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(最終更新日 : 2019/02/15)
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2015年2月号
2015年2月号 (2015/02/15)
第36回定期総会「40年祭と地蔵祭を一緒に」
熟連第三十六回定期総会が一月三十日午前十時から当会サロンにて開催された。
出席は二十三クラブ三十五名が出席、玉井副会長の司会ではじまり、五十嵐会長から推薦された小坂副会長が 議長を勤めた、書記には今年はポルトガル語に当会会計士新宅敏一氏。日本語には玉田伯夫書記理事が任命された。
最初に会長挨拶が行われ、「皆さんおはようございます。今日は定期総会ですが特別難しい案件はありませんので、気を楽にしていきましょう。また、遠くからも出席して頂いてありがとうございます」と述べ、。その後、二〇一四年度事業報告が玉田伯夫書記理事から報告され、五枚もの資料を要領よく短時間に読み上げた。
五月のゲートボール大会、六月の熟年クラブ大会と芸能祭、十月の老人週間、十一月のカラオケ大会、外部での三大事業も成功に終わり、サロンでの教養教室も順調に続いていることが報告された。
また、熟連サロンで行われた年二回の熟連「ビンゴ大会」年一回の「ミニカラオケ大会」などの事業報告を読み上げた。このような事業に対する決算報告書が上野美佐男会計理事より報告された。外部協力者や会員皆の協力があったからこそと思われる、地道な熟連の実態を示したものになっていた。小野忠司監査役より間違いがありませんという監査意見書が出され、その後、二〇一五年の事業計画案が玉田伯夫書記理事より、予算案が上野美佐男会計理事より発表され、どちらも拍手で承認された。
提案としては、八月に行われる今年の熟連四十周年と地蔵祭りを同じ日に行う事を提案し承認された。
今年も遠くはリベロン・プレットから二名、レジストから四名、パラナのクリチーバから一名が参加した。
さらに日本の全国老人クラブ連合会から昨年十一月十四日、大分県別府市で行われた第四十三回全国老人クラブ大会において、今年は玉井寿美子副会長が表彰され、賞状と副賞が日本より贈られてきたので、この総会において、五十嵐司会長より贈られた。
最後は玉井副会長による閉会の辞で、今年の総会は無事に終了。昼食後、解散した。
薩摩琵琶の櫻井さん、熟連で魅了す
一月十九日、日本文化庁の文化交流使として来伯中の薩摩琵琶奏者・櫻井亜木子さんがブラジル日本語センターの板垣理事長と鹿児島県人会の松村副会長の同伴で、当会を訪問。櫻井さんは着物姿で約一時間の薩摩琵琶の演奏会を行い、約八十名が薩摩琵琶の音色を楽しんだ。
最初に板垣理事長が挨拶に立ち、続いて当会の五十嵐会長が挨拶。「日伯修好百二十周年の幕開けをお祝いする行事です。薩摩琵琶は琴や三味線と同じ和楽器ですが、大きなバチで弾く珍しい楽器です。どうぞ、バチが当たらぬ様静かに拝聴しましょう」と述べ、演奏会は開始。
最初に薩摩琵琶の歴史や特長が説明され、琵琶には五種類ほどあるが、薩摩琵琶はもともと鹿児島の島津公が戦場で武士の精神を高揚させ、整えるために取り入れたもので、いざという時の防御にも使えるように他の琵琶よりもバチが大きく出来ているという。
演奏に合わせて唄が入るが、曲の前に櫻井さんは分かりやすく説明もしてくれる。「白虎隊」「平家物語」「西郷隆盛」などの一場面を古(いにしえ)に帰ったような気分で味わうことが出来た。
また、彼女の現代風オリジナル曲「♪桜島」や童歌「とおりゃんせ」「かごめかごめ」など、我々も一緒に歌えるような歌も演奏され、集まった聴衆も大声で楽しんでいた。
最後に引率された板垣理事長は「サンパウロでたくさんの演奏会をし、多くの方々に薩摩琵琶を楽しんで頂いたが、今日は日本人・日系人のご高齢者という日本語も十分に分かる方々を前にしたからでしょうか。今まで僕が聞いていた中で一番、力が入った演奏だったように思います」と感想を述べた。
