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(最終更新日 : 2019/02/15)
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2017年8月号
2017年8月号 (2017/08/18)
第四十一回熟連芸能祭、西村武さんのショーも
七月三十日、日曜日に静岡県人会会館にて熟連の第四十一回芸能祭が開催された。
今年も当日は朝から晴天となり、七時には貸し切りバスで到着した人たちが続々と入り始め、一気に活気づく。
今年は参加賞係にジュンジアイ睦会の方が、テープ受付けにはサン・ベルナルドとみずほ福寿会の方々が手伝ってくれたのをはじめ大勢の方が手伝って下さった。
定刻の八時から開始。司会は今年もベテランの藤瀬圭子さん。舞台には玉井須美子副会長、援協の与儀昭義会長、文協からは松尾治副会長、ブラジル日本民謡協会からは塩野彰会長、熟連からは中川浩己実行委員長、辺原良子副会長、森博管理理事、西一人援護理事、小野忠司会計理事が上がって式典は開始された。
最初に訪日中の上野会長の代理で玉井須美子副会長が挨拶。その後、文協の松尾副会長、援協の与儀会長、民謡協会の塩野会長から祝辞を頂き、最後に中川実行委員長が挨拶をして、式典は終了。
続く教室発表では、玉井須美子先生指導の舞踊教室が「熟年讃歌・人生これから」で幕開けをし、芸能祭が始まった。民謡、個舞、団舞と続き、今年もコーラス、踊り、練功、健康体操と四つの教室の発表がプログラムの中に組み込まれ、それぞれ複数の教室に通っている人でもできるだけ参加できるようにと考慮した。
特別参加で抒情歌の集いの会が「早春賦」「森の水車」「久しき昔」の歌が披露された。
出演者も多く、今年の参加者は二百十一名に上った。また今年は寸劇やカントリーダンスもあり、観客の拍手を受けていた。
会場は満席で約三百席準備した椅子が足りなくなり、上の階から椅子を足したほど。
昼食休憩をはさんで、午後からは今、コロニアで引っ張りだこの西村武さんに特別出演して頂き、約四十五分間のショーを披露。わずか四十五分のショーで九回もの衣装の早替えをし、皆さんを楽しませてくれた。
西村さんのショーの後も引き続き芸能祭が行われ、日頃の練習の成果を舞台上で表現した。最終的には全七十五の演目が行われ、最後に福袋の抽選が行われるなど、最後までお客さんで賑わっていた。
また、二階のバザー会場では、古着や熟連の手作り品、バザリスタなどが一日中店を開いてくれていた。たくさんの方たちに手伝ってもらい、今年の最大行事も無事、四時には全プログラムが終了した。
玉井副会長は「会長代理で緊張しましたが、つつがなく終了し、ホッとしました。来年はさらに多くの方々に参加して頂きたい」と抱負を語った。
ようこそ!パラー熟年クラブの皆様
諸事情により退会しておりましたパラー熟年クラブが今年から再び連合会に参加して頂くことになりました。諸石輝雄会長以下、会員数は百五十名強という大きな会です。北伯にあってさまざまな活動を活発に行っております。
熟連の理事会では「きっと新しい風を吹き込んでくれるはず」と期待の言葉が次々と飛んでいます。遠く離れてはいますが、それだけに交流旅行なども楽しみです。予定をしておりますので、その際はぜひ、皆さま参加して、親交を深めて下さい。
パラ―熟年クラブの会員の皆さま、入会を心より歓迎いたします。
ちょっと書道教室におじゃまして
熟連文化理事 中川浩巳
世の中には色々な事があります。プラス対マイナス、陰と陽があるように人間にも静と動、たとえば静かな性格の人、また行動的な人がいます。書道をやっている人たちは静かな人たちでしょうか。
一枚の白紙に向かって精神統一を取り、一本の筆に精魂(せいこん)込めてお手本を見ながら書いていく。自分の好きな詩や百人一首などを書いておられます。
まずは楷書でお手本どおりに見習っておられるようです。初めての人には難しいようですが、書道界の大御所、若松先生が一人ひとりに優しく指導されておられます。今、やっておられる生徒さんたちはもう長くやっている人が多いようです。中でもブラジル人の人が書道を習っておられたのにはちょっと驚きでした。
今は何でもブラジル人たちがやっておられる時代。民謡でも若い二世の方が三味線をやっておられ、もう驚くほどの事でもない時代ですね。
また、私達も高齢者ながら、何かと忙しい日々の生活の中で、自らの静の時間をとるのにはピッタリの教室です。昔は墨(すみ)をするのに時間がかかっていたのに、今は墨汁という便利なものがあり、墨をする事もなく、それを少々硯(すずり)に出せばよい。こんな便利な事はありません。まだ、書道をやっていない人、どうですか? 一度試してみませんか?
