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(最終更新日 : 2019/02/15)
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2015年12月号
2015年12月号 (2015/12/14)
二〇一五年の終わりに
今年も残り少なくなりました。そこで、今年の熟連の主な行事をかいつまんで列記してみたいと思います。
◎熟連第三十六回定期総会
一月三十日(金)当会サロンにて開催。出席は二十三クラブ、三十五名。二〇一四年度事業報告と決算と次期事業計画案の承認。
◎熟連年間三大事業
一.熟連親睦ゲートボールふれあい大会 五月
二.熟連大会&芸能祭 六月
三.熟連親睦カラオケ大会 十一月
いずれも無事終了。七月に行われた県連主催の日本祭りは、今年は芸能部門のみで参加。
◎熟連交流旅行
・ 一月二十九日、サンベルナルドみずほ村の松本セリオさん宅に水耕栽培の見学。約五十名が参加。
・ 八月七日、海上自衛隊練習艦隊「しまゆき」、「山霧」を見学訪問。熟連からは各地のクラブ会員九十八名が参加。
・ 十一月十三から十五日まで、リンスの温泉へ二泊三日の親睦旅行(詳細は三頁)。
◎大切な方々が逝く。
・ 当会顧問でアルジャー親和会の相談役であった三浦登氏が二月十八日、老衰のため逝去。享年九四歳。
・ 熟連の相談役で、サンパウロ中央老壮会の代表でもあった纐纈蹟二さんが三月二十七日、肺炎のため逝去。享年九四歳。
・ 十月十五日には当会健康体操指導者の戸塚マリ先生が肺癌のため逝去。享年八十四歳。
◎熟年クラブ連合会サロンでの催事
・ 一月十九日、日本文化庁の文化交流使として来伯中の薩摩琵琶演奏者の櫻井亜希子さんが薩摩琵琶の演奏。
・ 三月三十一日、第五回マージャン大会開催。
・ 四月三十日、日本の介護福祉士。村尾和俊氏が介護技術の講演と実技指導。
・ 六月十日、元県連会長でDEC社長の園田昭憲氏が「きのこを育ててみよう」と題して講演。参加者全員に平茸の菌床をプレゼント。好評のため、八月四日には第二回目の講演も行われ、エリンギの菌床がプレゼントされた。
・ 七月三十一日、ミニカラオケ大会。
・ 八月八日、熟年クラブ四十周年祭を開催。根石啓史日伯寺開教師による先没者法要。その後、サロンに移り式典と昼食会、アトラクション。
・ 十月三十日、ビンゴ大会。
・ 十月三十一日、第二回熟連祭りを開催。約百二十名が参加。健康表現体操、踊り教室、与那覇先生のレクリエーションなど。参加者 全員にお菓子や園田昭憲氏からの平茸の菌床がプレゼントされた。
・ 十一月四日、第六回マージャン大会開催。
◎無料法律相談
林アンドレ先生の無料法律相談が第一・三木曜日九時から月二回行われた。
◎教養教室も充実
熟連で現在開かれている教養教室は、十五教室に。また、週一回の大山先生のマッサージ治療、永沼満先生の吸い玉治療が月二回行われている。
今年最後のカラオケ大会開催
熟連三大行事の一つで今年最後のイベントとなる「第二十一回カラオケ大会」が十一月二十二日に静岡県人会会館で行われた。
実行委員長は辺原よし子理事で、出場者は一部百十八名、二部三十七名、総計百五十五名が出場した。
最高齢はピニェイロス親睦会老壮部の坂本明さん九十歳。審査員長は石原正子先生、審査員に島田オルランド先生、青柳たみえ先生、司会には田巻夏枝先生と玉井須美子先生、そして吉田光子さんが担当。
朝八時半からの開会で、中川浩巳文化理事が司会を務め、審査員を紹介。五十嵐会長の挨拶があり、その後、辺原よし子実行委員長は「一年間の練習の成果を発揮して、がんばってください」と激励した。当日は朝から晴れていて、大会にはもってこいのカラオケ日和。