また、参加者の一人、田中文子さんは「初めて薩摩琵琶を聞き、こんなにも琵琶の音が力強いとは知らなかった。心にビンビンと沁みてきて、涙が出そうでした」と語っており、「他でもやるなら、もう一度聴きたい」と興奮の面持ち。その他「入植当時に聴いたことがある」などと琵琶に関する思い出を語る人などもいた。
以下、櫻井亜木子さんのプロフィールを紹介。
東京都出身。東京音楽大学音楽学部音楽教育学科卒業。在学中鶴田流薩摩琵琶を田中之雄氏に師事。日本琵琶楽コンクール優勝、文部科学大臣激励賞、NHK会長賞受賞。小椋圭全国四十か所ツアー「未熟の晩鐘」参加。京都・六波羅蜜寺、下関・赤間神宮等の神社仏閣、栃木・湯西川温泉、熊本・五家荘等の平家伝説に纏わる里にて奉奏。ハンガリー、北米、中国、イタリア、インドネシアなど国内外で幅広い演奏活動を行っている。
第四回熟連マージャン大、会松平副会長を追悼して
熟連のマージャン教室は二〇一一年五月から始まった。開催当時は八名二卓からで、初心者を中心に毎週、穏やかに続けてきた。
翌年二月にある程度自身がついたメンバーたちが集まり、第一回マージャン大会が開かれ、その大会には十六名が参加した。
今回のマージャン大会は四回目で十二月二十三日、今年最後のマージャン大会となった。これは先日亡くなられた松平和也副会長を偲ぶマージャン大会である。
参加者二十八名七卓で開催。本来はこのマージャン大会は八月に予定していたのだが、松平さんの病気が悪化して出来なかったので延期していた。
十時に始まり、中川浩巳文化理事の挨拶があり、その後大矢進貞さんからマージャン大会についてルール説明があり早速、卓も賑やかにパイの積もる音で開始された。
参加者はアマウリ、雨宮、池尻(男)、石尾、石川、中村、大浦、大田、角谷、垣沃、小林、小松、鈴木、大間、山福、岩崎、寺崎、中尾、長谷川、馬場、松井、水戸、池尻(婦人)、森久保、安中、金谷(男)、森田、金谷(婦人)。
今回の優勝者は一位中尾、二位金谷(女)三位アマウリ。大波賞は金谷(婦人)、小波賞は森久保、ブービ賞は鈴木。
なお、今回の商品は松平力子夫人からのご好意で御寄贈戴いた。
おめでとう!玉井須美子副会長、日本の全老連より育成功労者賞受賞
第四十三回全国老人クラブ大会が昨年十一月十三、十四日の二日間、大分県別府市別府国際コンベンションセンターで開催されました。
大会初日は活動交流部会、二日目は全国からの参加者約千六百名が一同に会して講演式典が行われました。
講演は地元大分県の豊の国宇佐市熟塾生代表の教覚寺住職、平田崇英氏が行いました(以下に掲載)。
式典では、全老連会長表彰が行われ、その中の育成功労者表彰では百二十六名が表彰されましたが、当熟連からは玉井須美子副会長が表彰され、この度、賞状と記念品が送られてきました。
去る三十日の総会の席上で、五十嵐会長より伝達され、出席者から祝福されました。
玉井さんは「こんな思いもかけない立派な賞を頂いて、感激しております。私の元気の源は皆さんから頂いているもの。この賞も同じです。皆さんから頂いたものとして、これからも益々精進したいと思います」と語っております。
玉井副会長は今年八十八歳。サンパウロ鶴亀会の会長として十年、会を牽引し、当会においては役員として二〇〇二年より尽力、現在副会長として二期目を務めて頂いております。また、ビラソニア老壮会と盆踊り会をはじめ、ピニェイロス親睦会、ボン・フィギオール、当会踊り部などたくさんの踊り会指導者として、会員の指導に当たっており、その前向きな姿勢と疲れを知らない頑張りは、会員の誰もが目指すところです。本当におめでとうございました。
熟連ピクニック、みずほ水耕栽培見学に
去る一月二十九日、希望者による水耕栽培の見学ピクニックが行われた。場所はサンベルナルドのみずほ村、松本セリオさん宅。
当初、二十人程度を予想していたが、希望者が増え、結局五十人乗りのバス一台となる。みずほ文協に到着した一行は、上野みずほ福寿会々長の案内で松本さん宅へ。