熟連の書道教室は第二、第四金曜日の午前十時からと午後一時からの二つのタイプの教室があります。午前は仮名文字を主に、午後は漢字など太字です。
昔々、私の娘時代に習った詩があります。「いふ(言う)なかれ、今日学ばざるとも来日ありと。いふなかれ、今年学ばざるとも来年ありと。時はたゆまなく流れ、歳は我と延びることはないのだ。ああ、老いたりと、これ誰のあやまちぞや。」
私の好きな詩です。「『明日からやるから』と言いながら、明日あり、明日できずと『来年からやるから』と言いながら、自分が年を取って、何もできずにいる」という詩です。
皆様どうか、「明日から」と言わず、今日からでも遅くありません。私たちにはそんなに時間が多くないですから。元気なうちに何事も挑戦です!やってみましょう。
熟連代表者懇談会、一回目は「老後の健康について」
今年から始まった熟連代表者懇談会。代表者会議の後で代表者の皆さんがテーブルを囲んで色々な意見を述べ合う事になり、その概要を紹介します。
司会は広瀬哲洋。参加者は壇貞則、上野美佐男、滝ケ平功、森博、中川浩己、五十嵐司、赤木竜己、玉井須美子他三十名(敬称略、順不同)
【檀】自身の老後について、何年ぐらい寿命があるか分からないので、いかに健康を維持するかが大切。趣味を最低一つは持ちたい。食事も体と相談しながら、週に五回ぐらいは酒を飲んでいる。運動も朝、起きて寝たまましている。コーヒは起きて飲んでいる。できるだけ果物を食べ、食事も時間を決めて、規則正しく食べている。
【広瀬】ありがとうございます。この懇談会は三時頃まで行います。檀さんの話のように皆さんはどれくらい健康に気をつけていますか?
【上野】夜寝る時に寝たまま足の運動をすると血行が良くなるそうです。私は家の近くに公園があるので朝起きて、その公園を十周まわり、約四十五分歩きます。
【檀】私は無農薬野菜を作っていて、その野菜で毎日野菜ジュースを作り飲んでいます。青汁を毎日飲むと健康に良いようです。
【滝ケ平】私はもう八十過ぎたからいつ死んでもいいと思っている。ただ、こちらに来る時は毎回五キロ歩いているし、「老壮の友」を配る時も約二キロ歩いている。マレットゴルフへ行くにも約二キロと歩くようにしている。家に引きこもるのはよくないと思う。
【森】白寿会で起こった事を話します。毎月例会に約百名が集まります。食事しようと思ったら、ドンという音がしました。よく見たら、人が倒れていた。そこで車で運ばずに救急車を呼んだ。救急隊員が応急手当をして、連れて行った。その後、退院し「皆さんのおかげで助かりました」と息子さんが挨拶に訪れた。もし何か起こったら、救急車を呼んだ方がいい。
【壇】野菜ジュースをおいしく飲める方法は、りんごと蜂蜜を入れる。
【中川】アロエを切ってコップに一晩置いたら汁がたまる。それを毎日飲む。白水さんは白内症の手術をしたが角膜を傷つけられて、今は片目は見えないがアロエ汁を飲むことで少し良くなった。
【五十嵐】アロエはどなたにもいい。
【赤木】私はモリンガを飲んでる。
【滝ケ平】そのモリンガの効果を知りたい。
【玉井】その効果はまだはっきり判らない。
【広瀬】以上で今回は終わらせて頂きます。次回は「老後の環境について」話し合いたいと思います。様々なご意見ありがとうございました。
二回目訪問真っ最中
JICAシニアボランティア 鈴木京子