今回も遠くのクラブがバスなどチャータして出場してくれた。また二階のバザー会場もそれなりの盛況であった。
【結果は以下の通り】
新人 80歳以上
一位 横澤喜好(モジ中央日会老人部)
二位 橋本巨太郎(サンパウロ中央老壮会)
B 75歳~79歳
一位 我孫子パウロ(サンパウロ中央老壮会)
A-1 80歳以上
一位 藤原ヨリ子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
二位 東喜久子(サンパウロ中央老壮会)
A-2 75歳~79歳
一位 森博(サント・アンドレ白寿会)
二位 平川朱美(サンパウロ中央老壮会)
A―3 66歳~72歳
一位 鹿山清子(サンパウロ中央老壮会)
二位 荒木幸枝(サンパウロ中央老壮会)
ESP-1 86歳以上
一位 中島澄美江(カンピーナス明治会)
二位 玉井須美子(サンパウロ鶴亀会)
ESP-2 79歳~83歳
一位 中川浩巳(ピニェイロス文化親睦会)
二位 石賀千代子(カンピーナス明治会)
三位 小沢広志(アチバイア清流クラブ)
ESP-3 75歳~77歳
一位 川本文子(サント・アマーロあおぞら会)
二位 建部春子(モジ中央日会老人部)
三位 井戸朝江(みずほ福寿会)
ESP-4 70歳~74歳
一位 児玉和子(サンパウロ中央老壮会)
二位 中村斐子(サンパウロ中央老壮会)
三位 重田美保子(サンパウロ中央老壮会)
EXT-1 二名87歳以上
一位 玉田伯夫(アルジャー親和会)
二位 田中千栄子(イタケーラ寿会)
EXT-2 82歳~86歳
一位 吉田茂(アチバイア清流クラブ)
二位 富永貞子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
三位 餅川孝(サン・ベルナルド松寿会)
EXT-3 77歳~80歳
一位 上野ゆり子(モジ中央日会老人部)
二位 高木郁子(サント・アンドレ白寿会)
三位 斉藤レイ子(ビラ・ソニア老壮クラブ)
EXT-4 74歳~76歳
一位 田曽泰三(みずほ福寿会)
二位 金谷義弘(サンパウロ中央老壮会)
EXT-5 60歳~73歳
一位 堂園光子(モジ中央日会老人部)
二位 安中攻(サンパウロ中央老壮会)
三位 古和邦子(サンパウロ中央老壮会)
S・EXT-1 84歳以上
一位 星野幸次郎(サンパウロ中央老壮会)
二位 井上つとむ(サンパウロ中央老壮会)
S・EXT-2 66歳~79歳
一位 谷岡トミ子(モジ中央日会老人部)
二位 安藤正志(パウリセイア鶴寿会)
〔第二部〕
A・B 66歳~79歳
一位 鹿山清子(サンパウロ中央老壮会)
二位 横田すみ子(サンパウロ中央老壮会)
三位 荒木幸恵(サンパウロ中央老壮会)
ESP-1 72歳~89歳
一位 軍司和太留(ピニェイロス文化親睦会)
二位 玉井須美子(サンパウロ鶴亀会)
ESP-2 72歳~75歳
一位 川本文子(サント・アマーロあおぞら会)
二位 中村斐子(サンパウロ中央老壮会)
EXT-1 70歳~88歳
一位 菅沼政子(イタケーラ寿会)
二位 石井みさ子(サンパウロ中央老壮会)
EXT-2 70歳~74歳
一位 古和邦子(サンパウロ中央老壮会)
二位 金谷治美(サンパウロ中央老壮会)
S・EXT 84歳
一位 星野幸次郎(サンパウロ中央老壮会)
ふりむけば
熟連文化理事 中川浩巳
熟連会員の皆々様、今年も何かとご協力ありがとうございました。ここに御礼を込めて一年を振り返ってみたいと思います。
まずは五月二十三日に行われた熟連ふれ合いゲートボール大会。年々出場して下さるチームが少なくなりました。しかし、出場しておられる選手の皆さんは、早朝より真白いユニホームに身を包みまるで少年のように明るく試合に臨んでいました。自分を信じ、仲間を信じ、五人が一つになって戦っている時のお顔の真剣さは格好いいですね。昔の少年よ、来年も頑張って下さい。