出迎えて下さった福寿会員の松本郁さんからおいしい桜餅をごちそうになり、小休止の後、セリオさんにエストッファ(ビニールハウス)を案内して頂く。セリオさんによると、約十年程前から水耕栽培に取り組んでいるが、露地栽培と比べ、植え付けも収穫も格段に楽だという。種から蒔いて育てるが、苗を植え付けてから成長するまで夏場だと約三週間で収穫できるので、回転が良く、雑草などの除草もないので、そんなに手がいらないらしい。エストッファないは吹き抜けなので、虫なども飛んでくるので、野菜の病気予防などの消毒は必要だが、農薬も肥料もオーガニックを使い、消費者には大変健康的であるという。
エストッファないは青々と元気に茂る葉野菜の匂いが満ちている。外はカンカン照りで結構暑いのだが、エストッファ内は意外としのぎやすい。
現在はフックラ、アルファッセ(レタス)など五種類を栽培しているという。
一通り見せて頂いた後は新鮮な取り立て野菜を分けて頂いて、上野さんの案内で近くにある日系人経営のペスケイロ(釣堀)で昼食をすることに。
街道に出てしばらくは水をたたえた湖を両側に見て走る。水不足というけれど、ここには結構水があるんだなぁと。
三十分程でペスケイロ高森に到着。帰り時間までは自由行動。食事をし、おしゃべりをする人、釣りをする人、散策をする人とそれぞれが好きな時間を過ごす。
釣り好きにはもの足りない時間であったが、それでも何匹か釣り上げた人もいて、三時には切り上げ帰路につく。
途中、雨がきそうで心配したが、それもなく、今年は日帰り旅行をもっとして欲しいとの会員の声を聞きながら、無事、予定は終了。与那覇先生のお子さん達も参加して、楽しい一日であった。
講演:地域づくりと高齢者の役割
豊の国宇佐市熟塾生代表教覚寺住職 平田崇英
私は今年六十六歳になりますが、六十歳のときに老人クラブの会員になりました。そうしますと、テレビを見ても、新聞を読んでも、腹の立つことが多い。政治家でも何であろうと、早く若い世代に道を譲りなさい、お年寄りがいつまでも出る幕じゃないという論調が非常に多いのです。今は若者社会なのです。
「老」という言葉には「老いる」「衰える」という意味があって、マイナスのイメージが強いのですが、本当にそれだけでしょうか?
「老」には「人生を重ねることによって練れてくる、熟練してくる」「だんだんと思索が深まって、人生の深い意味が分かるようになる」という意味があって、要は「経験が豊富で、人格が立派になる」というのが「老」なのではないでしょうか。若者文化だけの社会には本当の日本の将来はないと私は考えております。これから私たちが生きていく上で大切なことは、前向きに物事を見る目でありましょう。
それはバラの花を見る時、「バラの花は美しいけれど、とげがある」と見るのではなく、「バラにはとげがあるけれど、花は美しい」と見ることです。それは「とげ」という欠点を認めて、「美しい花」という長所を褒めていくという見方です。
私たちが地域を見る時も一緒で、悪いところはいくらでも目につきます。それをけなしていては何も変わらない。良いところに目を向けて、それを育てていく。それが前向きに物事を見るということだと思います。
私たちは感謝の気持ちを積極的に「ありがとう」「おかげさまで」という言葉に表していくことで、気持ちが変わります。気持ちが変われば、行動が変わる。行動が変われば、人生も変わる。私はまさにそうでした。ぜひひとつ、それを心がけていただければと思います。
私の住む宇佐市は戦時中に海軍航空隊基地があった所で、現在も全国で稀な「掩体壕(えんたいごう)」が保存されています。私たちはそこで、具体的な物を通して「平和」を学ぶ活動を行っています。歴史を記憶し、忘れないことが大切であり、伝えることが高齢者の役割だと思います。
ある方に「ボーイズ・ビー・アンビシャス」ではない、」オールド・ビー・アンビシャス」だ、「老人よ、大志を抱け」だと言われて、私はいたく感動しました。そうなのです。二度とない人生を、自分が今できることを、家庭で、地域で、精一杯させて頂きながら、凛として生きていく。子どもに、孫に、その後姿を残していく。それこそが私たちの役割なのではないでしょうか。
本日はご静聴いただき、本当にありがとうございました。(全老連二〇一五年一月号より)
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