくなってきています。
 このたび、こうした貴重な機会を作って下さった「抒情歌の会」はCDで歌を聴き、歌い、おしゃべりをするということですが、熟連クラブとしては大変ユニークで素晴らしい会だと思います。
 田中先生の歌の後には、先生からのお話があり、笑い声が何度も起こる楽しいお話でした。
 最後に私たちが「熟年賛歌」と「ふるさと」を歌い先生ご夫妻に聴いて頂きました。
 「ふるさと」は一人ひとりにある古里、ご両親のこと、移り来てからの色々なことなどを心に浮べて歌ったかと思います。また、ここ生まれの方も同じ気持ちを持っていらっしゃるかと思います。万感をこめて歌われたのではないでしょうか。素晴らしいコンサートでした。
 その後のお茶会ではサンドイッチを八十個用意しました。足りずに半分ずつになってしまい、嬉しい誤算です。川井副会長もボーロを持って来て下さいましたがあっという間に無くなってしまいました。手違いもありましたけれど、皆さん、「とても良かった」と喜んで下さいました。
 五十嵐会長、黒木会長、会員の皆様、本当にありがとうございました。
 田中先生のお話の中に「来年もまたこちらに来たい」とありました。またのお越しを心よりお待ちしております。田中公道先生、奥様、本当に有難うございます。心より感謝、御礼を申し上げます。また、ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。


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