六月三日はイタペチニンガに行って来ました。初めての訪問で「三時間はかかります。途中でバスが止まりますが、降りないで終点で降りて下さい」と会計の小野さんに言われ、「そろそろ着くかな。トイレにでも行っておこう」と思い、バスのトイレに入り、鍵をかけた途端、バスが急に曲がり、今度は登りはじめ、また曲がるなど、どこかに掴まっていないと飛んでいってしまいそうで大変です。その上便座はパタンと手で抑えていないと戻ってしまいます。体を支え、もう一方の手で便座を抑え、やっとトイレを使用し、さて、今度は水を流す所を探す。どこを押したらいいか分からずに赤いボタンを押したらバスが止まり、『キャー、バスを止めてしまった』
そっーとドアを開けて見ると、皆さん外に出ようとしています。慌てて私も降りようと思いましたが、小野さんの言葉を思い出し、よくよく見るとバスの中にまだ四、五人居たので時計を見たら、あと一時間はあります。このまま乗っていても大丈夫だと思い席に戻り外を見るとバス停でした。
高速道路から街に入ったので坂道や曲道が多くなったと納得です。迎えに来てくれた小野さんにトイレの話をしたら、笑って「トイレはまっすぐの道でした方が良いですよ」と、言われました。
イタペチニンガについてすぐにレストランで昼食を食べ、場所を移して誕生会と例会です。ケーキを食べお腹いっぱいになったところで、私の体操や話なので皆様眠くなるのではと思っていましたが、しっかりと話を聞き運動も呼吸法もしてくれました。とても明るい老人会でした。「もう、一世は四人ぐらいで後はみんな二世や三世だよ」と教えてもらい、御夫婦で参加している会員の方もおられ、男性が約三分の一。そんなに男性が多いのは今まで行った中では、イタペチニンガだけだと思いました。帰りは日も短くなって来た頃なのでバスから星が見られとても綺麗でした。
六月十八日はリベロン・ピーレス錦友会です。メトロに慣れ、Tamanduateiまで行けます。と赤木前会長に言いましたが、心配してSao Joaquimまで迎えに来てくれました。赤木さんと一緒に行って正解でした。その日は何故か電車が途中で折り返し運転でした。慌てて降りてホームを移動し、別の電車に乗れば止まるのではと思えるような走りで、早く迎えに来てくれたのに例会にギリギリセーフの時間に着きました。私一人でしたら電車で行ったり来たりしていたことでしょう。新聞に穴を開け、新聞ボールを運ぶゲームをして楽しく過ごしました。三回のビンゴも全回当たって楽しませて頂きました。
六月二十日はジュンジアイ睦会です。玉井先生が六月号の新聞に載せてくれましたのでここでは省きます。
六月二十二日はモジ・ダス・クルーゼス中央日会老人部です。西丸さんがモジに迎えに来てくれ、一緒にバスに乗り、会場に向かいましたが時間がかかりました。モジでも新聞ゲームをしましたが、歩いたりかがんだりするので足が痛い方などは参加できませんでした。みんなが参加できるようにする事が課題となりました。
六月二十八日は鶴亀会です。穴の新聞ゲームは止めて新聞を箸代わりに使いボールを入れ替えるゲームをしました。皆様とても上手で、笑いながら楽しく出来ました。
七月六日はアルジャー親和会です。会場へ入るとすぐに蘭の花、シクラメン等など花で飾られ華やかなビンゴの景品が目に尽きます。こちらでは、足に自信がない方も参加できる穴開き新聞ゲームをしました。
七月七日、八日、九日は日本祭りです。ホーリネス教会の鈴木牧師に頼まれて三日間熟年広場で呼吸法や家で出来る運動を実技し、また、楽しくゲームをやって来ました。佐賀県人会のアイスの天ぷら、長崎県のチャンポンや宮城県のはらこ飯、苺を串で刺しその上にチョコがかかっているのを食べたりコチア青年の所で大根とネギなどを買ったりしました。また、絵手紙で桜を描いたりと楽しい三日間でした。会場の広さに圧倒されますがゆっくりのんびり楽しめますので、行った事のない方は来年行ってみてはいかがですか?