次に六月二十八日、熟連芸能祭です。藤瀬圭子さんの名調子の司会で、静岡県人会会館で行われました。今年は舞踊の方で新しい審査をして下さる先生お二人をお迎えして行われました。毎年出演して下さる団体舞踊、個人舞踊他すべての人たちの驚くほどの上達ぶりに「ビックリ・ポン」でした。そして着物や小道具などよく揃い、色彩もあでやかで、舞台がパッーと明るく素晴らしい芸能祭でした。また健康体操の人たちが大変多くなり、Tシャツの色鮮やかさ、観客の中まで入り、元気に体操する姿がとても印象的でした。
次にふりむけば、八月二十一日には熟連創立四十周年記念式典が当会サロンで行われました。まず、御庭の地蔵尊のまえで日伯寺の住職の先導で供養が営まれ、その後サロンの方に移り、サンパウロ総領事、文協、援協その他の来賓の方々をお迎えして、ありがたい祝辞を頂きました。引き続き宴会に移り、サロンには特設の舞台が出来上がり、芸能祭で入賞した人たちの披露がありました。代表者一同、各教室の先生方と共に四十周年を心から祝いました。
そして、十一月十三、四、五日と熟連親睦旅行が行われ、リンス温泉に行きました。大型バスで約四十名の参加。この度の旅行には、遠くジュンジャイ、カンピーナスの方々が参加して下さり、大変嬉しく思いました。また、与那覇先生もご参加下さり、道中のバスの中でクイズやじゃんけん大会など賑やかに指導して下さり、行き帰りの車中も楽しく、疲れ知らずの旅でした。温泉は広々として湯加減もよく、寝室も大きくゆったり。食事も味付けが良く、メニューも豊富で全員大満足でした。早朝は体操、夜はカラオケ、健康体操など参加者全員の心が一つになった楽しい二泊三日の旅でした。
最後に去る十一月二十二日、熟連の第二十一回カラオケ大会が執り行われました。今年の実行委員長は辺原良子さん。天候にも恵まれて審査して下さる三人の先生をお迎えして、例年通り静岡県人会会館で行われました。最初は申し込みが少ないようで心配しておりましたが、当日になると丁度良いくらいの人数になり、「案ずるより産むが易し」という諺の如く、予定通りの時間に始めまた、終わりも早からず遅からずのちょうど良い時刻となりました。
会場の皆様方も福引券の抽選まで大勢いて下さり、大変皆さんに喜んでもらい、楽しいカラオケ大会でした。また、上のサロンではお馴染みのバザーも開かれ、大勢の人が手伝い中々の繁盛でした。本当に皆様方のお力添えの賜物と、心から感謝申し上げます。
私は、ふりかえることは反省になり、また、来年の催しの参考になると思います。どうぞ皆様も今年をふりかえってみて下さい。忘れていることを思い出して下さい。お身体に十分気を付けられて、楽しいナタール、そして、新しい年をお迎え下さい。
車中も楽しくリンス親睦旅行
熟連は去る十一月十三日から十五日にかけて、二泊三日の予定でリンス温泉へ親睦バス旅行を行った。
今年は何かと行事が多く、それぞれが多忙な為、何回か各地への旅行を計画したが、どれも人数が集まらず、これまで見送りとなっていた。
結局、誰もが喜ぶ温泉旅行を、ということで、リンスのブルーツリーホテルへ行くことになった。
当日、一行は中川文化理事、ジュンジャイの西会長以下約四十名が早朝六時半に熟連集合で、七時出発。一路リンスへ。
今回は与那覇先生も同行して頂き、片道七時間という長距離バス旅行だが、皆が退屈をし始めた所で、車中ゲームが行われ気分を一新。七時間もバスに乗っていたと思わないうちに目的地に到着した。
部屋割りが済むと、さっそく温水プールへ。天気は上々。プールサイドは裸足では歩けないほどアツアツ。
修行者よろしく温水の滝に首、肩を打たれる人、スイスイと泳ぐ人、日陰で談笑する人と各人のスタイルでくつろぐ。
夕食前の一刻は与那覇先生のレクリエーション、自己紹介ゲームでできるだけたくさんの人と短時間に知り合うというもの。
何人もの人と声を掛け合い、名前を覚える。これだけで一層親しみがわく。明日からの旅程が楽しくなりそうだ。
夕食後は麻雀を楽しむ人、卓球をする人、NHKの連ドラを見に部屋へ帰る人とさまざま。
翌朝はラジオ体操の予定であったが、せっかく持って行ったプレイヤーが動かず、最初は掛け声をかけて、次に西会長のスマホに録音された体操音楽で行う。やはり音楽があると無いとでは全然違って、調子も上がってくる。
体操の後にはホテルの敷地を散歩。広い敷地は芝生、池、林ときれいに整備され、気持ちがいい。芝生の穴から愛らしいクルージャ(ふくろう)が顔を出し、我々を見つめている。
「十一月十四日の初日の出が出ました。拝みましょう」と中川さんが言う。たしかに「今日」という日の初日の出である。赤い初日に皆で手を合わせる。
林の横に差し掛かると耳鳴りかと間違うほど早朝の蝉(せみ)しぐれが賑やか。蝉がこんなに早くから鳴いているとは…。爽やかな一日の始まりだ。
九時半からリンスの市内見物、お寺、教会を見て廻り、美味しいアイスクリームで暑い胃の腑を冷やす。
昼食はホテルでゆっくりと、種類も多く味付けもとても良い。
午後は釣りに興ずる人、自転車で周る人等など。相変わらず麻雀組は熱心に取り組んでいる。
夕食後はカラオケに興ずることに。「誰もが十八番(おはこ)を」と言いたい所だが、曲は何でも入っている訳ではなく、リストに載っている歌の中から選んで熱唱。よくカラオケは「歌う天国、聞く地獄」などと揶揄されるが、この日は聞くだけの人も皆、ノリがいい。踊り部の日置さんを先頭に皆が繰り出し、たいていの歌を炭坑節の振り付けで踊ってしまう。
炭坑節がこんなにどの曲にも合うとは思わなかった。無形文化財の価値がある!かも?
三日目は朝から与那覇先生が沖縄弁のラジオ体操を指導。「♪ケーナ、メーカラ、ウエン、カイアギティ、ヌービ、ヌービ、トウ、セヌビー、ウンド―、カラサイー。腕(かいな)を前から上に上げてのびのびと背伸びの体操」。何となく分かる所も解からない所も。何だかのんびりしていて、可笑しくなる。力が入らない感じだ。
続いて、イペー音頭に表現体操。同行の長谷川さんがプレーヤーを持って来て下さっていたので、今日はちゃんと音楽付きで行なえた。
イペー音頭は今年、中平マリ子さんが作詞作曲し、川添敏江先生が振付けた、出来たばかりの曲だが、長谷川さんの指導よろしく、前日の朝食後も踊ったので覚えた人も何人かいた。
朝食後は前日の釣りの成果がとても良かったとかで、またもや出向く人もいた。
夜中に大雨が降り、クルージャがどうしているか心配で観に行く人もいた。よく見ると芝生内のあちこちに穴が開いていて、巣立ったばかりのフクロウがあっちに三羽、こっちに二羽とたくさんいる。
アーチェリーの体験もできるというので、何人かが試し射ち。的近くに飛んだ人、まるっきりの方向違いに飛ばす人などで笑い声が絶えない。
食べて遊んで天国のような三日間もあっという間に過ぎ、一時半には帰りのバスに。往路同様、帰路のバスの中でもゲームで遊び、誕生を祝ったりと、笑い声のうちにサンパウロに無事、到着。次回の再会を約し、親睦旅行も無事、終了。皆さま、お疲れ様でした。
与那覇先生に感謝
アルジャ親和会 佐藤ゆきえ
二〇一五年十月一日、アルジャ親和会例会はひさびさに与那覇先生をお迎えして、楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。