十五日は桜会、十七日はみずほと両クラブで新聞玉入れをしました。新聞を丸めて玉を作るところからやってもらい、箱に入れるゲームで「新聞玉も弾むのね」とは、参加者の声。
二十日はカンピーナスです。人数が多く、ゲームの場所が取れず呼吸法と笑いという家でも簡単に出来る体操をやりました。新聞穴ゲームは会員の方に手本として舞台でやってもらいました。
二十五日はアチバイアです。七時三十三分にチエテに着くとバスがもう来ています。掲示板を見ると『八時アチバイア』と書いてあります。切符を見せたら「乗れ」と言うのですが「ちょっと早いのでは?」と思いながらも八時のバスなのかなーと思い、乗り込むと、やはり一台早いバスに乗ってしまい八時四十分には着いてしまいましたが、早く迎えに来てくれていたので会館に早く着いてホットしました。アチバイアではストレッチのプリントをコピーして全会員に渡してくれていたのに、新聞ゲームの為にストレッチを少し忙しくやってしまい申し訳ありませんでした。帰りは順調にチエテに着きましたが、メトロで凄く時間がかかり(各駅十分ぐらいドアを開いていた)また凄く混んでしまい一駅早いリベルダージで力の限り人を押して苦労して降りました。
二回目からは膝体操と呼吸法とゲームなどで大いに笑い、楽しんでやって行きたいと思っています。大いに笑いましょう。笑うから楽しいのです。
シダーデ・リンダに参加して
去る八月五日土曜日、熟連健康体操教室(川添敏江先生)のメンバー四十名は文協からのお声がかりで、ドリア市長が提唱するシダーデ・リンダ(きれいな街に)運動の一環として、リベルダーデ地区の清掃に参加した。
朝八時、リベルダーデ広場に集合。ラジオ体操の後、市長代理や市会議員の挨拶を聞き、支給されたお揃いの白ハチマキ、白Tシャツで川添先生を先頭にホウキ、ちり取りを片手にいざ出陣。誰かが曰く「何だか、挺身隊(ていしんたい)みたいね」と。すると、すかさず「古い言葉を知っているのね。お年が知れるわよ」なんて声も。そんな軽口をたたきながら、それぞれ指定の持ち場へと向かう。
ホウキなどの清掃道具は用意されており、我々は熟連近くのタグア街が担当。いつもは学生らが投げ捨てる紙コップなどが山のように散乱しているのだが、この日は妙にこざっぱりとしている。聞くところによると、多分、市長が来るかもしれないという事で、前日の夜に市の清掃員が掃除をしたらしいとかしないとか…。
大きいゴミはあまりなかったが、落葉やタバコの吸い殻が石畳の間やアスファルトの割れ目にかなり入っている。室内喫煙が出来なくなったので、皆、外でポイ捨てをしている。熟連でも外用の吸い殻入れが必要だ!と思いながら、掃きよせる。
難儀だったのは電柱のポスターはがし。しっかりとした糊を使っているらしく、水で濡らしてからこそげるのだが、なかなか剥げない。川添先生も文協の呉屋会長も皆に混じって励んでいる。
この日の朝の気温は十五℃と肌寒く何枚も着こんできたので、陽が出て体を動かしていると、汗が滲んできた。道行く人が「ごくろうさん」と声をかけてくれたり、「何しているの?」なんて聞かれると「見りゃ、分かるでしょ」なんて減らず口を言う。「もっと家庭や学校で躾(しつけ)教育をしなければダメだ!」と、正論をはく人もいて、あれこれおしゃべりを楽しみながら「小さな奉仕が出来た充実した半日だったね」とは参加者多数の声だった。(や)
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