会館には私より先にお着きになっていた先生に早速ご挨拶に行って、「あらら、ずいぶん恰幅よくお成りになられて」と失礼な? 言葉を発してしまいました。すると先生は「ブラジルの食べ物がおいしくて」と仰られて、逆にこちらが嬉しくなってしまいました。
プログラムが進んで、最後に先生のご講話を拝聴しました。「昨日の夕食は何だったかな?」に始まり十五項目ほど、物忘れなどをチェックしていきながら、ウンウン、これは大丈夫、これもなどと、いささか自分に甘い点をつけてみて悦にいっています。
そして昼食の後、先生が手品をして下さるというので、眠気などふっ飛び、席を前に移し、何とか手品のタネを見つけようと、眼を皿にしてみるのですが、やっぱりタネも仕掛けも分からないで終わりました。
先生はサンパウロ大学の学生さんたちにも喜ばれているとの事。先生は周りにどれだけ楽しい風を吹き込んで下さっている事か。どうか私たちも元気に齢を重ねてゆけますよう、ご指導を一日でも長く賜りたいと、祈念いたしております。
与那覇先生をお迎えして
サントアンドレ白寿会 高原勝弘
十月十五日、白寿会役員会の時、会長の森さんが「今度の月例会にJICA派遣の先生が来て下さることになったから、よろしく」と言われた。「エ…?」皆、何も知らされていなかったので、少し驚かれた様子だった。
先月の月例会の時、この事を話していれば、大勢の会員が集まって来たと思うが、何も知らされていなかったから、どのくらい会員が集まってくれるか、少し心配する役員もいた。でも決まったことだから喜んでお迎えしようという事になった。
当日、十月二十日、十一時に「少し早い」と思いながらも会館に行くと、すでにご馳走がメーザ(卓)の上に並べられていた。驚いて森さんの顔を見るとニコニコして「夏時間だよ。一時間早いんだよ」と言われた。
少し会員の集まりが遅いので、「もう少し待ちましょう」と言って、与那覇先生をご紹介された。それから三人で世間話をして、昼食時間まで過ごした。昼食を頂き、二時半になり、月例会が始まり、行事も進み、与那覇先生の時間になった。
まず、ブラジル事情を話され、メトロの殺人的な混雑、スリ、歩道のイヌの糞等など、「悪い事情ばかりだな」と思って聞いていると、「でもブラジルはいいですね。美味しい果物が年中豊富にあり、陽気なブラジル人の中の生活に慣れてくると、住みやすいブラジルが好きになりました。家族も一緒に来ておりますので、楽しく暮しております」とブラジルの生活に慣れて来られた様子だった。
今、日本では呆けの事を認知症と呼んでおり、認知症はだんだん人の頭の働きが弱くなって、物忘れをすることが多くなり人に迷惑をかけるようになり、だんだんと自分がどこにいるのか、何をすればよいのか分からず、皆を困らせます。ですが、「体操をする」「散歩を毎日続ける」などの有酸素運動や指の体操などは認知症予防に効果があります。「特に指を使ったトレーニングは頭の体操にもなり、家でも簡単に行う事ができるので、お勧めします」と言われ、指の体操を教えて下さいました。
初めは戸惑って、なかなかうまく出来なかった人たちも笑顔になり、一、二、いち、に、と先生の動きに合わせて楽しくやりました。あっという間に時間が過ぎて、お別れの時に。
今回はブラジル夏時間の始まった日で、少しまごつく人もいた様子だった。いつもは九十人からの会員が集まるのだが、この日は六十人ほど。でも食事当番の方が作って下さった美味しいご馳走を頂き、頭も体もリフレッシュ。
一同「楽しかったので、ぜひまた来て下さい」と申し上げて先生をサンパウロへお送りしました。与那覇先生、ありがとうございました。また、近いうちにお出で下さい。お待ちしております。指の体操もこれからずっと続けて行きたいと思っています。
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